第44回 開運エッセイ
自己実現のお奨め
大原 裕美
1、男女交際のチャンス-1
婚期が遅くなった人の常套句のほとんどが、「お付き合いのチャンスがなくて」、です。
それは、悩み相談でも全く同じような言葉が出てきます。
たしかに、女性や男性だけに偏った職場では、職場交際には無理ですし、家と職場の往復ではご縁は薄いはずです。
でも、どんな職場でも休日はあるはずですから、その休日を趣味やボランティア、勉強会や交流会、さまざまな出会いの場に足を運ぶことは出来るはずです。
最近では、インターネット上においてフェイスブックやラインをはじめ交流サイトが溢れていて、知りあうチャンスはいくらでもあります。ただ、そこにはチャンスの数と同じだけリスクもありますので、注意深く石橋を叩いて渡るぐらいの慎重さが必要になります。
それでも、チャンスがなかったら? その時は、結婚相談所です。
もちろん、結婚相談所にもピンからキリまでありますが、長年の歴史があるしっかりした相談所であれば、
任せて安心、必ず、理想に近いお相手とめぐり会えるはずです。
それにしても、恋愛と結婚の違いを知らない人の多いのにも驚きます。
知らず知らずの間に、チャンスを逃がしている人も沢山います。
熱烈な恋愛の末、不本意な別れ方をした相談者に、「恋愛と結婚はまったく別のものです」というと、皆、不服そうな顔をします。
私は常日頃から、「恋愛ぐらい気楽な交際はない」と、言い続けて来ました。
これは、ひとつの逆説と思って頂ければ理解できることなのですが、愛情問題で真剣に悩む人にとっては、いささか不満な言葉らしく、たいがいの相談者はムッとした顔をし、「私達だけは違います!」と口をとがらし、いかに愛し合い、いかに悩んだかを語り、気楽な気持ちでないからこそ愛が深いといい、同情を求めます。
しかし、冷静に考えると、結婚または結婚に準ずる形にならない限りは、永遠の愛などあり得ないのです。恋愛には限りがありますから、いつか必ず別れの日は訪れます。
そのときに、いい思い出になる恋物語として心に残るか、哀れな悲恋物語として終わるかは、人それぞれの心の持ちようでまるで違います。
そのプラス思考かマイナス思考かの考え方次第で、将来の幸せ感にも大きな差が出るのは当然です。
結婚の約束のできない恋愛が、いかに気楽なものであるかを証明するのは簡単です。
その幾つかの例を上げますと、
「自分達が会いたいときに会えばいい」
会いたくないときは断ることができます。
「相手に対して何の義務も責任もない」
道義的な面は別として、法律的には束縛されることはありません。
「いつ別れても法的な制約はない」
既婚者が配偶者と別れるには離婚の合意という大変なハ−ドルがありますが、恋愛ではお互いの合意のないまま一方的な交際破棄宣言などで別れることができます。そのための大ゲンカはあっても、法律上の障害はありません。したがって、思いもよらぬ失恋という望まぬ事態もあり得るのです。
恋愛は、好きという感情が優先した男女の交際で、必ずしも結婚を前提としたものばかりではありません。
当然、遊びや不倫などという添えない恋もあり得ます。
そのための悲喜劇も起こります。
結婚を考えないで親密になり、いざとなって結婚を意識したら、長男長女の一人っ子同志だったりして、親の同意が得られずに揉めるというケ−スもあります。
これは、どちらかの家庭が歩み寄らない限りは円満な結婚はできません。愛し合う二人にとっては、親のエゴに見えるかも知れませんが、両家の両親にとっては家を継いでもらえないだけでなく、親子の縁が切れるような大きなショックなのです。
今までのケ−スでいえば、このような場合の結末はほとんどが不調で終っています。
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「大原ひろみ開運研究会
「自己実現相談室」のご案内です。
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日時
相談にのります。
料金その他
1時間 10,000円(税別)
女性限定・完全予約制・守秘厳守
場所
「開運道・築地サロン」他
お問い合わせ&予約
E-mail: hiromi.ohara@61gmail.comoohara
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