洗足池と御松庵

 

宗像 信子
 (開運道芸術部門顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

 洗足池と御松庵

洗足池のほとりにある妙福寺は鎌倉時代に創建された御松庵という庵に由来するそうです。日蓮聖人が1282年(弘安5年)に身延山から体調を回復するために降りてきたときに、日蓮聖人が休息し足を洗ったのが洗足池だと伝えられている。
 御松庵には、その折、日蓮聖人が袈裟を掛けたとされる松があります。現在の松は三代目だそうです。
 その後、日蓮聖人は池上宗仲邸(い現在の池上本門寺)でお亡くなりになり、身延山に葬られています。

洗足池が借景になっていてとても趣きのあるお寺でした。
 洗足池にカップルで行き、ボートを漕ぐとそのカップルは別れるというジンクスがあるそうです。
また池の中に弁天様があります。女の神様ですのでお社も赤で華やかでした。
でも弁天様は焼きもちを焼くそうですから、カップルでお詣りするのはやめた方がいいみたいです。