大掃除後のぎっくり腰再発予防を。

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大掃除後のぎっくり腰再発予防を。

 年の瀬を迎えて”ぎっくり腰”に悩む人は意外に多いものです。その殆どが大掃除の後遺症、日頃の心労も影響しての合併症気味”腰痛”の典型です。
「魔女の一突き」といわれる”ぎくり腰”は癖になる症状で、その経験者の再発率は、完治後1年間で25%前後のもなります。その再発を防ぐためには、無理な姿勢をとる行為を避け、腰への負担を軽くすることが大切です。
その上で、適度の運動と肥満対策も欠かせません。
腰は、長期間同じ姿勢で仕事をしたり、急に重い物を持ったり、前かがみなどの無理な姿勢を嫌います。それらは、ぎっくり腰の再発を誘います。肥満は腰に余分な負担を掛けますので、脂肪を減らす努力は絶対に必要です。
と、ここまではどの整体の教本や医学書をみても大差はありません。
しかし、私の知る限りにおいては、その再発防止にもっとも効果的なのはストレスを溜めないことです。私の周囲のぎっくり腰体験者で、私のサロンに出入りしてアルファー波トレーニングやまさつ整体などでストレス解消に励んだ人の中からはまだ一人もぎっくり腰再発者は出ていません。25%どころか0%です。サンプル例が少ないので統計とはいえませんが、参考にはなるはずです。こう考えると、”ぎっくり腰”の原因の一つにストレスがあってもおかしくない気がします。そう考えると、元ストレス解消サロンを経営していた私が、高齢になっても腰痛と無縁なのは当然のことだったのです。
なお、”ぎっくり腰”とは腰部の靭帯や筋肉の損傷などが原因ですので、完治を急いではなりません。二日ほど安静を心がけて筋肉の炎症を鎮め、そこから徐々にリハベリを始めて筋肉の回復を図れば、ほぼ一週間で元の元気な体に戻ります。
急激に襲った腰のひどい痛みは、椎間板がっぶれて神経を圧迫していることもあり、その場合は”椎間板ヘルニア”という立派な病名がついていますので直ちに然るべき病院に行くべきで、整体の分野ではありません。

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腰痛、肩凝りに悩む方へ!

腰痛持ちの多くの人は再発に悩んでいます。
この原因の殆どは、大腰筋が硬く縮こまっているrロック状態を、急に伸ばすことによって起る靭帯や筋肉の損傷です。この大腰筋は、腹部の奥まったところに位置していて股関節を曲げたりするときに使う筋肉ですので、ここを痛めると体を支える多くの筋肉に悪影響を及ぼし、血行を悪くして肌荒れや慢性肩凝りの原因にもなります。したがって、日頃から腹筋を鍛えていれば大腰筋がしなやかになって腰痛や肩凝りの心配なくなり、腰痛の再発も大幅に減少します。
ところが最近の研究では、腰痛の原因に食生活の影響が大きいことも分かってきています。
慢性の腰痛や肩凝り、股関節痛や膝痛、さらには五十肩などに悩む方に対する調査で、その症状を持つ人の殆どが、糖質過多による低タンパク質状態であることが分かったのです。糖質摂取が多すぎると必然的にタンパクの質摂取量が減り、必要以上に脂肪分を溜め込むことで肥満体質になり、筋肉の柔軟性も失われ腰痛や肩凝りになりやすい体質になってしまいます。
したがって、腰痛や肩凝り対策には、食生活の改善による食事のバランス保持、これが必須条件になるのです。

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