白内障手術記-13


白内障手術記-13

花見 正樹

   11月16日に行われた天皇陛下の即位祝賀パレードに続いて、天皇陛下の即位に伴う「大嘗祭(だいじょうさい)の儀」が14日夜から15日にかけて皇居で行われました。この儀式は、天皇陛下が神々に米などを供えて国と民の安寧と繁栄と五穀豊穣を祈られる行事です。 これで天皇陛下の即位に関する一連の行事は全て無事に終了しました。
皇室に関心のない人は別にして、国民の大半は「やれやれ無事でよかった」と安堵したことと思います。
それでも、NETや週刊誌ではこれらの儀式にまつわる裏話などが載りますので油断はなりません。
その根底には、以前から指摘されている安倍総理の皇室軽視が潜んでいたりして少々厄介なのですが、これは仕方ありません。
なにしろ、幕末のクーデターに先駆けて、新たに明治天皇を奉じて政権奪取を成功させて天下を手中にしたのは長州藩、まさしく安倍総理のご先祖さま方に他ならないからです。安倍総理としては、天皇家の国民的人気よりも、なぜ自分の支持率が伸び悩むのか、苛立ちながら面白くないのは明らかです。
その不遜な態度は、天皇の祝賀パレードでも存分に発揮され、後続車両で窓を開けて手を振ったのは安倍総理のみ、何のためのパレードかさえ忘れていたとしか思えません。その心情から察して、天皇が桜の会を主催するなら自分も許されて当然、「何が悪い!」と、開き直りたいのが本音だと推測し、つい「お気の毒に」と同情してしまいます。
古代中国の魏の国の宰相・曹操は、漢の皇帝を手中に収めて好き勝手に詔文を発し、ついには息子の曹ヒの代になって漢帝を廃して曹ヒが皇帝の座についた例もありますので油断はなりません。これからも、安倍総理を取り巻く長州閥からは目が離せません。
目といえばが私の眼は、右は最悪で左は順調、この「白内障手術記」もあと数回で終了します。
「やがて失明・手術不能」と」と宣告さ、一念発起して、失明後は「整体師範で弟子育て」まで可能にした身がなんとSU眼科のお陰で視力が奇跡的に回復、免許証の更新にいま一歩のところで足踏み中、奇跡が起きるか起きないか、その結末を以てこの項を閉じます。
私の誕生日は1月5日、12月上旬に更新に挑戦それで駄目なら眼鏡を変えて再挑戦の予定です。
ここに添付した両目の黒点は緑内障で見えない部分、視野狭窄症ですからいずれは失明ですが、これは寿命との兼ね合いですから全く気にもなりません。これからも淡々と日々を過ごして参ります。