よいお年をお迎えください。


 お元気ですか?
今年も残り数日という年の瀬になりました。
 安部総理の靖国参拝は、寝てる子を起こしてしまいました。
 日本人としては当然の参拝ですが、アメリカの失望まで生ん
でいます。信じる道を行くのは格好いいことですが地雷原には
足を踏み入れないことも政治家には必要なことです。太平洋に
まで覇権拡大を狙う中国などは、ここをチャンスとばかりに反
日の世論を煽っています。
 しかし、その国内は汚職撲滅などと出来もしないことで政敵
倒しに躍起になって内乱寸前の状況の様相を呈していて、周辺
諸国と争っている場合ではありません。
 中国の歴史は三国志時代以前から賄賂で官職や地位名誉が買
えたのですから、何をいまさらの感は免れません。いずれ首脳
陣の勢力争いが一段落すれば、また元通りになるのは目に見え
ています。
 ところで、この暮れの心の準備はいかがですか?
 私は近年になく絶好調・・・のつもりです。
 年賀状も早めに書いて出しました。
 いや、ハガキの尽きたところで書くのを諦めたのです。
 大掃除もしましたし、一応は一年の清算はしたつもりです。
 ただ、大きな反省はあります。
 勢い込んで執筆に入った戊辰戦争が足踏み状態なのです。
 負け戦の東軍にも土方歳三、榎本武揚、大鳥圭介などの人材
がいながら統率がとれず、会津藩以外の関東以北の奥州各藩は
足並みが乱れています。
 それに引き換え、一方の西軍は勝ち組に乗ろうとする便乗組
の参加で勢いづき、日に日に勢いを増してゆくのが分かります。
 それを中立の立場で書くには相当の覚悟と勇気が必要なのを
体感します。そして今、その渦中にいる西郷と大久保の巧みな
謀略を書いています。
どのような戊辰戦争になるか・・・楽しみにお待ちください。
 2013年も暮れました。
 よいお年をお迎えください。  花見 正樹