新コロナウイルスに勝つ!     


 新コロナウイルスに勝つ!
    
     花見正樹

安倍総理の東京都など7都府県緊急事態宣言によって、外出を自粛し、人々はいっせいに家に逃げ込んで耐えています。
 これを中国の故事でいえば 「三十六計逃げるに如かず」で、古代中国後漢・南宋時代の壇道済(たん・どうさい)将軍が書いた「兵
 新年のご挨拶に、「令和2年(2020)・開運・12支占い」で「七赤金星年は赤い柔軟な金属の銅を表し、そこからの連想で、口に関する事象が重なります、と載せましたが、現在、世界中の人々がマスク姿で口から侵入する新コロナウイルスから身を守っています。
法三十六計」の最後の章で、「万策尽きたら逃げるのが得策」とあり、これも戦術の一つで、易経の争いの卦である「地師」の四爻(こう)の内容に一致します。そこには、「旗色の悪い戦いでは一旦引き上げて状況を見極め、焦らず機の熟するのを待てば、いつか勝利の道が開く」との意味があり、まさしく正解と思えます。
 でも、これよりもう少し前向きで積極的な故事があるのです。
「彼を知り己を知れば百戦殆う(あやう)からず」です。
 これは、紀元前500年頃の中国・春秋時代に活躍した呉の孫武(孫子)が書いた中国最古の兵法書「孫子の兵法」にある一節です。それまでの戦争の勝敗が天運次第だったのを、孫武(孫子)は勝利は優れた戦略で得られるとしたのです。
 ならば私も逃げるだけでなく、微力ながら勝つための戦略を考えて、巻き返しを図りたい、と実戦に身を投じたところです。
 よく、人は難局を迎えたときに真価を発揮する、と言います。
 今は、新型コロナウイルスで世界中が空前の難局、、このような時にこそ、人々の不安や悩みを吹き飛ばす妙薬が欲しいもの、それさえあれば新コロナ・ストレスから人々の心を解放することが出来ます。
 かつて、開運道の前身であるヘルスジャパンでは、昭和50年代に、カナダのハンス・セリエ博士の元でストレス学を学んだ銀座内科の藤井尚治院長の協力を得て、日本で最初の「ストレス解消サロン」を開設しました。その後の冬季に発生したインフルエンザの大流行で、世間の人々の恐慌と閉塞感と不安によるストレス状態の方々からの相談やマスメディアの出演依頼が殺到して、朝から晩まで多忙だった日日の記憶が今でも脳裏の片隅に残っています。
 この時も、今回の新型コロナウイルスとそっくりで、様々な憶測や流言が飛び交う状態をみると、人は半世紀を経ても何ら変わらないことを知らされて暗然となるのです。
 それから時代を経た2009年には、世界で5千万人以上が感染し、多くの死者を出した恐怖の豚インフルエンザの大流行が人々の記憶に残っているものと思います。今回の新型コロナウイルスの感染ルートや対処法も何ら変わるものではありません。
 今回、厚生労働省、国立感染症研究所による新型コロナウイルスに対する対処法の90%以上は、我々が半世紀前に学んだインフルエンザ対策そのままですから、なかば習慣的になっている生活習慣に加えて、新たな対処法をプラスするだけで全く恐れることもなくなります。
 ただ、従来のインフルエンザ対策と今回の新型ウイルスの大きな違いは、従来だと冬から春にかけて適切な予防措置をとっていれば感染が消えたのに、今回の新型コロナウイルスは、まだ季節感が読めないことと、死亡率が従来のインフルエンザの平均死亡率を大きく上回っている(推定6倍強?)ことです。2009年の豚インフルエンザの死亡者は全世界での総計が、 14,286人でした。今回は、それを遥かに凌駕する勢いで蔓延しつつあり、イタリヤだけでもそれを超え、死亡者の総数は人類がまだ体験したこともない天文学的数字になりそうです。
  なお、新型コロナウイルスに感染しやすい人、感染してから発症して重症化しやすタイプを列記しますと、糖尿病など代謝性疾患、腎機能障害、ガンなど免疫機能不全、高血圧、肥満、ヘビースモーカー、慢性心疾患、65歳以上の高齢者、寝不足や疲労で体力が極端に落ちている人などで、健康者の殆どは風邪の症状に似た状態で推移し、適切な休養と治療で回復しています。
 この新コロナウイルスの発症の様子は、2009年のインフルエンザも今回の新型コロナウイルスもほぼ同様で、発熱、せき、頭痛、関節&筋肉痛、倦怠感などの症状ですが、これに、新型コロナウイルスは臭覚障害、味覚障害が加わります。
 さらに、今回の新型ウイルスは、従来のインフルエンザに比して、発症からの進行スピードが雲泥の差で速く、わずか一日で呼吸困難になって危篤状態になり医師の手当が間に合わないなど予測がつかないこともあるから怖いのです。
この季節、単なる風邪の人もいればインフルエンザの人もいます。それらも重症化した場合、高齢者や病歴のある方は免疫力の低下で急性肺炎になる場合もあり、新型コロナウイルス感染者と間違えられますので注意が必要です。
 普通の風邪も様々なウイルスによりますが、のどの痛みや鼻みず、咳やくしゃみや咳などの症状も、市販の風邪薬を飲んで数日の急用をとるだけで回復し、肺炎にまで悪化することは滅多にありません。
 それに引き換え、悪性のインフルエンザは、命に別状はなくても肺炎の危険は常にあります。それにも増して、今回の新型コロナウイルスにかかると生命失墜の危機に瀕するだけに、前述の感染しやすい方々は絶対に感染してはいけないのです。
 さて、ここからが本題の「新型コロナウイルスに勝つ!」です。
 このストレスに勝つためには周到な戦略も必要です。
 この新コロナウイルスで、欧米に比して日本での死者が極端に少ないのは、緑茶に含まれているカテキンによる殺菌作用のお陰ではないか、とする説もあります。国の正式承認ではありませんが傾聴に値します。確かに、緑茶に多く含まれるカテキンは、毒素型菌に対して毒素を消す解毒作用があり、感染型菌に対しては細菌の細胞膜を破壊して殺菌する作用があり、抗毒素作用や抗酸化作用;、抗ウイルス作用などは以前から知られています。
 ならば、これを活用しない手はありません。早速、開運運道・築地サロンでは、薬局で消毒用アルコールが姿を消したのを機に、パック入り緑茶を購入して、6パックを煮詰めて冷まし水で調整して2Lポリ瓶に入れ、ウガイ、手洗い、人が触れるあらゆる室内の殺菌兼用の拭き掃除に使い始めました。
 私は医師ではありませんので医学的知識はありませんし、開運道も講師に医師や看護師はいますがクリニックではありませんので発症した病人を治すことは出来ません。しかし、予防医学としての英知を結集すれば、徹底的にウイルスを封じ込めて、感染を防ぐことが出来ます。そこで、私および開運道・築地サロンでは、次に列記する予防法を実践中です。観戦者の
 今回の新型コロナウイルスで、身の危険をも顧みずに感染者の治療に専念されている医師・看護師など医療従事者の皆様には心から感謝の念をお伝えさせて頂きます。
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 私の新型コロナウイルス感染予防法
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 マスク使用(菌を吸わない、散らさない)。
 手洗いの徹底(石鹸使用)。
 栄養とバランスのよい食事(野菜・果物・穀物、蛋白質など)。
 充分な睡眠(個人差あり。私は6時間)。
 適度な運動(速足散歩など。または。
 人ごみを避けること。私階段往復で汗ばむまで)。
 多人数で集らない(私は大きく距離を置いて4人まで)。
 人との距離を保つ(私は来客と約1・5メートルを守っています)。
 室内の換気を充分に(私は一日3回)。
 室温を高めに(体が感じる温かさで調整)。
 湿度を高めに( 室内に濡れタオル、ポットの蓋開けなど)。
 体温を暖かく(私は着衣を1枚増やしています)。
 こまめな水分補給(とくに外出時は絶対に喉を乾燥させない)。
 うがい(塩うがい、濃緑茶うがい。私は朝晩は塩で、日中は緑茶)。
 熱めの日本茶を多飲(カテキンが抗菌作用と抵抗力を強める)。
 玄関から屋内で人が触れるものは全て、アルコール、濃緑茶などで殺菌。

(注)新コロナウイルスが熱に弱いという説があります)。
 濃緑茶は、緑茶パック6袋を煮詰めて冷まし、2Lポリ瓶一本にして使用。
 以上はあくまでも予防医学、緊急事態措置は尊守しています。
 これで、緊急事態宣言を守りながらも、安心して仕事など日常生活も無事に送れます。