女性のための開運講座ー101&新選組


お元気ですか?
今、東北各県は東日本大地震の廃棄物や後始末で大変
困難な状況にあります。崩壊した建物や流木、放射性物
質で汚染した土泥の最終処理場や大量のゴミの処理が問
題なのです。

行政は、予算も人手も土地もないといい、誰も責任を
とろうとしません。原発事故の元凶である東電も、同じ
穴の狢の政府や議員を盾に無責任な対応ばかりです。

これですから、大震災の後始末も遅々として進みませ
ん。
ところが、このゴミ問題は都内でも勃発しています。

私が若い頃住んでいた東京都小金井市でも今、ごみ問
題で揉めています。昔の小金井は、武蔵野の面影が残る
濃い緑多い静かな町でした。
私が住んでいたマンションの眼下に、玉川上水の澄ん
だ水が両岸の桜木の下を縫って流れていました。近くの
小金井公園には縄文時代の家屋が再現されて展示され、
森には野鳥の囀りが絶えませんで
した。その小金井市が、あれから50年の歳月を経て
ゴミ問題で揺れているのです。

小金井市は、何年か前に老化したゴミ焼却設備の運転
を全て停止して炉も解体し、次の施設設備が完成するま
で、という条件でゴミ処理は全て国分寺市に委託して来
たのです。

それが今年の4月、ゴミ処理予算のムダを省き大幅に
他地区へのゴミ焼却予算の大幅見直しを訴えた社会派の
S氏が市長に当選、ゴミ処理を引き受けていた国分寺市
側を怒らせてしまったのです。

「そんなに予算がないなら自市でどうぞ!」と、国分寺
市側が請け負い拒否に打って出たのです。現時点での小
金井市のゴミの量は1年で約2万トン弱、国分寺市の受
け入れ契約は年間6千トンです。

その差の1万4千トン近くのゴミも近辺他市に焼却依
頼をしていましたが、これも軒並み受け入れ拒否、契約
期限の切れる来年の春からは、小金井市内のゴミはどこ
にも持ち出せず焼却もできません。

ちなみにゴミの償却費用は運搬費用を入れて1トン約
3万3千円、2万トンで約6億6千万円です。

これを全国的規模でみたら、余りにも気が遠くなる数
字ですね。

行楽でも、ゴミ箱常備のサービスエリアなど以外では、
ゴミは持ち帰りが常識です。
我々鮎釣り人も、河原で弁当の容器などを燃しても犯
罪になり、逮捕され罰金を科せられる時代なのです。
こうなると、指定区域外での河原ではバーベキューも
出来ません。今やゴミ問題は他人ごとではなくなってい
るのです。そこでふと、自分自身が一番の不要ゴミだっ
たことに気付いたりして・・・
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さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
途中からご覧の方は、遡ってご覧になってくだ
さい。勿論、男性が見ても役立つはずです。
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女性のための開運講座ー101

安眠美容コース

(8)目覚めたときのイメージコントロール-1

一般的に自分の意識の中での一日のスタートは朝の目
覚めであるといえます。
当然ながら、眠りを充分とれた時の朝の目覚めはすっ
きりしたものとなりますが、そのときパッと床を離れる
のは考えものです。最近ではとくに、朝ぎりぎりまで寝
ていて、目覚し時計が鳴ると同時に布団から飛び起きな
いと出勤の準備に間に合わなくなる人が多くなっていま
すが、これはもったいない話です。
朝、目覚めてしばらくの間のあの幸せに満ちたうとう
と状態こそ大脳がアルファ脳波になっているハッピーな
リラックス状態なのです。このアルファ状態のときに、
今日これからのスケジュールを前向きに喜び多いものに
解釈し、人と会ったら笑顔で、自信に溢れた行動でとイ
メージのスクリーンにインプットしてこそ朝のトレーニ
ングとして価値あるものとなるのです。
ですから、今までより10分早く目覚めるように時計を
セットし、就寝時間も10分繰り上げます。
朝目覚めてから夢日記をつける人は、まず夢日記に記
憶にあるその朝の夢を思い出せるまま概略を考えず書き
連ねたあと、もう一度、ゆったりと視線を宙に投げなが
ら(はじめのうちは目を閉じると眠ってしまうことがあ
る)イメージの中で今日これから出会う未知の一日に、
より多くの幸せがあるように祈ります。
人とは誰もが好意を持ってお互いに楽しい会話ができ
るように、仕事は充実した内容であるように、習い事や
学ぶべきことはスムーズに実りあるものとなるように、
愛する人とは、より強く心の交流が出来るように、自分
の魅力がそのまま発揮されて想いを寄せられるように、
などとあらゆる願いを込めて意識を自分の望む方向に集
中し、ハッピーな気持ちになったところで思い切って床
を離れます。
この間長くても約5分、それ以上長過ぎるよりは短め
に頭の中をまとめることが理想的です。その間に、ひら
めきがあって何か重要なヒントを得たと感じた場合は迷
わず日記帳に、その内容を記入します。
つづく
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書店発売中の「坂本龍馬異聞」に続き「新選組3部作」
を執筆中です。その内容を先にお届けします。
ホームページでも挿絵入りで連載を始めました。
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新選組ー異聞

第四章 餓狼の群れ

(1)担庵の死-2

荘四郎が笑った。
「なあに、俄か僧だから戒律なんぞ何も知らん」
「代官の手代なら、勝手に僧に化けてもいいんのかい?」
「青梅の鈴法寺から、ちゃんと托鉢自由の認可を出させ
たさ」
女中に手拭いを返しながら、熱燗の酒と肴をかなり余
分に頼み、荘四郎は改めて座り直した。
「殿の直筆だぞ」
首に掛けた布袋から取り出した油紙包み入りの封書を、
歳三に手渡した壮四郎が目を伏せた。
包みを解き紙面を見ると、乱れてはいたが確かに見慣
れた担庵の米庵流の書があった。
「これからも幕府のために頼む」
これだけの短い文だが、宛名は石田村歳三殿とあり、
末尾の字は確かに英龍と読めた。
死を覚悟した担庵は、枕元に息子の英敏と執事の柏木
惣蔵、手代の根本慎蔵の三人を呼んで、江川家に縁のあ
る一人一人に一言づつ、最期の力を振り絞って遺言を書
き残したのだ。しかも、丹庵は苦しい息の下で、「石田
の小倅を手代に取り立ててやってくれ」と、言い遺した、
と荘四郎は言った。「いずれ武士に」、と言った歳三の
子供心を丹庵は覚えていたのだ。
その気配りに感謝し、ありし日の担庵のおだやかな笑
顔を思い出しつつ歳三は、久しぶりに合流した壮四郎と
各地の情勢を語り合い、今後の国情を憂いて長き夜を飲
み明かすことにした。

国防のために寝食を忘れて東奔西走して命を縮めた坦
庵は、老中筆頭・阿部正弘から勘定奉行栄転の内示を受
けながら、それを冥土の土産に逝ってしまった。行年五
十五歳、惜しまれての早すぎる死だった。
逝去寸前、隠居して僧籍にある親しい遠山金四郎景元
が病身をおして駆けつけて担庵に顔を寄せて手を握り、
「わしもすぐ後を追う。安心して先に行け」と、囁いた
という。
つづく
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