無償の愛をつぶやく Ⅲ
高尾 義彦
ハワイコラム ニ十回目は 遍路旅
(2020/04/01)
お遍路さんは春の季語。昨年6月から始めたハワイ「日刊サン」のコラムが4月7日掲搬で20回目に。ところがコロナの影響で経営が厳しくなり、週2回発行に縮小、コラムは月1回に、とメールが来た。日本人訪問客が半年前は5千人を超えていたのに、昨日は19人。
追悼の 春の集いも 延期され
(2020/04/02)
東大徳島県人会で世話になつた元ニュージーランド大使、遠藤哲也さん。追悼の会を本郷の東大構内にあるレストランで開く予定だつたが、人学側から使用中止を通告された。大学関係者がコロナに感染したとの情報もあり、駒場で㌢定した県人会の例会も中止に。
行者ニンニク 銘酒天青 春の宵
(2020/04/03)
ニンニクは房総から。筍なども送られてきたので、若竹煮に。「天青」は茅ヶ崎市の熊沢酒造のお酒で、これもいただき物。晩酌につまみもそろつて、居ながらにして花見酒の気分へ。コロナ禍で内向きの生活が続くが、心はめげないように、寄せられた好意をしみじみ。
七タの 集いも中止 春のいま
(2020/04/04)
例年、七夕の時期に開く大学教養学部当時のクラス会。幹事から早々と中止の連絡が来た。書道クラブは今月はすべて中止。8月の書道展に向けて出品作を完成させなければならないが、その先行きも不透明。手帳の予定表は、今月、日本歯科大学病院以外、白紙に。
シャボン玉 コロナ逃れて 癒されて
(2020/04/05)
豊洲市場開業に伴い整備された豊洲ぐるり公園。レインポープリツジが目の前に見えて、バーベキュースペースなども設けられ、週末、家族連れでそれなりの賑わい。不要不急はともかく、春の日を浴び昼寝、読書、釣りなど思い思いに。親子3人がシャボン玉を。
花束を 掲げピンクの 春嵐
(2020/04/06)
史上最年少の女性市長が誕生した。徳島市の内藤佐和子さん(36)。『難病東大生』を出版して間もなくの頃、門仲の久寿乃菓で一緒に酒を呑んだ。保守分裂の選挙で前途は厳しいが、困難を克服する熱意に期待したい。選挙期間中はSNSで応援するだけだつたが。
入学式の l声が聞える 隣りから
(2020/04/07)
隣りは佃小中学校。校長先生の挨拶や子供たちの声が昨日、久しぶりに。コロナでまだしばらくは休校だが、新学期のスタート。休校か開校か、各地で判断が分かれる。緊急事態宣言は出ても、対応策が後手後手の政府では、国民の不安は収まりそうにない。
(注)写真の不足分はNETのフリー素材等からお借りしました。
心から感謝申し上げます。