”寂しさ”を上回る”温かさ”

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父が亡くなって、明日で五七日(いつなぬか)になります。
病院に入院して、
最期の2ヶ月間、病院の皆様には、本当にお世話になりました。

新型コロナウイルス感染防止のため、一週間に一度だけ、
面会できる人数は、二人まで
毎回、事前に、予約をとって、
必ず抗原検査をして異常なしであれば、
三十分以内、病室での面会の機会をいただけました。

会うたびに、やせて弱っていく
会うたびに、自分の心配より、私達の心配をしてくれた
会うたびに、体重は減っているのに、むくんでパンパンになっていく
会うたびに、痛いところは全然ないよー。
病院のスタッフのみなさんが、良くしてくれるよー!

一週間にたった一度、
しかも、与えられた時間は、たったの三十分
母と、三姉妹の四人、
毎週、二人ずつペアを変えて、
それぞれ、交代で、たった十五分の面会時間!

限られた時間だけに、この”十五分”が、いかに貴重な時間か!

先生からは、
”食欲がないので、
何か食べたいもの、好きなものを、
生もの以外でしたら、なんでも差し入れ、大丈夫ですよ!”

食べるの大好きで、食欲満点だった父、
最期の2ヶ月は、食が、極端に細くなってしまっていた

ほんの少しの量でも、美味しい!と感じて
食べてもらえるのは、何かなあ?

会える時間が短いだけに、いつも 思いを馳せて・・・

普段は、買わない、買えない笑
高級フルーツを食べやすいように、小さくカットしたり
今は、喉を潤す ちょっと冷たいものが食べたいかな?
いや、冷やすといけないから、温かいものかな・・・
何がいいかなぁ???

会える時間は、たったの15分でしたが、
ずーっと、どこかで、いつも、父のことを想っていました。

亡くなってからも、一週間ごとに 家族で集まり
お経をあげて、思いを馳せる

不思議と寂しさはそれほどない

亡くなる前の2ヶ月、そして、亡くなってからのこの1ケ月、
”いつも、父のことを想う” 自分の中の ”優しさ” が
磨かれたような気がする

時折涙は出るが、穏やかに、みんなで笑って過ごせた

父の兄弟の叔父叔母にも、久しぶりに再会できた
そして
いろんな知らなかった、自分のルーツに繋がるお話も聞けた

お葬式での久しぶりの再会の親族とは、
お互いに、長いあいだのご無沙汰であったが、昔懐かしの話をし、
そして、今のお互いの近況報告もできた

親族の繋がり!
血縁関係!
人と人の繋がりが、希薄になっていく時代の中で、
久々に味わった、人と人との温もりと 温かい思いやりの気持ち


それが
”寂しさ”をかき消してくれている
そんな 温かい気持ちになれた
今まで、本当に、ありがとうございました♡

感謝

百雅楽はり・きゅう・マッサージ治療院 & はっぴーはーと 提供


富士香       輝雅楽

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