調停とは?-5

    家庭問題相談ルーム

宗像信子 (むなかたのぶこ)
元家庭裁判所家事調停委員、公益社団法人家庭問題情報センター会員、開運道芸術部門講師。咸臨丸子孫の会幹事(軍艦奉行木村摂津守玄孫)。幕末史研究会、長崎楽会などに所属。
趣味は古典、歌舞伎、 音楽など。

               日本の家庭裁判所
家庭裁判所 に対する画像結果日本全国の県庁所在地に設置されています。家事事件、民事事件、少年事件などに携わっています。 私は家事事件の調停委員を長いことしていました。家事事件の一番主なケースは夫婦関係調整です。面会交流、婚姻費用の分担、養育費の請求、親権の変更、監護者の変更、子の引き渡し等々いろんな事件が申し立てられています。日本は調停前置主義ですので離婚とかもいきなり裁判はできません。まず調停で話し合いなさいということです。

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宗像 信子
(開運道芸術部顧問、咸臨丸子孫の会幹事)

調停とは?-5

家事調停で一番多い事件は夫婦関係調整事件です。

前にも説明いたしましたが、離婚調停と円満調停があります。

多いのはやはり離婚調停です。

原因はいろいろだし、夫からも妻からも申し立てがあります。

原因はモラハラ、パワハラ、セクハラ等々のDV事案も多いです。

暴力については、これは考え直しませんか?などとはもう聞きません。

また実際の暴力もありますが、言葉の暴力もとても多いです。

どんな言葉かというと、専業主婦に対しての

「誰のおかげで生活ができていると思っているのか!」

「一体、日中は何をしているのか?」

ここらへんの言葉は妻の心をかなり傷つけます。

そういう言葉をなげつけられていると、もうこの人にはついていけないと悩み始め、離婚の2文字が頭をよぎるようになるみたいです。

自分はただ家事をしていればいいのか?

そんなに取るに足らない人間なのか?

そして夫に対しての人間不信へとなっていきます。

そんなことが我慢できないなんてと他人は思うかもしれませんが、本人にしては心が折れてしまうようです。

ここで夫がはたと気づいて、悪かったと反省してくれれば妻の心が癒されることもあり、離婚にいたらないこともあります。

夫は決して「だれがたべさせてやっていると思うんだ!」という言葉は言ってはなりません。

<つづく>

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 元家事調停委員、面会支援員、開運道顧問 
 宗像信子の
「家庭問題よろず相談室(秘密厳守・女性専科)」
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 私は長年、家庭裁判所の家事調停委員を務めてまいりました。
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