陸上界のスーパースター!


陸上

 さわやかな秋、お元気ですか?
 本年9月23日、京都府在住の一般男性・宮崎秀吉さんが、陸上短距離の100メートルと砲丸投げで前人未踏の世界記録を出しました。
 このニュースはたちまちNETに載って世界を駆け巡り、ライバルの決起を促しますが今のところ名乗り出る相手もいません。
 おそらく、この宮崎さんがさらに奮起して挑戦したとしたら幅跳び、高跳び、200走、、やり投げなど、長距離や三千障害、棒高跳びなどを除く全種目を制覇するのは間違いありません。その上、体操なども得意なのです。いま陸上会にはこの凄いスーパースターの出現で、若者たちを圧倒しています。
 宮崎さんは、世界記録樹立で京都市スポーツ最高栄誉賞の栄誉に輝きましたが、まだ国民栄誉賞には至っておりません。理由は、安倍総理に無視されているからです。安倍総理は高齢者対策に乗り出し、百歳祝いの簡素化、高齢者施設から自宅介護への移行を迫っています。私の母は週末は自宅、月~金は母のお気に入りの元気村という施設にいますが、一昨日、政府が推進する自宅介護奨励の通知が来ましたので、私はまた埼玉県久喜市の自宅仕事が増えそうです。
 あ、言い忘れましたが、前述の宮崎さんは今105歳、マスターズ陸上105~109歳クラスの部の公認記録で、100メートルを42秒22、砲丸投げは重量3キロで3メートル25の世界記録、当然ながらギネス公認でブックにも載ります。
 なお、過去100~104歳時の世界記録は29秒83、この当時からライバルはいません。
 今回は、105歳の世界新記録ながらあまりにも記録が悪かったので、再度挑戦するとのことです。
 この一文を読んで挑戦? お止めなさい、運動ですと足がもつれ息は絶え絶え、100メートル30秒がまず無理です。
 それにしても健康で元気で毎日が楽しいというのは何と有り難いことでしょう。
 最近の私は、毎日を感謝の気持ちで生きています。
 では、一体全体、誰に感謝なのか何に感謝なのか、と問われると返事に窮します。あまりにも対象が多いからです。
 健康な体に生んでくれた父母、兄弟身内、友人知人恩人、先祖、先人、環境、生きた時代、相思相愛の人、全てに感謝なのです。
 つぎに、この五体満足で病気知らずは、粗食乍ら食べものに恵まれたこともありますので食べものの全てに感謝です。
 当然ながら、農家の皆さまの育てた穀類農作物、漁師や牧畜業の方々にも感謝です。
 なにしろ、あと二カ月で80歳のこの身のために、どれだけの動物魚介類鳥類農作物の命を頂いたことか?
 お陰様で平成26年(2014)度日本人男性80.50歳の平均寿命まで後8ケ月、無事に人生を全う出来そうです。
 ちなみに女性は、同年の平均寿命86.83歳で男性との差は6.53歳、この差は開くばかりです。
 私の父親も早逝して母は元気で101歳、男より女性は長生き、これは実感です。
 平均寿命の推移をみますと、昭和22年(1947)の平均寿命は、男性50,06歳、女性は53,96歳です。
 昭和35年(1960)は、男性65,32歳、女性は70,19歳です。
 私が長寿の研究を始めて全国の長寿者を訪ね歩いた昭和57年の100歳超えの長寿者は約1、500人、平成26年には6万人を超えましたから2千人に一人は100歳以上が当たり前の時代になりました。
 私が100歳の研究を始めたきっかけは、運勢学と長寿の関係を調べるためでしたが、昔の人は出生と役所への届け出日が違っていましたから、端午の節句だったとか、正月の三日目などさまざまな記憶で、正しい生年月日の判明した長寿者だけで調べますと、その殆どが「大極貴人」という長寿星を持っていることに驚きました。
 残念ながら私には長寿星はなく、「天官貴人」という仕事と社会運の強い星があります。
 したがって、世のため人のため自分のためにせいいっぱい生き抜いてパッと散る・・・これぞ理想の人生です。
 どうぞ、今、私から遠ざかっている方は、今のうちに溢れるように漲っている私の開運パワーをご活用ください。
 なお、現在の日本一長寿者は、田島ナビさん、115歳、明治33年8月4日生まれで鹿児島県喜界町の女性です。
 勿論、あなたが元気で楽しく、焼酎愛飲家の故・泉重千代さん(118歳)の記録を更新してギネスに載ることも可能なのです。楽しみがまた一つ増えましたね・・・