城下町・古河散策

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宗像 信子
 (開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

城下町・古河散策

古河の町には「古河歴史博物館」「古河文学館」「作家 永井路子旧宅」などがあります。
静かな佇まいの城下町にとても似合う文化的施設があるので、散策には楽しめます。
歴史博物館に向かってぶらぶら歩いていたら、立派なお寺さんがありました。
日蓮宗の法興山妙光寺で大きな立派な木が門のそばにありました。


またお万の方ゆかりの寺だとか。水戸黄門さまの祖母です。
徳川家康の愛妾として有名な方ですよね。
寺のお宝としては葛飾北斎が晩年に描いた「七面大明神応現図」がある(東京国立博物館寄託)そうです。

歴史作家の永井路子の旧宅は女学生のころ過ごした母の実家で、古河文学館に彼女の作品が展示されています。
またこの文学館には鷹見泉石の孫鷹見久太郎が発行した児童文学史に大きな足跡を残した絵雑誌『コドモノクニ』の関連資料などを展示しています。
古河に来ると何かいろいろな知識が得られるようでうれしいです。