人体医学とも関係づけられている手相-2

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≪大脳における手の運動領域≫

 3、人体医学とも関係づけられている手相-2

 星占いから発展した手相は、今や人体科学とも関係づけられています。
 人それぞれの手相を分枝して統計的に見てみると、手の形や手の丘のふくらみ、手の線や指紋などに、ある一定のパターンがあるこ
とに気づきます。それを科学的に分析し洞察を深めることによって、性格や運勢なども予測でき、さらに、私達は手相を見て寸幸せな人
生寸への指針にすることもできるのです。
 実際に、手の動きは大脳の本能にもとづく指令によって動き、生まれたときにできた手相の丘や線は大脳の働きによって成長し変化
します。
 運命を科学的に探究するには、幾世紀もの間に伝えられた先駆者達の記録と、近代的な統計学による信頼できるデータ、そして何よ
りも客観的な事実が必要です。
 どのような生い立ちの人がどのような運命を辿るか、性格の違いによっても幸せになる道や悩みの解決方法が異なるのか、ある願いごとを秘めている人がその願いを叶えるにはどうしたらいいのか、などと「人それぞれに当てはまる運勢的傾向のパターン」を研究し、その対策と活用法を考えるのが運勢学です。
 誰でも、愛情、家庭、職業、対人関係、性格や健康、金運、将来のことなどで多少の悩みをもっているものです。無欲をよそおった
人や、厭世的(えんせいてき)な思想を持っている人でも、心の底では不幸よりは幸福を望み、平和で充実した生活を望んでいるものです。