女性のための開運講座-96&新選組


お元気ですか?
沖縄の石垣島沖で海上の波間に揺られて一夜を過ごし、
14時間も漂流した若い女性4人組が無事に救われまし
た。シュノーケルで澄んだ海底の魚貝類や海藻、岩など
の変化を眺めているうちに離岸流にはまり込んで沖に流
されて遭難、たまたま流されていた発砲スチロールの板
二枚につかまって立ち泳ぎしながら救助を待ったという
のです。水温が29度もあったこともラッキーでした。
かなり昔、私は鎌倉の七里ガ浜から逗子までの遠泳に
参加したときのこと、予定の浜に近付いた時に離岸流に
乗り、泳いでも泳いでも近付けない経験をしました。
見まわすと近くを泳いでいた顔だけ知っていた男が手
を上げて「付いて来い」と合図をしているのです。
それで浜と平行に横に泳いで寄せ波に乗り、無事に目
的地に辿りついたことがあります。
ニュースで見た石垣島の浜の透明度は素晴らしいの一
語に尽きますが、驚いたのは発砲スチロールが彼女たち
の手の届くところにニ片も浮かんでいたことです。これ
は偶然とは思えません。あちこちに浮遊物としてプカプ
カと行く先もなく漂い、それは増えるばかりのはずです。
以前、まだ宮崎ー川崎のフェリーが運営していた頃、
夜半に走って九州球磨川での数日の鮎釣りを終え、疲れ
きって車ごとフェリーで帰るのですが、東京湾に近付く
につれ、まだ水は澄んでいるのに樹脂系の浮遊物が海上
一面に漂っていて、甲板で陸地を眺めていた他の乗客と、
「酷いですな」と、眉をひそめて語りあったのを思い出
します。
しかし、その浮遊物が4人の女性を救ったことを考え
ると、そのゴミを捨てた人物が名乗りでれば、4人の命
の恩人となって沖縄県警から人命救助補助などで表彰さ
れることもあり得るのか?
と、なにやら複雑な思いです。
つづく
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さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
途中からご覧の方は、遡ってご覧になってくだ
さい。勿論、男性が見ても役立つはずです。
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女性のための開運講座ー96

安眠美容コース

(6).夢占い

夢は生化学の立場から言えば、無意識下の錯綜した自己
表現であり、昔の人から言わせれば、五臓六腑の疲れでも
あり、占いの立場から言えば、成り行きへの吉凶啓示であ
り、自分自身への予言でもあるといえます。
夢を見ることによって心のストレスを取り去る作用があ
るという説もありますが、たしかに夢には生理学上の自浄
作用があるといえるでしょう。
しかも、夢には自分自身すら気付いていない警告や心の
奥のベールがはがされるような神秘な内容が秘められてい
ます。
その謎を解き明かすことによって有益なヒントを得、夢
をさり気なく上手に活用することができます。
夢は悪夢・正夢・心夢・虚夢・雑夢の5種に分類されま
すが、次のような未知予知としての分類法もあります。

1、霊夢・・・神仏や先祖、故人が現れる・・・奇跡が起こる。
2、正夢・・・日常生活の思いも寄らぬ出来事が夢に現れる
・・・夢に見たことに近いことが実現する。
3、逆夢・・・日常生活の思いも寄らぬ出来事が夢に現れる・・・
夢に見たことに近いことと逆のことが実現する。
4、心夢・・・日頃思っていたことや過去のことが夢に現れる
・・・夢に見たことで心がすっきりする。
5、願い夢・・・日頃から願い事が夢に現れる・・・願い事に近
づく。
6、虚夢・・・心が疲れているときに見る意味のない夢・・・ス
トレスを解消する。
7、幻想夢・・・ファンタジックで美しい超自然の風景の夢
・・・ロマンチックな出来事が近づいている。
8、創造夢・・・突拍子もないアイディアの夢・・・発明発見や
問題解決のヒントが得られる。
9、傷病夢・・・自分や人がケガや病気にかかった夢・・・体調
の変化に注意。
10.反省夢・・・失敗ごとや人に謝ったりしているシーンの夢
・・・くよくよ気にかけていたことが現実に是正されすっきり
する。
つづく
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書店発売中の「坂本龍馬異聞」に続き「新選組3部作」
を執筆中です。その内容を先にお届けします。
ホームページでも挿絵入りで連載を始めました。
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新選組ー異聞

第三章 黒船騒乱

(12)静御前伝説-4

「おらは、貞吉というだ」
お供の郎党は歳三よりかなり年上で、身分も同じように
見えるから気楽に話し掛けてくる。浪人は母親の足取りに
合わせて遅れがちになる。二人の会話は聞こえないから貞
吉は気が楽なのだ。
「貞吉さんは、ご浪人のお供かね?」
「違う。おらは母ごの亀代さまのお供でな。荷運びを頼ま
れただよ」
「母上はまだ若そうだな?」
「亀代さまは十三で嫁に来て、十五で元司さんを生みなさ
ったから、今、四十かな」
「息子が二十六か? まだ嫁はいないのかね?」
「それらしいのは鶴岡にいるだが、所帯はまだだ」
「母上もまだ女盛りだな」
「そうだとも、なかなかの美人だべ?」
「そうか、貞吉さんはあの人が気になって付いて来たのか?」
「バカいうでねえ。亀代さまがおらでねえとダメだ、と言
うから付いて来ただ」
「このお伊勢参りは、息子が親孝行で考えたのかね?」
「そんなとこだが、元司さんは何を考えてるかさっぱり分
からねえお人だ」
「なんで?」
「各地で勤皇方の人と会ってるだが、旅日記にはどうでも
いい人しか出てこねえ」
「それが目的で、伊勢参りは母親を使っての欺瞞か?」
「親孝行には違えねえが、亀代さんはもう疲れきっていら
っしゃるだ」
「馬や駕籠をつかったにしても、よく女の足で伊勢まで行
けたな?」
「伊勢どころか、京都、大坂、姫路、丸亀、岩国、浜松、
江戸と九州以外は全部回って来ただよ」
「そりゃ無茶だ。最初の予定は?」
「庄内藩は財政ひっ迫で伊勢参りは許さねえ。旅立ちの宴
も知り合いを集めて面倒だしな」
「道中手形は伊勢じゃなかった?」
「越後の菅谷詣での手形で国を出て、越後の寺で伊勢参り
の鑑札を出して貰っただ」
「檀家じゃないのに他国の寺でも手形が出るのか?」
「地獄の沙汰も何とやらって奴さ。元司さまは知恵が働く
から何の心配もねえだ」
「ならば、越後で出た鑑札は往復だろ?」
「帰りも越後の菅谷までだから、こんな関東の川を渡れる
はずがねえだ」
「なるほど、それじゃ女人は栗橋の関所は無理だな」
利根川を挟む栗橋の関所は、百三十年以上も前の寛永元
年(一六二四)に設置され、東海道の箱根や甲州街道の駒
木野、中山道の碓氷峠などと並ぶ主要な関所だった。
幕府は北からの防衛のためにこの関所を築いたが、今、
特に力を入れているのが入鉄砲と出女、すなわち外からの
侵略と内からの脱出を厳しく取り締まっているのだ。
少し親子と間が開き過ぎたので立ち止まっていると、浪
人が母を労わりながら追いつき「母上、少し休みますか?」
と、路傍の石に腰を掛けさせ、腰に下げた皮袋から母に水
を飲ませている。
幼くして母を失った歳三は、その親子の微笑ましい光景
をただ羨ましく眺めていた。
つづく
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