女性のための開運講座ー58&新撰組


 

 明けましておめでとうございます。
 平成23年最初の講座をお楽しみください。
 私は腰痛再発中ですが気力充実、希望をもって新
年を迎えました。仕事も趣味もやる気は充分です。
 元日の朝は山口放送の自分の占い番組、これが仕
事始めで、6日にはテレビ岩手の正月番組に出かけ
て参ります。
 昨年を振り返ってみると自分にとって、実に不思
議な一年でした。介護生活で得たもの失ったもの、
それも半々でした。
 得たものは介護の実態を知ったこと、96歳の母
親と過ごす貴重な日々の体験です。
 失ったものは仕事(一部)、鮎釣り、飲食仲間や
メル友などですが、却って整理がつきました。
 体力精力の衰退、異性への興味の減少は年のせい
ですが、これは誰にも言えません。もはや、新たな
恋もなく、今までの交流なども自然消滅です。
 おかげで諦めがついてスッキリ、これで煩悩も消
えそうな気がします。
 そうなると、介護、ボランティア、小説書きに没
頭できて好都合・・・そう考えると、高齢化もまん
ざらではありません。
 力まず、サボらず、諦めず、今年は1年を通じて
マイペースで通します。

「逢ふことの絶えてしなくばなかなかに 人をも身
をも恨みざらまし」
 これは、拾遺集にある中納言朝忠公の歌ですが、
わが身にも通じます。私の場合は密かに人を好きに
なり、逢わずに消滅、これでは歌にもなりません。
 ただ、今年は、その根源になる欲望が減少中です
から、気が楽です。
 若い皆様は、これから大いに恋をしてください。

 友人との腐れ縁の話は次回に・・・
            つづく
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 さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
 これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
 途中からご覧の方は、遡ってご覧になってくだ
さい。勿論、男性が見ても役立つはずです。
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 女性のための開運講座ー58 

 さて、今日は日本テレビ系列各社の一部に配信
した今年の元原稿です。参考にしてください。
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     2011年は、こんな年です。

 平成23年は、占いで「七赤金星かのと卯」、
本年は、グルメ・言論・趣味・娯楽・社交がキーワ
ードになります。
 政治・経済、芸術・芸能・スポーツなど全ての分
野で新旧の入れ替えが進みます。
 平成23年の共通吉方位・恵方(あきの方)・歳
徳神は「南の東寄り」です。
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 平成23年を幸せに過ごす風水の極意。
 1年を通じて、
 1、家族の健康のために台所をきれいにする。
 2、人間関係改善のために玄関をきれいにする。
 3、経済面をよくするために財布を大切にする。
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 平成23年の生まれ月別運勢とラッキ-アイテム。
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 1月生まれ□平運「苦労をした後でチャンス到来」
  ツキ月は9月、ラッキ-アイテムは「デジカメ」
    愛情運○小吉、健康運◎大吉、金運△注意 
 2月生まれ○小吉「仕事順調こまめに愛情メール」
  ツキ月は6月、ラッキ-アイテムは「筆記具」
    愛情運◎大吉、健康運□平運、金運○小吉
 3月生まれ◎大吉「仕事以上に私生活でハッスル」
  ツキ月は11月、ラッキ-アイテムは「健康機器」
    愛情運○小吉、健康運◎大吉、金運○小吉
 4月生まれ□平運「好きな趣味など大いに楽しむ」
  ツキ月は8月、ラッキ-アイテムは「メール」
    愛情運◎大吉、健康運□平運、金運□平運
 5月生まれ○小吉「大事な人との約束は必ず守る」
  ツキ月は1月、ラッキ-アイテムは「腕時計」
    愛情運□平運、健康運□平運、金運△注意
 6月生まれ○小吉「公私共よき協力者に恵まれる」
  ツキ月は10月、ラッキ-アイテムは「シュ-ズ」
    愛情運○小吉、健康運◎大吉、金運△注意 
 7月生まれ◎大吉「仕事も趣味も努力の成果出る」
  ツキ月は3月、ラッキ-アイテムは「楽器」
    愛情運○小吉、健康運○小吉、金運◎大吉 
 8月生まれ○小吉「誘われレジャーに楽しみ多い」
  ツキ月は12月、ラッキ-アイテムは「財布」
    愛情運○小吉、健康運◎大吉、金運○大吉 
 9月生まれ□平運「人に尽くすことで満足する」 
  ツキ月は5月、ラッキ-アイテムは「バッグ」
    愛情運○小吉、健康運□平運、金運○小吉

10月生まれ◎大吉「仕事が好調で対人関係も良好」
  ツキ月は2月、ラッキ-アイテムは「パソコン」
    愛情運◎大吉、健康運□平運、金運◎大吉 
11月生まれ◎大吉「仕事以上に私生活に喜びあり」
  ツキ月は7月、ラッキ-アイテムは「携帯電話」
    愛情運○小吉、健康運○小吉、金運○小吉 
12月生まれ□平運「心身快調で公私共に充実する」
  ツキ月は4月、ラッキ-アイテムは「手帳」
    愛情運○小吉、健康運□平運、金運△注意
 本年のご多幸をご祈念申し上げます。
               花見 正樹
 恋愛・結婚、さまざま模様は次回に続きます。
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 書店発売中の「坂本龍馬異聞」に続き「新撰組
3部作」を執筆中です。その内容を先にお届けし
ます。
 ホームページでも挿絵入りで連載を始めました。
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 新撰組ー異聞

 第二章 勝太の心象風景

(7)気になる男-1-2

 原田は迷っていた。
 原田忠司は、徐々に自分が勝太を認めていること
には気づいている。
 勝太が師の近藤周助から学んだ天然理心流の技は、
剣術の立会、居合に小具足、気合術などだが、原田
忠司は、これに棍棒術などを含めて天然理心流百三
十種の技のかなりの技を身に付けていた。勝太は、
原田忠司が十年で身に付けた技を、その主要な部分
だけとはいえ、わずか四年あまりの歳月で身に付け
たことになる。
 原田は、その勝太の努力に驚嘆し、十年前の自分
の少年時代を重ねた目で勝太を見ていた。この勝太
の強い意志と激しい気性、さらには天性の剣術の才
能をも認め、天然理心流の後継者に相応しいとも考
えた。
 それと、自分は家督を継がねばならないこともあ
り、師の周助の許しを得て分教場として国領に自分
の道場を持つことが得策であるとも思ったりする。
 この時点ですでに、原田の心には勝太に宗家を継
がせて天然理心流の行く末を任せてもいい、こんな
思いもあったが、大きな不安があった。

 勝太は武術に秀でた好青年だが、貧しさから這い
上がって経済面で苦労した周助師と違って金銭感覚
に欠けている。お人好しの勝太が継ぐ試衛館は、い
ずれ道場主を慕うと見せかけたタダ飯タダ酒目当て
の口だけ達者な剣客崩れの浪人共の巣窟になり、出
稽古にも出られなくなって経済的に行き詰まる。
 その時に経営の才のあるよき弟子が現れるかどう
かが、将来の繁栄の鍵を握ることになる。それだけ
が原田にとって心配の種だった。

 ただ、この勝太への信頼感と、原田自身の男の意
地は別だった。
 試衛館の虎と言われた自分が、負け犬になって外
で道場を構えても強い弟子は集らない。宗家の道は
諦めても自前の道場は繁栄させたい。それには、勝
太以上の激しい稽古を積んで、完膚なきまでに勝太
を叩きのめして自立する以外に道はない。それには、
この突出した弟弟子と激しい稽古を重ねるのが一番
の近道なのは間違いない。
 これまでの凄まじい稽古によって勝太は、誰と闘
っても負けない気迫をも身に付けていた。だが、厳
しく仕込めば仕込むほど自分以上に勝太が強くなっ
てゆく。勝太と二人で激しく稽古を積む限りはこの
矛盾からは脱け出せない。
 原田忠司は、これに気づきながらも稽古を続けた。
 これでこそ天然理心流は無敵になる。これは先代
の後継者争いの時と全く同じ図式だった。
 門弟達は、この勝太が加わったことで島崎(一)、
原田、福田の試衛館三羽烏が四羽になったなどと言
っている。ただ、門人の誰もが、若い勝太が周助の
後継者争いで頭一つ抜け出しつつあるのを感じてい
るような気配はあった。

 他流試合も道場破りも勝太の得意技になったが、
今は、天然理心流の島崎勝太と名乗っただけで二流
の町道場主は逃げ腰になって、さっさと草鞋銭を包
んで差し出して逃げた。 勝太としても、軽い竹刀
での形にこだわった道場稽古では何の益もない。
 ただ、懐紙に包まれたわずかな金子は貴重な道場
の維持費になる。それに、周助の酒代稼ぎや食客の
食事代も稼がねばならない。だから出稽古のない時
は、道場破りも止められない。それも今はもう顔も
名も知られ過ぎてままならない。天然理心流に「島
崎勝太あり」の声は江戸西部から多摩一円に鳴り響
きつつあった。
                 つづく
      ---
 では、次回をお楽しみに・・・・
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          開運道スクール
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