裁判所での「調停」とは?ー3

   

    家庭問題相談ルーム

宗像信子 (むなかたのぶこ)
元家庭裁判所家事調停委員、公益社団法人家庭問題情報センター会員、開運道芸術部門講師。咸臨丸子孫の会幹事(軍艦奉行木村摂津守玄孫)。幕末史研究会、長崎楽会などに所属。
趣味は古典、歌舞伎、 音楽など。

               日本の家庭裁判所
家庭裁判所 に対する画像結果日本全国の県庁所在地に設置されています。家事事件、民事事件、少年事件などに携わっています。 私は家事事件の調停委員を長いことしていました。家事事件の一番主なケースは夫婦関係調整です。面会交流、婚姻費用の分担、養育費の請求、親権の変更、監護者の変更、子の引き渡し等々いろんな事件が申し立てられています。日本は調停前置主義ですので離婚とかもいきなり裁判はできません。まず調停で話し合いなさいということです。

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宗像 信子
(開運道芸術部顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

 裁判所での「調停」とは?ー3

これからは調停がどう進められるかを説明いたします。
前回説明した当時者からの書類を二人の調停委員および書記官、担当裁判官は読みます。
男女二人の調停委員はそれを読んだ後、このケースはどう進めればいいのかを相談します。
また裁判官もこのケースはどう進めますかと調停委員に聞きます。
調停委員で相談した方向を裁判官に説明し、大体裁判官もその方向で進めてくださいと言います。
いよいよ調停です。
オープニングセレモニーがまずあります。
本当はお二人に調停室に入って頂き説明するのが建前ですが、どちらも相手と顔を合わせたくないというのが本音ですから、別々にします。
まず調停とは話し合いであること。
調停委員がああしなさいとかこうしたらとはいいません。
決めるのはご自身です。という基本を説明します。
また今はこの席にはいませんが、裁判官いて3人でこの事件に対応すると説明します。
最後に私たち調停委員は守秘義務をおっていますので、この調停室からこの事件に関することは外にはでません。
ここが裁判と違う大事なことです。
この調停を録音撮影はできません。等々説明します。
この頃は録音する機械もいろいろあるので、こっそりと録音する当事者もいるみたいなので、調停委員も気を付けなくてはなりません。
以上のような注意事項を説明するのが、オープニングセレモニーです。
このセレモニーが終了したらいよいよ調停が始まります。

         つづく

 

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 宗像信子相談室のご案内です。
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 元家事調停委員、面会支援員、開運道顧問 
 宗像信子の
「家庭問題よろず相談室(秘密厳守・女性専科)」
 この度、長年の経験を生かして「家庭問題専門の「相談室」を開きました。
 私は長年、家庭裁判所の家事調停委員を務めてまいりました。
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