祭神の日本武尊が・・・

早朝、わが町の神社「御嶽神社」に参詣するのが日課になっています。
この神社の祭神は日本武尊「やまとたけるのみこと」、倉稲魂命「うかのみたまのみこと」です。
日本武尊は第12代景行天皇の皇子で、第14代仲哀天皇の父にあたる。熊襲征討・東国征討を行ったとされる日本古代史上の伝説的英雄であると。(ウイキペディア)

倉稲魂命(うかのみたまのみこと)は記・紀にみえる神。 稲の精霊が神格化されたもので、五穀、食物をつかさどる。 「日本書紀」では伊奘諾尊(いざなぎのみこと)と伊奘冉(いざなみの)尊の子。 「古事記」では須佐之男命と神大市比売(かみおおいちひめ)の子で、迦之御魂神(うかのみたまのみこと)とかく。

すすき野御嶽神社の創建年代等は不詳ながら、当地黒須田村の鎮守社だったといい、昭和50年区画整理に伴い、社殿を新築したと記されています。

境内石碑には、
黒須田町は以前田畑山林が調和した純農村で十八戸の氏子は平和な日々を楽しく過していた。近時経済成長に依り急激な都市化の波がこの村落にも必然的に押しよせ近郊都市としてその変革を要求され土地区画整理事業が実施されて草深かった里は希にみる高級住宅群に変った。その変様の中にあっては当御嶽神社の社殿も慶応四年の再建では周囲の環境に不適応となった。
そこで大神の威信再び敬神の念の高揚の為に氏子一同相計り社殿新築の議を決して木造銅板葺三間社流造りの社殿及び境内の整備を断行し面目を一新した。
ここに恙なく落成遷座を完了し之を記念してこの碑を建立する。(境内石碑より)と、記されておりました。

昨朝のこと、
いつものように四時に出発。日の出前、いつもの散歩コースを巡って、神社の門に辿り着くと、大の男が入り口の石段四段上がったところで、ごろり横たわって熟睡中。リュックは下の段に無造作に置いて・・

私は仕方なく、神社の裏口から入ってお参りを済ませ、玄関に回ってみるとまだ熟睡中。まるで祭神の日本武尊が、時世を憂いて舞い降りて来られたのでは・・一瞬、そんな考えがよぎりました。

幅150センチほどの神社の石段、少し横向きの姿勢で、腕と足の筋肉質を露わにした男子像の寝姿は、古とゆかりがありそうな面白い光景でもありました。

スマホのシャッターを切ることも思いつかず、この写真で皆様想像してくださいませ。

今朝は何事もないいつもの石段でした。