日本平と久能山東照宮ー1


このコーナーは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)が担当します。

 

日本平と久能山東照宮ー1日本平と久能山東照宮ー1

宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)
この度、徳川家臣団大会2018(徳川みらい学会主催)への参加で静岡まで行って参りました。
従姉妹達と私は、咸臨丸総督で軍艦奉行から江戸城明け渡し時の勘定奉行・木村摂津守喜毅の子孫としての参加です。
大会前日の4月15日の午後、東京から新幹線で静岡駅まで行き、駅からは宿の送迎バスに揺られて長閑な茶畑やミカン畑風景などを眺めながらの観光気分です。有度山(307m)山腹の宿を目指して広葉樹林に囲まれた坂道をかなり登って、ようやく一夜の宿になる日本平ホテルに到着、早速、我々が泊る和風の豪華な部屋に案内されました。
その部屋から眺めた景色がこの写真通りです。
 午前中の雨が嘘のように晴れ、目の前にどーんと富士山がありまず。この見事な景観に接して同行者一同、まだご馳走を食べる前なのにすでに大満足の表情でした。
尤もこの写真は、ホテルで頂いたもので、さすがにプロが撮った写真です。私のスマホの写真とは大違いなのは当然です。
このホテルの売りである8割の部屋が富士山に面しているという言葉通り、それはそれは大きい富士山が雨上がりの青い空の中に美しく佇んでいました。
我が家から遠くに小さく見える富士山を垣間見るだけでも幸せと思っていましたが、目の前にある富士山は本当に高くそびえていて感無量でした。さrni,
さらに、その麓には駿河湾、三保の松原、清水港があり、さすがに世界自然遺産になっただけの景観の広がりで、1980年の日本観光地百選コンクールで第1位、2016年に「日本夜景遺産」に認定されたのも当然です。
それだけに、ごく普通の感受性の持ち主である私が、この素晴らしい景色を一望しただけで一瞬、日本人に生まれて良かった、と思ったのもごく自然の感情だったと言えるのです。
つづく・・・