佐久小海町フィンランドビレッジへの旅

このコーナーは宗像信子講師(左)と安司弘子講師(右)の担当です。

佐久小海町フィンランドビレッジへの旅

宗像 信子
(開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

5月のさわやかな季節のなか、佐久小海町フィンランドビレッジに行ってきました。
とてもお天気が良く、東京駅から貸切バスに乗った瞬間から、どれだけ楽しい旅行になるかとわくわくしました。
あまり渋滞にあうこともなく、順調に長野県に入りました。
奥村土牛美術館に行きましたが、とてもすてきな和風のご自宅が記念館になっていました。
作品は代表的な絵がたくさんあり、100歳を越えた画家の一生を垣間見られました。
ちょっと不便な場所ですが一見の価値はある記念館でした。
お庭にもたくさんの花がきれいに手入れされていて、絵だけではなくお庭も楽しみました。
次に今フィンランドビレッジと言われている松原湖周辺に行きました。
景色をみてフィンランド村と名付けられた理由がわかりました。
周りには中央アルプスや南アルプスの山々が見え、松原湖というのは小さい湖の集合体だそうが、山脈、湖、畑のコラボが確かにフィンランドという感じです。

その中にヤルビーホールという町営のコンサートホールがあります。
多分、町おこしで建てたのでしょうが、シュタインウエイ&ソンのグランドピアノがあり、こんな山奥にとは思いましたが立派なホールでした。
その中で近藤沙織さんという桐朋大学出身の実力派のピアニストが下記の曲を演奏いたしました。

クロード・ドビッシー(1862-1918): 2つのアラベスク、仮面、版画
ジャン・シベリウス(1865-1957): フロレスタン
セリム・パルムグレン(1878-1951): 太陽と雲 作品102
フィンランド村にふさわしい曲目で、北欧のクラシックを堪能いたしました。
(注)写真は上から
・佐久小海町フインランドビレッジ、小海町音楽堂
・さながら、フインランドの景色
・フロレスタン演奏

演奏終了後、宿泊予定のホテル「小海リゾートシティ・リエックス」に行きました。
この日はこれで終わりました。
次の日の話は次回のお楽しみに・・・