女性のための開運講座ー60&新撰組


 この15日は暦の上では小正月の大安吉日、これ
で「正月気分よサヨウナラ」です。
 もっとも、14日のニュースで組閣の顔ぶれを見
た人は、もう驚いて正月気分も吹き飛んだことと思
います。でも、これを喜びに換える手もあります。
 元気な日本にほど遠い消費税アップ派の老人を大
臣にし、一度クビになった官房長官を再度登場させ、
国民の夢と希望を奪っています。これで増税と不況
は間違いありません。もう政府に期待する気はなく
なりました。
 そこで、自分で頑張ることにしました。
 世間の評判以上に力量のないダメ菅総理のおかげ
で、少々気合い不足だった私も、何だか自衛手段と
して頑張らなければいけない気分になってきました。
 この、やる気、というのは何か切っ掛けがないと
なかなか出て来ないものです。
 零細企業で生きてきた私の経験では、政治が悪い
と倒産が続出します。倒産してから総理を呪ったとこ
ろで、そんなのは後の祭りです。ここは、しっかり
と褌を締め直して(今はパンツですが)、自分自身
で逆境を恐れないように準備万端怠らずに、道を切
り開いて置かねばなりません。ドロナワ(泥棒を捕
まえてから藁で縄を編む)よりは、備えあれば憂い
なし、で過ごしたいものです。
 15日、十両でただ一人6連勝だった新成人の舛
の山がついに敗れました。平成生まれの関取で初の
優勝かと、関係者はかたずを飲んで見守っています。
 ま、十両のどん尻力士ですから無理だとは思いま
すが、千秋楽の打ち上げパーティが優勝祝賀会にと
いう夢は、千賀の浦(元関脇・増田山)親方だけで
はありません。競馬問題などで揺れた各界全体が新
鮮な風が汚濁して溜まった汚れを一気に吹き飛ばし
て欲しいものです。
 政界と各界、どちらが先に停滞した空気を一新し
て信頼を取り戻すでしょうか? もっとも、相撲は
生活に直結していませんから、同じ土俵で測るのは
間違いですね。
 ところで、私の母は昨年7月、点滴と流動食、寝
たきりの重病老人として我が家にきたときは「要介
護度5」に認定されていました。これが最悪の状態
らしいのですが、昨年暮れに再認定され、この日が
その通知日だたのですが、市役所から来た通知には、
「認定遅延」の通知でした。理由は記入されていま
せんので分かりませんが、憶測すると「高齢者が増
えて審査が間に合わない」「役人がサボっている」
「要介護度5が疑わしい」・・・どれもが最もです。
 役所の係官が調査に来た時、母は絶好調で、昔
話から家族のこと、現在の老人問題まで語った挙句
に、トイレまで杖なしで歩いてみせた(老妻談)そ
うですから、「要介護度2~3」が妥当のようです。
 それにしても、96歳で介護度が一気に軽くなる
例はあまりないらしく、審査結果が楽しみです。
               つづく
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 さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
 これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
 途中からご覧の方は、遡ってご覧になってくだ
さい。勿論、男性が見ても役立つはずです。
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 女性のための開運講座ー60 
 恋愛・結婚、さまざま模様
 
 前回の10干による愛情運は不評のようでした。
 日常に使われないからです。
 それに引き換え、12支は好評で、もう少し詳し
くという注文が入っています。
 そこで、12支それぞれの性格と対人関係、愛情
運を列記します。
 12支からみた性格と愛情運
 子生まれの人
 性格
  卓抜した直観力と記憶力を持ちながらも、金銭
的には締まり屋のタイプです。何事にも楽観的すぎ
て見通しの甘い点があり、情にもろいタイプです。
 対人関係
  素朴な人あたりのよさで目上の人からは親しま
れますが、曖昧さを嫌う堅苦しさから目下の人から
は疎まれます。
 愛情運
  進み始めると引くことができない直進型。理想
主義で自尊心も高く、弱音を吐かずに相手につくす
タイプです。苦労性で同情心も厚く人のために尽く
します。ただし、独占欲強く嫉妬深い欠点を持ちま
す。特に愛情面での失敗に注意が必要で、記憶力に
すぐれ何事にも水準以上の成功があります。
 丑生まれの人
  性格  まじめ人間で正直一途、粘り強い上に堅い生活
を守っていく保守型ですが、他人の見解に左右され
ない頑固一徹さがあり、謙虚で柔和な印象を人に与
えながらも自説を曲げることはめったにありません。
 対人関係
  人に対し好き嫌いは強い方ですが、控え目で人
情味も豊かなので敵をつくることは少ないでしょう。
 愛情運
  異性にはきびしく、打算的な一面もあり、にこ
やかにしながらも相手を冷たく突きはなす傾向もあ
ります。
 寅生まれの人
 性格
  堅実な日常生活を守りながらも、いざとなると
思い切った行動で周囲を驚かせます。自尊心が強く、
親切で世話好き、その上に愛情過多になりやすい傾
向があります。
 対人関係
  礼儀正しく几帳面で処世に巧みな面もあります
が、腹を割って自分の心底を見せません。
 愛情運
  細やかな気遣いのできる異性に魅かれます。世
話好きでお人好しですが、計算や駆け引きには本能
的な素早さを持っています
 卯生まれの人
 性格
  快活でさっぱりとした性格です。さっそうと我
が道を行きますが、対人的な警戒心は強い。根は負
けず嫌いですが、野心家ではなく、純真無垢な理想
主義者です。
 対人関係
  短気でアクの強い性格なので、平凡な人物を軽
視しやすいところがあります。好き嫌いは激しく、
熱血漢で目上の人からは引立てを受けます。
 愛情運
  物事にこだわらない朗らかな異性を好みます。
顔には出さないが、交際上の損得には敏感。秘密主
義の傾向があります。
 辰生まれの人
 性格
  純情で人あたりも柔らかな八方美人型のお人好
しですが、人生の厳しさや、人情の機微については
疎いほうです。不撓不屈の精神で人生に体当たりし
ていくタイプです。
 対人関係
  対人的な好き嫌いが強く、わがままとみられや
すい人です。努力型ですが、情に流されやすく、人
によって評価が違う場合もあります。 
 愛情運
  さりげない細やかさを持った異性に魅かれます。
深い情熱を内に秘めているようなところがあります。
意外と理想は高いほうです。
 巳生まれの人
 性格
  楽天的で包容力に優れていますが、客観的で冷
静な批判のできる性格です。洞察力が乏しいので、
ひとりよがりになることもあります。気取り屋の一
面を持っています。
 対人関係
  参謀的存在。守備範囲を守っていて、人間関係
では幅が狭く、問題を起こしません。
 愛情運
  表現が率直で大胆なので派手好みに見られやす
いが、意外と合理的で情には流されないタイプです。
      午~亥は次回に続く
                 つづく
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 書店発売中の「坂本龍馬異聞」に続き「新撰組
3部作」を執筆中です。その内容を先にお届けし
ます。
 ホームページでも挿絵入りで連載を始めました。
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 新撰組ー異聞
 
 第二章 勝太の心象風景
(8)気になる男-2-2
 武蔵国総社である府中の六所宮の例大祭といえば、
古代の歌会から始まった関東三大奇祭の「くらやみ
祭り」だが、これは大人の祭りだから勝太には縁が
ない。子供が夢中になるのは相撲祭りだ。秋風の吹
く季節に行われる八朔子供相撲祭りは、天正十八年
(一五九〇)に徳川家康が江戸城入りを祝って、天
下泰平・五穀豊穣を祈って始まった子供の祭りだっ
た。
 勝太が十三の夏、あの日も近郷の各町村から選り
すぐりのガキ大将を一堂に集めて、日ごろ自慢の腕
力を競い合わせたのが腕白祭りのことだった。
 猿渡神主による払い清めの跡、村の代表による団
体戦と個人戦があり、黒山の人だかりの大声援の中、
大いに盛り上がった。
 とくに、ここで個人優勝することは村の名誉だけ
でなく、将来この地の顔役として一目置かれる存在
になるだけに、本人も必死だし村を挙げての応援や
周囲の後押しも盛んだった。
 この大会では、上石原村代表の勝太が十歳の頃か
ら数年の間、年長者を倒して横綱を張って腕白大将
として君臨していた時代がある。
 この常勝の勝太に決勝戦で土を付けて連勝を阻ん
だのが石田村のバラガキ(薔薇垣=悪童)で知られ
る歳三だった。それまでの二年間も勝太は圧勝して
いたから、気にもしていない相手だった。
 力と気迫では誰にも負けない勝太が、決勝戦でこ
の歳三と対戦することになった。
 気合よく立ち上って、右四つに組んで土俵際まで
御一気に寄った時、左足の内側を思いっきり蹴飛ば
され、不覚にも一瞬気を抜いたところを小手投げに
敗れた。その時、歳三が「ざまあ見ろ」と言った一
言が争いの元だった。試合後に大ケヤキの裏に呼び
出して殴ったのがきっかけで、敵味方、大人も混じ
っての見境のない殴り合いに発展し、結局、大会の
運営に携わっていた世話人、村役人総出の仲裁でよ
うやく騒ぎは静まった。
 喧嘩は収まったが、当事者の勝太と歳三だけが随
神門の裏に呼ばれ、土方家と縁が深く、宮川家とも
親しい本宮司の猿渡左衛門容盛(さわたりひろもり)
から説教を受けた。二人とも宮司には別々に国学を
学んでいるから頭が上がらない。
「相撲は相撲、勝ち負けに遺恨を残すものではない」
 二人は和解を条件に宮司から結構な小遣いを貰っ
たが、「借りは返す」「返り討ちだ!」と、お互い
に次回の勝利を告げて別れた。
 その翌年、勝太が天然理心流に入門し子供相撲を
辞退したことで再戦の約束は果たせず、歳三が強敵
のいない八朔祭りで圧倒的強さで優勝したことを聞
いた。勝太には苦い思い出のある石田村の歳三・・・
あの男だけは許せない。
                 つづく
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 では、次回をお楽しみに・・・・
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