女性のための開運講座ー114


寒い日が続きますが、お元気ですか?

今日は、奨学金問題です。

最近、年金問題や高齢者問題の陰に隠れていた奨学

金問題が何やらきな臭くなっています。

奨学金を扱う日本学生支援機構(旧育英会)では、

奨学金の返済滞納に法的措置もやむを得ないと強気で

す。彼らの言い分は、奨学金の利用者は増える一方で

未返済が過去最高、これでは困るからだそうです。

確かに限られた枠の中での融資ですから、後続の学

生のことを考えると、貸した奨学金が返済されないと

困るのは事実でしょう。

機構によると、平成20年度の融資は約9300億

円、貸与人数は120万人を超えたとのですから大変

なことです。

年々増加する渋滞は平成15年度に約1500億円

だったのが、平成19年度には2252億円ですから

利用者は多いのです。しかも、社会人になってからの

延滞者の90パーセント以上が年収300万円未満の

低所得者で返済ができないのです。

平成21年の調査によると、延滞の理由として多い

のは、次の通りです。

1本人の低所得、2親の経済困難、3滞納額の増加、

4本人の失業、5本人の借入金の返済、6本人の病気

療養。

延滞が6ヶ月以上の人の9割が前述の年収300万

未満、その中に年収100万円未満が半数近くいるの

です。これでは、いくら延滞者への返済促進策が強化

されても、寒空に貧者の肌着を剥ぎ取るようで後味が

悪すぎます。

私は奨学金は大いに利用すべし、という立場です。

もちろん、借りたお金は返さねばなりません。

故あって離婚した母子家庭の優秀な子女が、貧しい

がゆえに進学できないケースなどは、この制度でこそ

救われます。でも、返済するのは大変なことです。

政治の貧困が成せるわざか、片親という環境だけで

いい職場にも恵まれず年収も上がらない人は沢山いま

す。

今は文部科学省の奨学金制度は7種類に分かれてい

て、上は月額約25万円、下は約13万円です。

ならば、きちんと目的を達成した学生に限っては返

済不要、正真正銘の奨学金として支給してもいいよう

な気がします。

国は国民から税金を吸い上げて、国民の生活を豊か

にするために再配分します。しかし、その半分以上が

官庁建造物や公務員給料に諸経費で消えてゆくのも事

実です。いわば、官費を引いた残りの金額で国家予算

が組まれ、外部に流れるお金が最初に引っかかるのが

上級役人の天下り先団体です。

その外部の団体も経費の半分以上が件費ですから、

税金を食い潰しているのは役人と元役人ということに

なります。

ならば、奨学金なども、外部機構を使わずに文部科

学省が直接携われば経費も激減し、予算も有効に使え

ます。

よく「人に金を貸すときは呉れたと思え」という俗

言もあります。

返したくても返せないのは、稼げないから借りたの

ですから返すのは難しいのです。どうしても返せない

家庭には、その返済をも免除する・・・私はこれを認

めたいのです。

この世の中は、稼げる方法を身につけている人と、

身につけていない人の二通りに分かれるようです。

では、私は? 考えるまでもなく私は後者の「稼げ

る方法を身につけていない」人間です。

それでも「楽しく生きる方法」だけは人一倍強いら

しく、毎日を楽しんで生きています。

これは、家族や周囲の人に恵まれているからに間違

いありません。毎日が感謝、この奨学金問題も、奨学

金で学問を究めた人たちの成功を祈ってやみません。

その才能が認められて仕事にも恵まれ、生活に余裕

が出来たら是非、借りたお金は返してほしいですね。

それが、次の人材を育てるからです。

つづく

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さて話題を変えて、女性のための開運講座です。

これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。

途中からご覧の方は、遡ってご覧になってくだ

さい。勿論、男性が見ても役立つはずです。

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 女性のための開運講座114

 

 

(4)、人間関係がよくなる開運コース

 7、好きと嫌いは紙一重

 

 「可愛さ余って憎さ百倍」という言葉があります。

相手のことを愛しく思う度合いが大きいが故に、か

えってその人を憎々しく感じてしまう場合のことを表

しています。

また、たとえば恋人同士でも、失恋して離れてしま

うと、今まで相手に対して感じていた強い愛情が、今

度は強い憎しみに変わるということもあります。

これで分かるように、好きという感情は、互いに嫌

いという感情と紙一重ということになります。

しかし、本当に人を愛するということは、好きな相

手をがんじがらめに縛り付けるようにして独占するこ

とではありません。

そのような気持ちだと、お相手が自分の思うように

いかないと、イライラしてしまい平常心を失って余計

に事態を悪くしてしまうのです。

ここは、好きな相手を自由に解放する心の広さを持

つことと、自分本位ではなくお互いの心の交流を大切

にし、相思相愛であることを再確認しながら暮らすこ

とを心がければ自信も回復し、独占欲などなくても自

然に相思相愛の関係が確立するものです。

また、「仲が良いほどケンカする」という言葉もあ

ります。本当に相手のことを尊敬したり、愛していた

りするからこそ、好きな相手と意見が合わなかったり

すると腹が立ったりするのです。

もしこれが、大して興味がない相手だったら、ケン

カになるより先に無視してしまいますから交際は長続

きしません。

お互いが建設的に考えているからこそケンカするわ

けだし、そのケンカによって、かえって理解と信頼が

深まって親密な仲になったりするのです。

別の例では「愛情の裏返し」という言葉があります。

相手に親しみや好意を持っているのに、自分の気持

ちをうまく伝えられず、相手をからかってみたり、い

じめてみたくなるということが「愛情の裏返し」です。

人の心は不思議なもの・・・人を好きになると独占

したくなり、それが叶わないとなると憎しみを倍増さ

せて嫌がらせをしたりします。

ここは、好きなら好き・・・相手に対する思いやり

の心を忘れないようにすることで、嫉妬も独占欲も抑

えることが出来るのです。

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ここでの要点を

 

1、「可愛さ余って憎さ百倍」という言葉の真意は?

人を愛しく思う度合いが強いと、その人の心が自分

から離れ たときには、かえってその人を憎く感じる

ことがあります。とくに、愛し合った男女の別離には、

それまでの愛情の強さに比例して、憎しみが強くなる

という現象があります。

 

2、独占欲をどう考えますか? また、その克服法は?

人を愛すると相手を独占したくなりますが、これは

大きな愛情があれば、相手を自由にする心の広さを持

つことができますし自分にも自信がつきます。

 

3、「仲が良いとケンカする」というのは本当ですか?

尊敬したり愛していたりするほど意見が違ったりす

ると、相手に自分を理解してもらいたいために自己主

張をし衝突します。だからといって仲が悪くなるわけ

でもありません。

いわば、「愛情の裏返し」というようなものです。

つづく

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書店発売中の「坂本龍馬異聞」に続き「新選組3部作」

を執筆中です。その内容を先にお届けします。

ホームページでも挿絵入りで連載を始めました。

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新選組ー異聞

 

新選組に関する書物の数の多さは、坂本竜馬本とい

い勝負です。占いの世界では「西の推命、東の気学」

という言葉があります。海山に近く平野の少ない近畿

では、方位学を用いる気学では不都合が生じるのです。

坂本竜馬は土佐出身の郷士、新選組は武州出身の浪

士、これも人気は東西に分かれます。

新選組研究の先駆者というと、誰もが子母澤寛の新

選組三部作を上げます。

だが、それ以前に明治33年(1900)熊本県出身の平

尾道雄がいます。6歳のときに土佐藩足軽の子であっ

た父の郷里・高知に移り住みました。

維新で戦った父から、戊辰戦争前後の話を聞いて育

ち、上京して大学の夜間部に通います。その時勤めた

元藩主山内家の家史編修所で、古文書を解読し新選組

の存在を知ったのです。

平尾は、あらゆる資料を読み漁って新選組という特

殊な集団に興味を深めます。大正15年(1926)に、

雑誌の依頼で近藤勇論を執筆して脚光を浴びます。

これをきっかけに新選組研究にのめり込み、昭和3

年(1928)に自費出版します。タイトルは「新選組始

末記」、28歳のときでした。

ところが、全く同時期に同じ「新選組始末記」の名

で子母澤寛が小説を発表します。史実と小説の違いは

ありますが、二人は親しく交流します。

平尾は、45歳のときに住み慣れた高知に戻り、土

佐の維新史を研究して多大な業績を遺します。

昭和54年(1979)「新撰組史」の改訂版「新撰組

史録」を遺して世を去りました。

行年78歳、その一生の殆どを新選組と維新戦争の

研究に費やしています。

なお、西村兼文「新撰組始末記」、永倉新八「新撰

組顛末記」も古典として著名です。

私は今、これらを下敷きにして新選組と明治維新に

足を踏み入れています。すると、ますます、先人の偉

業と歴史の曖昧さが見えてくるのです。

子母澤寛は「歴史を書くつもりはない」と公言して

大衆向けの読みやすい小説を書きました。ところが、

それを史実と信じた後世の作家が、そこから孫引きで

雑文を書くからますます史実とは違った新選組が書か

れることになります。

その点、平尾道雄は新選組を歴史として扱い、同時

代の公式史料を多数引用して正確を期しています。

ただ、学術的研究としては、所々に引用史料の出典

や所説の根拠が明記されていないのが残念です。

さらに、幕末研究の黎明期ゆえに間違いもあり、現

在は疑問視されている箇所もあります。

私も、平尾道雄信奉者ゆえの間違えがあり、これか

ら是正しなければなりません。

熊本に生まれ、土佐藩郷士の子として高知で育った

平尾道雄が、かくも敵方の新選組を生涯かけて研究し

続けるとは驚くべきことです。

しかも、新選組が「賊軍」扱いされていた時代に、

何の偏見も持たずに研究対象に選んだ見識は尊敬に値

します。

その点、幕府から扶持米を頂く御家人の祖父を持っ

た子母澤寛の立場とは大きな違いです。

その祖父は彰義隊として戦った後、函館でも破れ捕

虜生活も体験していて戊辰戦争を孫に語って聞かせた

から、新選組に対してもかなりの好意を持って書いた

であろうことは想像がつきます。

さて私ごとになりますが・・・

戊辰戦争で死んだ親族数人のためにある「花見家の

墓」が京都黒谷の会津藩本陣の跡地にあるのを知った

私が、中立の立場で客観的に明治維新が書けるのか?

これこそ男の器量の大小が問われるところです。

長州・山口県徳山に乗り込んで毎週の山口放送レギ

ュラー出演も、4月で28年目になります。友人知人

も多く「花見正樹を囲む会」まである長州を敵には回

せません。福島県会津喜多方で「いとこ会」の幹事役

を勤める私としては辛いところです。

私の本籍のある古民家横の米沢街道を、傷ついた土

方歳三が長い刀を杖に、鉄砲を担いだ部下たちと一群

に泥濘で汚れた足を引きづって峠を登って行く姿を

「見送った」と、祖祖父の談話が残っています。

村では、急いで炊き出して握った握り飯と糠漬けと

水を隊員に勧めたとも聞いています。

日光の戦いで足を怪我していた歳三は、一軍の将と

してさぞ辛い会津落ちだったと推測できます。

それでも生き抜いて戦う気力を失わなかった土方歳

三とは、どんな男だったのか? 興味津々です。

つづく

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