あらたえと 蕎麦の名前に 冬の味

Pocket

 無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 あらたえと 蕎麦の名前に 冬の味
  (2020/01/21)
 大嘗祭に調進した 「あらたえ」 の素材となる大麻を育てた徳島県木屋平の畑で栽培した蕎麦が「あらたえそば」と名付けられ、地元で提供される、とひでこさんの故郷だより。粒のままの蕎麦米で、田舎では蕎麦米雑炊が定番。正月前後は我が家でも毎日のように食べた。

 門仲へ 大寒なのに 汗かいて
  (2020/01/22)
 佃から、隅田川にかかる相生橋を渡って門前仲町駅。大寒の20日、毎日新聞に用があつて、大江戸線は利用せず、汗ばみながら約20分歩く。夕方は、渋谷・道玄坂から裏渋谷の坂道を歩く。徳島県のアンテナショップを兼ねる施設、ターンテーブルで県人会の新年会。

 甘酸っばく ロに広がる 春いちご
  (2020/01/23)
 大粒のいちご「さちのか」は徳島生まれ。高校同級生の川人喜代子さんが大根、筍芋、蜜柑などと一緒に送ってくれた。餅や和菓子「土柱とら巻き」も。お礼の電話をすると、ツイツター俳句に心が温まる、と。早速、朝食のデザートなどに賓沢に。その後、松島日出子さんからも「女峰」。

 奥歯一本 かぶせものして 餅を噛む
  (2020/01/24)
 住友雅人 に対する画像結果歯槽膿漏寸前の歯を全面的に治療してもらつたのは30年以上前。最近、左下奥歯に軽い痛みを感じ、治療した。ずっと定期的に日本歯科大附属病院に通い、一本も欠けていない。最初に治療してくれた高校先輩の命の恩人住友雅人さんは、いま日本歯科医学会会長。

 節分の 豆もちょっぴり 値上げして
  (2020/01/25)
水天宮 寿堂 に対する画像結果 ここ数年、人形町・水天宮のそばにあり黄金芋で有名な寿堂で節分の豆を買う。小さな柵に二色の豆を入れ、お多福と鬼の面など小さな和菓子が乗っている。「福和内」と名付けられ、プレゼントとしても好評。消費税のせいもあり、値段は昨年より少しアップ。

 微熱あり コロナ気にして 冬の旅
  (2020/01/26)
 昨日は、高校の近畿地区同窓会出席のため、日帰りで大阪へ。朝、体温を測ったら37・1度。少し高めかな、と気にしつつ、往復の新幹線ではコーヒータイム以外はほぼ熟睡。懐かしい顔に会って、微熱などどこかへ飛んでいった感じ。大阪も街の変貌が激しい。

 武蔵野の 春はまだ先 画報見る
  (2020/01/27)
 婦人画報 ギフトカタログ に対する画像結果今年創刊115年を迎える月刊誌「婦人画報」の初代編集長ほ、『武蔵野』などの作品で知られる国木田独歩だと初めて知った。知人の四十九日に香典のお礼として送られてきたギフトカタログは「婦人画報」によるセット。1年間の定期購読も選択肢の一つ。