九星気学~「生年(生まれ年)」で占う(1)

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こんにちは。羽合光凜(うごうこうりん)です。

今日お話するのは、「生まれ年」の話です。
「生まれ年でおんなじ運勢なら、同級生みんな同じ運勢になるの?」
と疑問に感じた方もいると思いますので、少し長くなりますが、生まれ年に至るまでのところをお話しします。

個人を鑑定をするときは、生年月日、すなわち、生まれ年・生まれ月・生まれた日・(四柱推命では生まれた時間も)から総合的にみていきます。
雑誌やメディアでは、生まれ日まで考慮すると膨大な量になってしまうので、生まれ月が主流になります。雑誌やテレビ番組の「今月の運勢」「今週の運勢」「今日の運勢」は、ホロスコープを始めとして、生まれ月で占われていることががほとんどです。

一方で、「丙午(ひのえうま)の女性は男性を食うから結婚するな」のように、生まれ年にまつわる言葉があります。丙午の年に生まれた女性は、曲がったことが嫌いで、間違っていると思ったことに対してはっきり物申すため、従順な女性が好まれていた時代に、このように言われていました。
また、学校などで「学年カラー」や「学年色」という言葉があるように、その人のもって生まれた気質は、実は生まれ年の影響も受けています。

「生まれ年」に関しては、「十干十二支」より「九星気学」の方がその人の気質へ及ぼしている影響が大きいように感じます。次回は、生年が同じ集団の中で日々の大半を送っているお子様について、九星別にお話ししていきます。

写真は、「こげぱん君」の愛称で親しまれているサラサウミウシ。広島湾では1月前後でしか観察できない貴重なウミウシなので、発見したときは思わずガッツポーズです。