甦る仁のこころ 合同慰霊祭・特別記念講演余談3

このコーナーは安司弘子講師(左)と宗像信子講師(右)の担当です。

白河戊辰150周年記念事業
~「甦る仁のこころ 合同慰霊祭・特別記念講演」余談~3

安司 弘子
(歴史研究会白河支部長)

 

2011年10月作家・浅田次郎氏の講演「新選組とその時代」を開催。日野市にある「佐藤彦五郎新選組資料館」の佐藤福子館長にもお出でいただき市内を案内させていただきました。

2012年10月、「第28回歴史研究会全国大会 奥州白河大会」を3日間に亘り開催。
第1日目は式典のあと白河市都市政策室長で元学芸員・佐川庄司氏が「白河関周辺の歴史とロマン」の内容で基調講演。パネルディスカッション「ご子孫が語る戊辰戦争白河口の戦い」では、戊辰に所縁の棚倉藩阿部家第22代当主・阿部正靖氏、忍藩松平(奥平)家第16代当主・松平忠昌氏、二本松藩丹羽家第18代当主丹羽長聡氏が登壇し、阿部家家老の子孫平田重樹名コーディネーターにより、当時の立場や状況に熱弁を奮っていただきました。
つづいて「安珍念仏踊り」や語りなどのアトラクションを加えた祝宴で終了。
2日目は見学会「国指定史跡の白河関・南湖公園・小峰城跡を探訪する」。
3日目も見学会「戊辰戦争白河口の戦いの史跡を探訪する」。
全国から340名ものご参加をいただいた初日に加え、2日間に亘る史跡探訪では大型バス3台で白河の名所と白河・棚倉の戊辰の史跡を訪ねました。

遡って、「山の寺」を会場に前段として行われた歴史研究会の出張イベント「歴史を楽しむ会in白河」にも80名もの参加があり、阿部正靖様と平田重樹様の対談から地元の「おもてなし隊」による酒宴まで楽しく盛り上がり白河を知っていただく得がたい機会になりました。
参加者の中には、ここのコーナー「史話秘話名所名物・雑談ルーム」を一緒に担当する、咸臨丸総督・木村摂津守喜毅のご子孫、宗像信子さんもいらっしゃいました。
「手作り懇親会」は大好評で本番の全国大会2日目の懇親会場として、ふたたびおもてなし隊の活躍となるのです。

この大きなイベントの事務局長として恙なく盛況に終えることが出来たことは私のその後の活動のステップアップに繋がっています。

つづく