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納音(なっちん)-11 長流水・沙中金

こんにちは。羽合光凜(うごうこうりん)です。

広島では8月11日以降、雨が続いています。一瞬、雲間から太陽が顔を出すことはありますが、かれこれ2週間、洗濯物を屋外に干していません。太陽が恋しい日が続いています。

我が家は、ハザードマップによると土砂災害警戒区域の境界線のところに建っているため、警報が出たときに非難すべきかどうかいつも迷います。家の半分が警戒区域、家の半分は区域外になるという、まさに微妙な立ち位置です。
今回、雨がいちばんひどかった8月14日の夜は、携帯の緊急情報が何度も鳴り、 近くの消防署の警報も何度も鳴り・・・と、不安な状態が続きました。とりあえず、警戒区域外にあたる部屋に移動し、警戒しながら一晩過ごしました。翌日、近くで何カ所か道路への土砂の流出があったものの、大きな被害には至りませんでした。
とはいえ、「数十年に一度の・・・」という言葉を聞くことが普通になりつつある今、
「今まで大丈夫だったから、大丈夫だろう」
という意識は切り替えなくてはいけませんね。

さて、今日は、「長流水」「沙中金」の性格や特徴についてお話します。

《29,30 長流水・ちょうりゅうすい》

「大河の悠々たる流れの如く、大きな包容力で多くの他人の上に立ち世に尽くす。」

清流・濁流、すべてが呑み込まれて大河となります。同様に、長流水の人は、純粋で大らかな心と激しく融通の利かない心、また、人情家である一方で人とは距離をおく、という二面性を持っています。基本的に人脈をつくるのが上手い人が多いので、自身の中にある二面性をいかに上手く融合させるか、が成功の鍵になります。
しっかり者のようで、情報に振り回されるところがるので、客観的な視点を忘れずに行動するようにしましょう。

《31,32 沙中金・さちゅうきん》

「砂の中に光る僅かな金の如く、機会に恵まれれば秘めた才能が花開き成功に至る。」

器用なので、いろいろな事をそつなくこなしますが、「できる」ということを自慢することなく周りに合わせてすタイプです。優れた才能を秘めていますが、どんな才能も努力なしには実りません。器用が仇(あだ)となって、それなりのところで満足してしまいがちです。極めてみたいと思うものには粘り強く取り組みましょう。
また、行動を起こすときには慎重に進めていくため失敗は少ないですが、ブレーキを掛けて過ぎてしまうことがあります。時には思い切ってアクセルを踏んでみましょう。新しい世界が開けますよ。

写真は、スズメダイの卵と、卵から孵(かえ)った子スズメダイたちです。夏の広島湾の光景です。