目の疲れに効くツボ。

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開運道の癒やし整体

花見 正樹

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日本で整体という言葉が用いられたのは、整体理論が外国からもたらされた大正時代とされ、それが手技を用いた民間療法となって、日本古来の按摩や鍼灸と並んで代替医療となって普及しました。
その原点は、アメリカから伝えられたカイロプラクティック、オステオパシー、スポンディロセラピーなどです。
これらはいずれも、脊椎矯正療法、骨格矯正療法、を標榜する手技療法で、これを細分化すると、脊椎、骨盤、肩甲骨、四肢、など骨格や関節の歪みやズレの調整や矯正施術となります。
なお、私(花見)が学んだ中国整体では、それらの筋骨矯正整体とは異なって総体的な医療代行の手技療法で、整体という言葉は基本概念のひとつに過ぎず、整体だけが手技療法として確立はしていません。しかも、中国整体そのものが医療行為として日本の医療法に触れますので、中国整体は必然的に、日本式の整体に組み込まれたのも自然の流れとして止むを得ません。
さらに、最近ではインドの伝統医学とされるアーユルヴェーダやタイ式整体なども医療法ギリギリのところで広がりを見せています。
その中にあって、開運道整体は、日本の医療法を尊僔種守して、体重を掛けての揉み押しのない「癒し」と「予防医学」を目的とした「まさつ健康法」とし、他の追随を許さない高度で安全な「リラックス整体」を目指します。

美容健康・癒し整体

東洋医学では、身体に必要な経路と経穴(ツボ)は、経路が14本、経穴(ツボ)が361ケ所とされています。
ここでは、その中の重要なツボを選んで頭の天辺(てっぺん)から足のつま先に至るまで載せて参ります。勿論、タイトル通りに大半は独りで出来ますし、背中など自分で手が届かないツボは身内同士で、となり、家族の健康推進や予防医学、コミュニケーションづくりに大いに役だちます。ただし、これを病気治療など医療行為に用いることは、国家資格保持者以外は医療法で固く禁じられていますので絶対にしないでください。自分の健康は自己責任で・・・そのための健康増進がこの整体講座の目的です。
ところで、最近はパソコン、スマホなどを長時間使用、しかも連日、同じ姿勢での仕事では慢性的な肩こりや頭痛、目の疲れなども仕方なく、目医者には老若男女の患者さんが群れをなしています。
そこで、開運道では、自分で出来る「目の癒やし」をおしらせしたところ、多くの方から高評価を頂きました。
 今回は、その一つで、眼精疲労に効く、太陽(たいよう)というツボで、「目医者ごろしのツボ」とも言われます。

 

 こめかみのツボ・太陽は、疲れ目(眼精疲労)、老眼・近眼の改善、頭痛、偏頭痛、顔面神経痛などに効果があります。

この太陽のツボを皆さんが知ってしまうと目医者には行かずに済みますが、患者が来ないので目医者は失業に追い込まれます。
そんな目医者無用の太陽のツボは、こめかみの少し前の凹みの部位です。
目尻から指2本分外側、まゆ尻と目尻の中央から少し後方、こめかみからみるとやや目尻寄りとなります。
こめかみは一説によると「米噛み」ですっから、歯をかみしめると動く部分です。その少し前が太陽です。
ここは中指を立てたまま人指し指と薬指を添え、深呼吸をしながら気持ちよい強さでツボを気持よい強さでクリクリと摩擦押しで6秒ほど、そこで3秒ほど休み、これを6回繰り返します。三指を用いても長さが違いますから押すのは中指だけになります。
他の整体では人差し指を用いる場合が多く、押すのも動かさずに5秒ほどですが、実際に施術をしていて安定性がいいのは中指ですので、開運道式では中指を用いて、摩擦健康法が看板ですから当然指でツボを摩擦します。
なお、6という数は、私が昔習った中国整体の恩師から健康に大切な数と教えられ、6とその倍数を多用することにしているだけで他意はありません。したがって、5秒でも7秒でもお好きな数を用いて頂いても結構ですが、私は6をお勧めします。
さらに施術時は、蒸しタオルで目を温めてからとか、入浴時、入浴後など、心身がリラックスしたときほど効果があります。
私は今、白内障、緑内障、視野狭窄症の進行を、この太陽ツボ療法で遅らせ、失明を先延ばしして連日のパソコン作業に励んでいます。
(注)
太陽のツボ近くの骨の下には、表面に出ていない繊細な神経が走っていますので、太陽のツボ以外の強い押しは禁物、太陽のツボは「ピンポイントで!」です。