お元気ですか？
ここ数週間、ブログが不規則で申し訳ありません。
夢占いの本もいよいよ完成に近づいて、書き上げた
本人も出版が楽しみです。
夢についての研究は昔から行われています。
現代の最先端の研究では、夢は、主としてレム睡眠
の時に出現し、睡眠中は大脳皮質や脳の辺縁系が、覚
醒時に近い状態で、外的あるいは内的な刺激とによっ
て、脳に秘蔵されていた過去の記憶がごちゃ混ぜにな
って再生され合成されて、物語性のある夢になって出
てくる、という説がもっとも有力なものです。
古代の人は夢も信仰の対象として考え、いい夢は神
から、悪い夢は悪魔の仕業だと考えていました。
あるいは、眠っている間に身体から抜け出した魂が、
勝手に行動してきた体験を夢に現わす、との説もあり
ます。
ギリシャ神話にも夢はゼウスの贈り物とあり、日本
の古典にも夢の話はよく出ています。
私は若い頃、「夢買い」という吉備真備が夢を買っ
て出世する物語を書き、その原稿が出てきましたので、
付録に添えてあります。
中世の人々は夢の解釈もし、精神的な要因や肉体的
な要因、環境のの影響や神のお告げなども夢に絡むと
していますが、見た夢で占う方法は、早くから世界の
各地で試みられていました。
その共通の認識は、夢を見た人の過去、現在、未来
のいずれかに関係があることです。
夢を見た人の将来に影響する夢は、希望的な観測の
夢、願い事が叶う夢、事故や災害への注意夢などがあ
ります。
さらに、夢でみたことが現実にその通りになること
を予知夢と呼びますが、これも意外に多いものです。
日本での夢占いの古い書籍というと平安時代の高名
な陰陽師安倍清明の「神霊感応夢判断秘蔵書」と伝え
られます。
中国には「周公解夢全書」が著名ですが、その真偽
は明らかにされていません。
夢占いで外せないのは、ジークムント・フロイトと
カール・ユングのお二人ですが、全面的に賛成は出来
ません。
その他に、ブラム・ストーカー、イワン・オズワル
ド、アゼリンスキー＆グレイトマンと多彩ですが、こ
こではフロイトとユングに絞って、その考え方を披露
したいと思います。
この二人の共通点は、「夢の中の出来ごとは何かを
象徴するもの」としている点ぐらいで、あとは全く噛
み合いません。
フロイトは、人が体験する夢を「顕在夢（けんざい
む）」といい、無意識的に抑圧された幼児期のおぼろ
げな願望と、その願望と関係のある体験が合成されて
夢の中に加工されたり歪曲されたりして現れる、とし
ます。
ただ、フロイトによる夢分析の殆どが性的な出来ご
とに結びつけることがあまりに多いために、ひろく一
般に適用するには、かなりの無理があるとされていま
す。極端にいえば、動物の夢は全て性欲や性行為を象
徴するなどは、どう考えても無理があります。これに
は、フロイト自身の性的願望が抑圧されたために変質
的な偏った解釈になったとも見られています。
一方のカール・ユングは、夢は人間の優れた英知を
現しているとします。
ユングによると、人間の無意識領域には人類が昔か
ら共有している集合的意識があり、宗教的行事や神話
などが象徴的な形で夢になって現れるとします。
以上からフロイトは夢を性的現象に絡め、ユングは
宗教的な現象に結びつける傾向があります。
開運道の夢分析は種々雑多、実際の夢報告を元に出
来るだけ公平なものの見方で対応しています。
つづく
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さて話題を変えて、女性のための開運講座です。
これは、恋愛、結婚、再婚に役立つ開運法です。
途中からご覧の方は、遡ってご覧になってくだ
さい。勿論、男性が見ても役立つはずです。
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女性のための開運講座１２１
（６）潜在能力を引き出す開運コース
４、自己実現スケジュール計画表
自己啓発テクニックの一つに、自分をさらけ出して
見るという方法もありますが、ここでは、1年、1ヶ月、
1週間、1日ずつ、少しずつ変化をつけ、意識して自分
のスケジュールを実行してみることによって自信を高
め、自分の潜在能力を引き出すことを目指します。
まず、1週間、それぞれの曜日から考えますと、一
般的にみて、月曜日は仕事始めでスタートの打ち合わ
せ、火曜日はいよいよ情熱的に仕事をし、水曜日は冷
静に物事を分析し、木曜日は積極的に仕事の完成をは
かり、金曜日は、収穫を愛情に費やし、土曜日は反省
とレジャー、日曜日は休養とストレス発散に活用、そ
の繰り返しで一週間を過ごします。
そこで、この一週間を能力開発のために、計画を立
て積極的にスケジュールを組みます。
月曜日は、まずアイディアを出すトレーニング、徹
底して頭を使い、考える力を鍛える日にします。
火曜日は、火のような情熱でムキになって目的めが
けてまっしぐら、火曜日は行動力と集中力を身に付け
る日にします。
水曜日は、クールに論理的に物事を解決、この日を
判断力、分析力のトレーニングに活用します。
木曜日は、平和の日、対人関係を大事にし、仕事は
もちろん、プライベート面でも小さな心配りで、人と
協調し、付き合いを大切にする対人関係トレーニング
の日とします。
金曜日は、花金の日、デートはもちろん、花金は収
入、収穫、増収、狙った獲物を捕らえる日として大切
で、目的達成の日です。したがって、この日を願望達
成トレーニングの日とします。あるいは教養を高める
日として活用することも可能です。
土曜日は、レジャーの日、日頃のストレスを発散さ
せるために、スポーツ、ギャンブル、映画その他あら
ゆるレジャーに活用します。
この日は、ストレス解消トレーニングの日です。
日曜日は、のんびり遊び、のんびり休養をとり、エ
ネルギーを蓄積する日、気分転換に活用する日としま
す。
このように、一週間を自分なりのスケジュールを組
み、さらに１ヶ月を上旬、中旬、下旬とそれぞれはっ
きりした目標を立て、一つ一つそれをクリアしていく
ことも大切なことです。常に自分は何をすべきか知っ
ていることが、自分の能力を生かすことになります。
では、ここでの要点を
１、自己実現スケジュールとは？
人は目標に向かって進むという性格があります。
ここでは、1年、1ヶ月、1週間、1日と意識して自分の
スケジュールを作成して実行することで自信を高め自
分の能力を高めることを目指します。
２、曜日ごとにどのように行動意識を変えるか？
月曜日は仕事始めで打ち合わせ、火曜日は情熱的
に仕事をし、水曜日は冷静に物事を分析し、木曜日は
仕事の完成をはかり、金曜日は収穫と愛情に費やし、
土曜日は反省とレジャー、日曜日は家族の協調とレジ
ャーと休養に活用します。
３、願い事を達成するのは何曜日が適しているか？
金曜日です。金曜は花金デートの日で、収入や収
穫、目的達成の日です。したがって金曜を願望達成の
日とします。
つづく
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新選組異聞
前回、戊辰戦争を主題に土方歳三を書く、とここに載せ
たところ、「土方歳三は、この戦争をどう捉えていたので
しょうか？」と、土方ファンの女性からメールで質問を受
けました。
戊辰戦争の前、近藤勇局長が。かつての仲間だった高台
寺党に鉄砲で撃たれて重傷を負い、局長代行で鳥羽伏見の
戦いに挑んだ土方歳三は、大砲と鉄砲のいっせい射撃に手
も足も出せずに死傷者続出の有り様に愕然としてたはずで
す。それでも剣士の意地がありますから、夜襲をかけたり
しますが、相手の守りは予想以上に固く、戦うたびに隊士
を失っていきいます。しかも倒している相手は農兵ですか
ら相手の戦力の喪失には殆ど影響もありません。
「これじゃあ、勝さん、天然理心流も形無しだなあ」と、
宿舎の伏見奉行所跡に戻った土方歳三は、傷口の痛みに耐
えている近藤勇に向かって嘆いた事でしょう。
「そうだな、このままだと俺もトシも火薬の餌食になって
おだぶつだ。できれば斬り合いで死にたかったぜ」
「斬り合いか？ 勝さんに勝てるのはオレか総司だけだが、
総司もあんたも病人だからな。これからはオレだけが鉄砲
玉の的になって死ぬことになるが、これも定めだと思えば
どうってこたあねえ。二人にはオレの分まで長生きしても
らうからな」
と、いたってさばさばして悲壮感は表に出しません。
それが、土方歳三です。
つづく
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