百万本のバラ

 DSCN3953 (3)

 いよいよ出発の手続きになると、かなり緊張した表情でした。
 私の一番孫(長女の長女)がカナダへの留学、1年半の予定で旅立ちました。
 長女も大学生時代にアメリカ留学をしていますので別に心配することもないはずです。
 なのに、長女の時は平気だったのに孫のことになると無性に心配なのです。
 私は留学の経験はありませんが、本業の花見化学がドイツとスイスの化学製品(染料)の輸入販売ですから海外旅行は多少経験しています。ところが、若い時の努力&勉強不足で外国語がまるっきりいけません。それでいてドイツへの一人旅などもあり、その内容は支離滅裂で目茶苦茶、これでよく世の中を渡ってきたものと顧みて恥じ入るばかりです。
 その情けない自分の実体験から、子や孫は語学、最低で英語だけでも何とか克服してほしいもの、それには語学留学が手っ取り早いのではないか? と考えます。
 この9月末、英国のレスター大学大学院の博物館学研究科に1年間ほど留学されていた秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまがご帰国されるとニュースで報じていました。その眞子さんが、「留学生活はよい経験になりました」とテレビのインタビューで楽しげに語られていました。
 やはり、皇室は正式のイギリス英語を学ぶのが当然のようですが、私の孫娘はカナダで、ルームメイトがメキシコ娘、帰国してどんな英語をしゃべるのか? 私からみれば、とりあえず英語をしゃべる人と会話が出来れば上々吉、いわば東北なまりの英語でも合格点、孫には元気で帰ってさえくれれば成果など何でもいい、と、孫には甘いのです。