月別アーカイブ: 2014年1月

夢を取るか実を取るか?

 「夢を取るか、実を取るか?」
        匿名さん。

 ふと、恋愛、結婚について考えてみました。
 私はもうすべて卒業してますが、それでも青春
はありました。
 私にとっての恋は、胸のときめきでした、
「あばたもえくぼ」と、いう人もいますが、私は、
欠点がわかっていても 好きという気持ちが抑え
られない感じでした。
 その時の勢いで結婚すれば、悔いることになる
かも知れません。そして女も30,40になると、
結婚に打算がからみます。ただ、女には演技が混
ざります。
 恋をしている自分に酔っているいて、他人に見
せたい感じとでも言いましょうか。
 その時、すごく良く見せたいと思うのです。
 林真理子さんが、かなり前に書いた小説に、他
人、友人の目に映る自分を無意識のうちに、素晴
らしい恋人、幸せな妻、事故で半身不随になった
夫にかいがいしく尽くす妻、多分愛もあるでしょ
うが、何より演技も入っているという話で、なる
ほどなと記憶に残っております。
人間て私の感じでは、どんなに困って相談、話を
している時も絶対に全ては話さない、自分に都合
が良い事のみ話しているように思えるのです。
 将来の夢を語るうちに、理想の自分を投影して
いる場合もあります。
 今、私の周りにいる結婚している友人は、長年
一緒に仲良くしている夫婦も、定年後は奥さんに
頼り切っている方が多いようです。奥さんがいな
ければ何も出来ない夫が多いという事でしょうか。
 ご主人に行動を制限されて、こぼしている奥さ
んに、ある人が「尽くすのが仕事」だと思いなさ
い。と忠告しているのをききました。また、その
人は、大金持ちの浮気ばかりしている夫を持つ奥
さんに「嫌なら別れなさい、でも今の生活は出来
なくなる、どちらを取るかは、あなた次第だけど、
何か自分の楽しみを作ってみたら。別れたら今み
たいに奥様、奥様と皆に言われることも無くなる
わよ」とも言っていました。
 現実を見抜いての言葉だと、つくづく感心した
ものです。

(注)ご本人の経験談にも思えますが・・・?


バク以外にも夢を食む動物がいた!

  バク以外にも夢を食む動物がいました
        花咲 寿奏(仮名)

 恋愛話は胸三寸に収めて、と思っていましたが、若からし日の思い出などを。
 当時24歳の私は、医療事務の資格を取得して志し半ば、都会に残るか故郷に帰って就職しようか、と、人生の岐路に立たされた気分で悶々と過ごしていました。
 そんな矢先に、マンションの共用宅配ボックスが故障したことがきっかけで、同じマンションの2フロアー上に住む男性と仲良くなりました。年齢は私より一歳下で、当然ながら全く同じ間取りの部屋に住んでいる関係で、話もたちまち盛り上がり、更新時期も重なっていたことから、あっという間に同棲する流れになってしまいました。
 この頃は、こんなことでもドラマの様な出会いのような気がして、東京で再び夢を叶えるよう「一緒に頑張ろう!」とか励まされて、私もつい、「運命の人に巡り会えた」、などと錯覚し、迷いが吹っ切れた気分になってしまったのです。
 ところが、いざ実際に生活を共にしてみると、あっという間に綻びが出てしまいました。
 いざ蓋を開けてみれば、その彼は、身の丈に合わないのに無理をして借りた賃貸マンション、年金を今まで一度も払ったことがない、カードのリボ払いで借金まみれのその日暮らし、そんな状態であることが判明したのです。
 世間一般では、夢を持った男が素敵だなどと言いますが、あまりにも実が伴わない夢を食むバクのような男はダメです。
 今は車の免許がないけれど、将来は運転手を雇える位に稼いで偉くなる…という彼の夢は、もはや空想でしかありません。
 金の切れ目は縁の切れ目、と昔の人は言いましたが、急速に二人の関係は悪化していきました。
 私個人としては、彼のために貯金も使い果たし、金銭賃借承諾書なるものを公正証書として作成し、結果的に高くついた社会勉強代でしたが、現実的には全てリセットし、0からスタートを切る羽目に陥ったのです。
 お金を貯めながら、次の住処を探すのには大変な思いもしましたが、手を差しのべてくれる友人達がいたからこそ今の自分が在るのだと思います。
「夢」という漢字も、一歩間違えると「儚い」となってしまうことを身を持って学んだ24歳の青春でした。
 蛇足で一言・・・今は、夫という同居人と平和に暮らしていますが、この話はオフレコ、だから仮名です。

(注)ご本人の職業もオフレコ、時々テレビで拝見してます。 


そばにいるだけで・・・

 7、「そばにいるだけで・・・」
        匿名さん。  

 恋愛、結婚の事に関して私の感じた事・・・
 もう、50歳も半ばですから感じ方も若い時と少し変わった
ような気がします。
 どんなに相思相愛になっても、何年も経つと気持ちは薄れ
てきてしまうんですね。寂しいことに・・・自分に自信を持
ちたいのだけど、若い時の様にはいきません。
 結婚に関しては、一緒に暮らしてみないと分からないです。
私は失敗したと思っています。
 過去に戻れるなら、リセットしたいくらいです。
 私の理想の夫婦像は子供が巣立って二人になったら、一緒
に何かが出来る夫婦だと思っていました。
 その相手が、どう考えても主人が当てはまらないんです。
 我が強くて優しさがない・・・
 そばにいるだけで、返って気分が悪くなります。これは、
チョット言い過ぎかな?

(注)いいえ、思いっきり言ってください・・・村長。


苦しい恋

「苦しい恋」
       大村 志穂(仮名)      

 胸の奥にくすぶっている苦しい恋の思い出を、この
機会に吐き出します。
 好きになってはいけない人との恋愛は、ドキドキ感と
苦しさの連続でした。結果的に、少しも良い事などない
ことを知ったことが学習効果だったようです。
 この彼のおかげで、キレイになる努力を惜しまない気
持ちになれました。
 実際にキレイになったとかではなく、それを習慣づけ
られたことに感謝しています。妻子持ちのその彼とは、
小学校の同窓会で、たまたま隣同士の席に座り、メル
アドを交換し、友人を交えて何回か飲みに行ったり、
花火大会に行ったり、そのうちに何人かと約束しても、
仕事があって、全員と集まれなくなり、連絡がつきやす
い彼と二人だけで、会うようになり、何回か二人で、飲
みにもいきました。
終電が終わる前にお互いにちゃんと帰っていたのですが、
ある日、話に夢中になり、お互いに帰りたくなくなり、
コンビニで、お泊まりセットを買いその晩は、ホテルに
泊まりました。
 彼とは、その時が最初で最後です。
 彼は、会社でも人当たりがいいので、メールのやりとり
が楽しいので、メルトモとしては暫く続きました。
 適度な長さの文章で、最近は、こんな風に過ごしてるけ
ど、あなたはどうなの? と、対話ができるメールなのです。
 彼は家庭がある人なのに、つい時間を忘れてメールをして
しまうほど楽しかったのです。
 彼からメールが来ると、いつも嬉しくなっていました。
 マメにメールは来ませんでしたが、暫くぶりにメールが
来ると、胸がトキメキました。
 しかし、所詮は妻子持ちの彼ですから、会いたいときに
会えません。そのイライラに我慢できずに、ついに別れ話
を切り出して・・・。彼との別れは辛いものでした。
 毎日、彼を思い出すたびに、口から心臓が出て来そうな
息苦しさに襲われるのです。
 これが一日に何度も続くのですからたまりません。
 こんなに苦しい思いをしたのは、生まれて初めてでした。
 その苦しさは、1週間ほど続きました。
 最近は、私に彼ができたから・・・と、連絡はとっていま
せん。彼には、「たまには飲みに行こう」とメールで誘われ
ますが、いつまでも実らない恋をしている訳にもいきません
から連絡は、とっていません。
 これでいいのか? よくないのか? いまだに自問自答し
ている私です。