枇杷の実が ヘイスブックにあり余り

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無償の愛をつぶやく Ⅱ

高尾 義彦

枇杷の実が フェイスブックにあり余り枇杷の実が フェイスブックにあり余り
(2016/06/18)
知り合いのFBに枇杷の収穫。20数年前、お子さんが捨てた枇杷の種から成長、近所にお裾分けしても余るほど、と。自宅ベランダの枇杷の木は、いつ実る?今日は大学の県人会と浦和・千鳥難民の飲み会。

弥彦村 神社の真緑やまぼうし
(2016/06/17)
弥彦村村長、小林豊彦さんは元日経新聞記者。昨年一月の当選以来、初めての訪問。弥彦神社などを一緒に。かつて浦和でスナックを経営し今は新潟県の松之山に住む玉田美智子さんも「やまぼうし」で一杯。

まろまろと 薄着の妊婦 街を行く
(2016/06/12)
まろまろと目立つお腹を隠そうとしない女性が多くなった? いまや女性活躍の時代。大学の徳島県人会で、外務省などで働く若い女性と話したが、それぞれに頼もしく。新聞社が採用する記者も、女性が半数に。

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お江戸下町落語事情-2
=「人生八馨」一五年秋季号・第四巻

 今田寄席は、時に会場を近くの新川区民館に移したり、すぐそばに開店して一年ほどで閉めた讃岐うどんの店でも、即席寄席を開くなど、アメーバーのように活動の輸を広げている。「席亭」の一美寿さんは極めて社交的な人柄で、店の前を通る人に誰彼となく声をかけ、仲間に引き込むことを特技としている。
事情を知る人は、店の前を避けて勤め先に急ぐ、との逸話も生まれるほどで、我々もそのペースに巻き込まれた仲間。寄席が開かれる夜は二千円ほどの会費で、コップ酒にスタッフが用意したつまみが提供され、時に広島菜などのお土産もつく。
今田酒店がある新川一丁目は、門前仲町・富岡八幡宮の氏子でもあり、ご主人が昨年、町内会長に選ばれたため、八月の大祭の折には、神輿が出発する町の一角にテントを張って、町の人たちの世話もする。酒屋稼業とは一石二鳥でもあるけれど、世話好きの個性は、商売抜き。歌舞伎やコンサートのチケットを、公演当日に「今日、時間ありませんか」と提供してくれたり、我が家のマンションまで貰い物の野菜などを届けてくれたり。カンカラ三線の演歌歌手・岡八郎さんと知り合ったのも、この酒屋寄席だった。
一美寿さんとのつながりから、次に出遭った落語の会は、住吉神社の近くに店がある喫茶店「星時計」が主宰する会。一美寿さんの娘さんが一時期、この喫茶店で働いていた縁もあり、我々も出入りするようになった。
「星時計」の寄席では、これまでに三度、上方落語の故・桂米朝さん門下、桂吉坊さんの噺を聞いた。会場は、月島もんじや通り入り口にある佃島説教所だったり、喫茶店だったり。こちらも即席の高座を設け、喫茶店の場合は三十人も入らないスペースで、膝付き合わせながら、巧みな話芸を聞く。