易の基礎用語 2.爻と八卦

今朝は涼しくなったと思ったけれどだんだん蒸してきて、なかなか暑さが抜けませんね。
この様子だと、秋が短くてあっという間に冬になってしまうのではないかと心配になっている私です。
空も青く澄んで、気持ちの良い秋は大好きです。
食べ物も美味しく、メインは食欲の秋でしょう(笑)

さて、本題です。
今日は易の基礎用語の2回目、爻と八卦についてです。

前回、太極から一陽一陰が派生(両義)し、その一陽一陰から二個の陰陽が派生し、四個の符号(四象)となり、四個の陰陽から更にそれぞれに一陽一陰が派生して八個の符号(八卦)ができるとお話しました。

図にある通り、陰を『– –で示し、陽を『で示します。
八卦を図式化したものは、この陰と陽の組み合わせで示します。
この陰陽の線を爻(こう)といいます。
爻を3つ組み合わせて、八卦が構成されています。(2の3乗=8で、8パターンができます)。
以下、八卦とそのイメージする事象を表に示します。

この八卦図にある「人間」の項目で、長男・長女というのは、ここでは、壮年期の男女や、文字どおりの長男・長女を、中男・中女というのは青年年期の男女や、次男・次女を、少男・少女というのは少年期~幼児期の男女や、三男・三女を、父・母は老年期の男女、あるいは文字どおりの父母を示します。

今日はこの辺で、次回も続けて爻と八卦についてお話します。

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飛鳥瑠璃さんの華短歌のコーナーです。

〜華短歌「彼岸花」〜

彼岸花
あなた求めて
駆け抜けた
魂が今
燃えいずる秋

花言葉「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」

「赤い花が天から降ってくるかのごとく吉事がやってくる」と言われています。

飛鳥瑠璃

瑠璃のイスピレーション
https://ameblo.jp/rully121/

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易の基礎用語 1.大極・両儀・四象・八卦

9月に入りましたね。
通っていたジムを春に退会して、それ以来運動をほとんどしていないので、もう少し涼しくなったら、運動不足解消にウオーキングでもしたいなぁと思っている今日この頃です。
秋は外に出ると気持ちが良いので、ウオーキングにはもってこいですよね。

では本題に入ります。
まずは易の事を知るために、易に関する用語をいくつかお話しますね。

1.大極・両儀・四象・八卦

周易は、陰と陽との組み合わせで、天地一切の森羅万象を説明するものです。
有名な言葉に「大極より両儀生ず。両儀より四象生ず。四象より八卦生ず。」というのがあります。
ある混沌(カオス)の状態があり、それが次第に秩序(コスモス)だっていくことを表す言葉、とされます。
大極とはつまりカオスのことです。
両儀とは陰陽のことで、大極は陰陽の分離していない状態であることがここから分かります。
陰陽の属性は以下のイメージによって現されます。
陽 ~ 天、日、昼、光、男、夫、君、大、健、剛、進、動、奇数
陰 ~ 地、月、夜、闇、女、婦、臣、小、順、柔、退、静、偶数

両儀より、さらに陰陽は分かたれます。
陰と陽に分かたれた両儀は、まだその中に陰と陽をもっているのです。
陽中の陽(太陽)・陽中の陰(少陰)、陰中の陽(少陽)・陰中の陰(太陰)というように。
これを四象といいます。
更に四象がわかれて八卦(はっか・はっけ)が生じます。
易経はこの八卦の組み合わせによって成り立っています。
ただ、陰と陽の二元論、というのではなく、陰の中に陽、陽の中に陰が存在するという形になっています。
太陽が南中すればそこから日は翳るしかないように、深夜を過ぎればやがて日が上るように、陰が陽に転じ陽が陰に転じていきます。

上記の内容を念頭に、この大極図をご覧ください。
円の中に黒と白の魚のような形(陰陽魚といいます)があります。
その陰陽魚の目の部分をご覧ください。
色が相互に入れ替わっています。
このように、陰陽の中の陰陽が絵で表現されています。
また、二匹の陰陽魚が、円環運動をするかのような動的な動きがあることをイメージで示しています。

今日はこの辺で、次回は爻と八卦についてお話します。

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今回から、私のお友達、飛鳥瑠璃さんの華短歌をご紹介していきます。
瑠璃さんの短歌は、どれもロマンティックで色っぽくて、とっても素敵なんです。
毎回楽しみにしていてくださいね!

〜華短歌「桔梗」〜

終夜(よもすがら)
キキョウの夢を
なぞっても
愛を守れぬ
愛しいあなた

花言葉「永遠に変わらぬ愛」

“桔梗”は木へんを消すと「‘更’に‘吉’」となり縁起がよいお花です。

飛鳥瑠璃

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易について(はじめに)

8月ももう終わりですが、まだもうしばらく暑い日が続きそうですね。
早く熱中症の心配から解放されたいものです。

では、今回からは易のお話をしていきたいと思います。

これから私がここに載せる易経十翼の一つ「説卦伝」は、古代中国・春秋時代末期の高名な思想家で儒教の開祖でもある孔子(紀元前552年~479年)の作とされています。
いま、CSテレビのホームドラマチャンネルで「孔子」のタイトルで中国の連続ドラマが見られます。
孔子といえば「論語」ですが、これは孔子と弟子の問答集です。
孔子の築いた儒教も易経十翼も、孟子や荀子などに引き継がれて今日に至っています。
私がここに説卦伝を採り上げた理由は、易の成り立ちや思想が集約されているからと、私自身の学習に役立つからです。
ただし、私の得意技は「よろず小話」ですから、話題があっちに跳んだりこっちに跳んだり、時々別の占いの話をすることもありますが、ご容赦くださいね。
易は難しいので、時々別のお話も気分転換になると思いますよ。

今回はこの辺で、次回から詳しいお話をしたいと思います。

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