整体のイロハ(基本)-3

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美容健康ー癒し整体
誰でもできる健康整体です。

中国式経絡整体
日本整体師連盟
日本整体師認定協会
師範・花見正樹

整体のイロハ(基本)-3

五行でみる占術と東洋医学の共通点

東洋の占術は全て陰陽五行を基本としています。
十二支でいえば、子(ね)、寅(とら)、辰(たつ)、午(うま)申(さる)、戌(いぬ)が陽支で、丑(うし)、卯(う)、巳(み)、未(ひつじ)、酉(とり)、亥(い)が陰支です。
十干でいえば、五行の木の甲(きのえ)、火の丙(ひのえ)、土の戊(つちのえ)、金の庚(かのえ)、水の壬(もずのえ)が陽干、木の乙(きのと)、火の丁(ひのと)、土の己(つちのと)。金の辛(かのと)、水の癸(みずのと)が陰干です。
五行の木火土金水(もっかどこんすい)でみれば、十二支では春の木が寅と卯、夏の火が巳と午、四季夫々土用の土が丑と辰と未と戌、秋の金が申と酉、冬の水が亥と子です。
この五行を身体各部に当てはめると、木は肝臓=胆、火は心臓=小腸、土は脾臓=胃、金は肺臓=大腸、水は腎臓=膀胱です。
以上の陰陽五行の動きが大自然を支配し、人の生命や運氣にも拘わっていると考えられています。
したがって、十二支、九星気学、四柱推命、易学など東洋の運勢学の基本は全て陰陽五行から出ています。
それと同様に、食の世界でも医の世界でも陰陽五行は重要なものとされています。
東洋の思想では、人体をはじめ自然界の万物を司るものは目には見えない「気」であるとされています。
この気の流れを知ればいい運氣を捉えることが出来るように、体内の気の流れを知ることで病気を未然に防ぐ手立てを考えることも可能になります。
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自分で出来る肩凝り解消のツボ

肩井(けんせい)
首や肩が凝ったときや寝違えたとき、目が疲れたときなどに効くツボですが、歯痛、頭通にも効果があります。
このツボは全身の血行をよくしますので女性特有の冷え症にも効果があります。
ツボのとり方は、左肩は右手で、胸から真上に手をすり上げて肩の一番高い分部を強く6秒押して6秒放しそれを6回続け、できれば両肩を押します。その時に痛みを感じるところが肩井です。その時に絶対に肩を揉まないことです。力任せに肩を揉むと一時的には気持ちよく感じますが、毛細血管が切れていますので翌日あたりに揉み返しがきます。ですから押すか摩擦かが安全なのです。