水始涸~みずはじめてかるる

季節は、いよいよ秋の末。

田んぼの水もすっかり抜かれて、稲刈りの季節です

(とは言ってもこの頃は、とうに刈り終わっていますよね)

少しずつ空気も乾いてくる季節(のはず)

何だかひねくれておりますが、だって、30℃越えですよ、10月なのに。

もう本当に、どうかなってしまいそう……。

冬は、その前に秋はちゃんと来るのでしょうか。

さて、心配はそのくらいにして、今日は宣伝をさせて頂きます。

西丘初めての著書。来月発売の本、表紙のデザインが公開されました。

とても素敵なデザインで、ホッとしています。

この本が、書店に並ぶ姿を早く見てみたい気持ちでいっぱいです。

 

その前に、クラファンも頑張らなくては。

前回もお願いしましたが、まだまだ苦戦中。

どうか、応援よろしくお願い致します。

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暑さ寒さも彼岸まで、と

お題の通り

今日は風に冷たさを感じます

こんなにおかしな天気が続いているのに

彼岸になったとたんに空気がひんやりするなんて

ちょっとあっけにとられてしまいました

それでも、ようやく秋になるのでしょうか

ホッと一息ですね

 

おかげさまで、来月の出版に向けて準備は着々と進んでいます

併せて開催中のクラウドファンディング

何とか始まりましたが

もう一歩、伸びません

ここをご覧の皆様

どうか応援よろしくお願いします

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是非、よろしくお願い致します

鶺鴒鳴いて玄鳥去る(せきれいないて~つばめさる)

来週は彼岸の入りだというのに30度越え。

暑さ寒さも彼岸までというのだから、少しは期待しても良いのでしょうか?

いくら暑くても季節は順当に進みます。

日の入りは早くなっていますよね。

彼岸を過ぎるころには秋の味覚が美味しさを増してくる季節。

柿や栗、海の幸も秋の旬を迎えます。

少しずつ肌寒くなる夕暮れ時を楽しみながら、

きっと一年中で一番きれいな夕日を眺められる季節。

四季それぞれに魅力はありますが、昔から秋が一番好きかもしれません。

 

さて、お知らせです。

いよいよ出版まで秒読みに入りました。

その前に、クラウドファンディングに挑戦します。

明日9月12日の朝7時公開です。

クラファンは初速が大事、だそうです。

こちらにリンクをのせておきます。

出版クラウドファンディング

出版までの道のりや、クラファンへの思いを書き連ねてあります。

是非ご覧いただいて、ご支援よろしくお願い致します。

天地始粛~てんちはじめてさむし

今年の夏も去年に続き、暑さと大雨に振り回された夏でした

おまけに地震まで

そして今は台風10号の遅々とした進みかたに日本中が翻弄されています

本来であれば少しずつ朝晩が涼しくなってきて、エアコンをきって窓を開けると虫の声、などという風情の時期のはずですが、残暑厳しくそんな余裕はありません

また、コメの不作に始まり、野菜の高騰、海では魚の異常な豊漁と、ニュースを見ていると、いったい地球はどこへ向かっているのでしょうか?と言いたくなる今日この頃(梨は気温が高かったせいで大層甘いようですが)

仕方ありませんね

地球と私たちは一蓮托生

最後までとことんお付き合いするしかなさそうです

それでも、季節は間違いなく進んでいます

雲が秋の雲にかわりつつ、夕焼けも秋のそれになってきました

柿の実が色付くころには季節はすっかり秋色に変わっているはずです

収穫の秋、豊潤な秋を楽しみに待ちたいものです

私事ですが、この秋に初めての著書を出版する運びとなりました

それに伴いクラウドファンディングも準備中です

また近いうちにご案内させていただきますので、どうかよろしくお願いいたします!

土用の丑の日に

暑さに負けないように、夏の土用にはウナギを食べるのが江戸っ子の習わしだったそうですね。

今ではすっかり高級品となり、庶民の楽しみとは言えないかもしれません。

それでもこの時期は、ウナギ専門店はもとよりスーパーから飲食店まであらゆるところでウナギを前面に出してきます。

先日どじょうを頂きましたが、やはりここはウナギを、というわけで、友人と鰻ランチ。

そうしょっちゅう食べるものでなし。

せっかくなので国産鰻を炭火で焼いてくれるところへ。

愛知産のウナギ。美味しく頂きました。

それにしても、暑さが尋常でない日が続いています。

皆様におかれましてもどうかお体気を付けて、お過ごしくださいませ。

小暑から大暑へ

酷暑、と言った方がよい暑さが続いていますね。

小暑から大暑へ。梅雨が明けて暑さが本格化する季節です。

この花は「コウショッキ」と呼ばれる真夏の花で、本来ならば梅雨が明けてしばらくすると蕾が次々と開いていくのですが……。

今年はすでに満開。

隣にある百日紅もすでに花開き始めました。

残念なことに、紫陽花はすっかり日焼けて枯れてしまいました。

自然は頑張っているなと思っていましたが、花の咲く時期がこうもずれて来ているところを見ると、やはり彼らにとっても今の気候は厳しいのかなと思わざるを得ません。

さて、本当の夏はこれからです。

どうなる事やら……。

菖蒲華(あやめはなさく)

いよいよ関東も梅雨入りしました。

が、暑いです。

アヤメも良いけれど、南向きの紫陽花はすっかり枯れかけています。

梅雨寒という言葉は、いまや死語ですね。

さて、夏を前にウナギを食べて精を付ける、日本ならではの季節の風物詩。

今年はちょっとひねって、どぜう(どじょう)を食べてきました。

 

ウナギと並び、昔からスタミナをつけるものとして好んで食べられていたどじょうです。

こちらもご多分にもれず、手に入りにくくなっているようですが、まだいまのところ大丈夫かな?美味しく頂いてきました。

「まる」と言って、どじょうをそのまま鍋に入れて甘じょっぱいタレで煮て食べるのがスタンダードだったはずが。

最近は骨が嫌がられるとかで「ひらき」にしている方が好まれるそうです。

 

そこで、鍋はひらいたどじょうで。

お味噌汁は「まる」そのままのどじょうで頂きました。

白い甘味噌でどじょうの臭みも全くなく最後まできれいに飲み干しました。

 

これで梅雨の間のしばらくは元気に過ごせそうです。

梅子黄~うめのみきばむ

本来なら、しとしと降る雨が続き、そろそろ梅雨本番……のはずですが。

首都圏関東に至っては、未だ梅雨入りせず。

雨になると豪雨。お日様が照れば酷暑。

予想していた事とはいえ、今年もまたおかしな天候のまま夏を迎えるのですね。

今週辺り、梅雨入りするのでしょうか?

さて、今日6月16日は、72候の「梅の実が黄ばむころ」です。

梅酒や梅干しを作るための梅の実を収穫する季節ですね。農作物の出来に影響が出始めているようですが、梅の実はどうでしょう。

我が家の紫陽花も、北向きであまり日が当たらない所の木は何とか保っていますが。

南向きの木はあまりの日差しの強さに、まるで梅雨が終わり夏本番になったかのように、花弁が乾いてきてしまいました。

ミツバチの分蜂も今年は回数が多いとか。

自然は正直ですね。

私たちも少しづつ少しづつ、暑い地球に順応していくのかしら?

自然がどう変化しようと、何とか折り合いをつけて生きていく、人間ってすごいなと、つくづく思う今日この頃です。

第二十三候 紅花栄

↑写真はちいさなかたつむり。

実際に咲くのはもう少し後のようですが……。

小満の第二候

「紅花栄」に入りました。

紅花はその名の通り紅をとる花ですが、咲き始めはきれいな黄金色。

受粉すると赤くなってきます。

先端から少しずつ赤くなるため「末摘花」とも呼ばれています。

「源氏物語」に出てくるのあのお姫様の名前ですね。

今年は大河ドラマで「紫式部」をとりあげています。

源氏物語が大好きなのでとても嬉しく、毎週楽しみにみています。

さらに……。

私が仕事にしている東洋占術にもとても関係の深い平安時代が舞台。

観ないわけにはいきません。

庚申の夜の虫のお話など、暦の言葉もふんだんに取り入れられていて

中々どうして、です。

先日暦講座を開講しました。

伝えたいことがいっぱいでアッという間の2時間でした。

次回は9月に予定しています。

本の出版も同じころかな?それまでもう少し、忙しくなりそうです。

次回は梅雨に入る頃にまた。

立夏・次候~末候へ

今年は風が強い日が多い気がします。

もともとこの時期は風が吹く季節ですが、ここまで強風の日が多いとは。

やはり気候がおかしくなってきているのでしょうね。

先日、港区でミツバチの引っ越し(分蜂というそうです)がニュースになっていました。

自然界が少しずつずれて来ている中で、こんな形でも自然の営みが報じられると少しホッとします。

それにしても、都心のど真ん中、それも歩道橋の枠で一休みをするとは何とも粋な女王バチ。

早く住みよいところが見つかると良いですね。

七十二候では、5月10日に土の中からみみずが顔を出し

5月15日はタケノコが生え始めると言います。

季節に沿った自然の流れ。滞らずにつないでいって欲しいものです。