四柱推命-10

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 占いの歴史ー32

 四柱推命-10
  十二運星の特徴-5

 帝旺(ていおう)

 帝旺という文字を言葉通りに解釈すれば、王様が栄華を極めた状態となります。
 それを運気に当て嵌めますと、過去の努力が実り、功なり名を遂げて人生の頂点を登り詰めた状態を表します。ただし、四柱推命では12年に一度は必ず巡ってきますので、い歯が、示しますが、目的とする地位と財産と仕事を築きあげた盛大な運気の強12年間で一番のさを評しています。帝王が持つ勢いの盛んな運気です。一国一城の主であり、人の下につくことを嫌い勢いも気力も最高に強く、覇気があり負けず嫌い。独立独歩で仕事一筋に生きる人が多いようです。良いモノ好みの方が多く他家相続の相で親と縁が深いようで切れています。壮年の縄張り争いの意味から相続縁はでもあくま12年ン

 登り詰めると人生の下りも見えてきます。
 様々な試練を乗り越えて社会的に成功する強運のエネルギーを持ちます。つねにチャレンジ精神をもち続ける精神的強さを持続する生き方で集めます。そのカリスマ性を発揮して大きな目標に向かうことによって、さらなる成功が得られますので、この星は生涯にわたって何かに挑戦し続ける生き方が似合うことになります。

自尊心が高く、人に使われているのが嫌なタイプです。従ってサラリーマンとして一生終わるようなことはなく何らかのチャンスをつかんで必ずといっていいほど独立するようです。しかし全く猪突猛進型ではなく、慎重なところがありますので内気に見える場合もあります。決して弱音をはくことなく、どんなに困難な環境に陥っても威勢良く振る舞います。また大変義理がたくて、物をもらってもそのままにしておくことができない。他人に迷惑をかけるのを極端に嫌い、たとえ銀行などから借金をしても他人や友人には迷惑をかけることはありません。