深い愛ほど苦しい-3

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 第51回開運エッセイ

 自己実現のお奨め

     大原 裕美

 
 3、深い愛ほど苦しい-3

 恋の苦しみを知らないでごく自然に結婚して幸せな人もいますが、その人には、苦しい恋を乗り越えて幸せになった人の幸せ度の重みは理解できないはずです。人は何事も自分の物差しで測ろうとはするからです。
 次も文学作品からの引用です。

 時のかなたの恋人=ジュード デヴロー
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  • 時のかなたの恋人=ジュード デヴロー に対する画像結果

恋人に捨てられた若い娘ダフレスは、教会に行き神にすがってで泣いていた。その前に忽然と現れたのが400年前の16世紀のイングランドからタイムスリップしてやってきた伯爵を名乗る奇妙な男。伯爵は無実の罪で捕われていたが、女のすすり泣く声に気づいたら、ここにいた、と説明する。しかし、このままでは伯爵が処刑されると知ったてダフレスが、彼の運命を変えるために、危険を顧みず行動するうちに愛が芽生えてくる。添うことの出来ない違う時代を生きた男女の辛く切ない恋物語です。

 ロリータ=ウラジーミル ナボコフ
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 ロリコンという言葉の元ともなった文学作品で、ある中年男が美少女ロリータに烈しく命がけの

  • ロリータ=ウラジーミル ナボコフ に対する画像結果

恋をする物語ですが、その内容は、ミステリアスな謎に満ちていて、その倒錯した愛情は破滅的にもの悲しいのです。
 男は叫びます。「ロリータ、我が命の炎よ。我が罪なる魂よ!」と・・・

以上はほんの一例ですが、シェークスピア文学の狂気じみた4大悲劇(ハムレット、オセロー。マクベス、リア王)などにも、数々の恋愛があり、ハムレットのオフェーリアのような悲劇もありますが、全体として違和感があり過ぎます。これは、日本の「金色夜叉」での悲劇のように一般の人からみると違和感がありますので割愛しました。
 いま私は知人の紹介で、半年ほど前から、私の今までの人生相談で5指に入る恋愛問題の相談に乗っています。
 相談者もそのお相手も、知名度の高い人で、内容が真剣なだけに中途半端には出来ません。
 ただ、悲劇にだけはしたくない・・・これが本音です。
 熱い恋は激しく燃え盛る炎のようで、つねに心と体を責めさいなみます。
 熱い恋を知って、その恋がうまくいかないとき、人はどうなるか?
 こればかりは、熱い恋をしたことのないクールな人には理解できそうもありません。
 熱い恋が成就したときの歓喜の瞬間は天にも昇る気持ちで、それを知った喜びで人生は元をとった気分になれます。
 その反面、その熱い恋を失った途端、奈落の底に突き落とされたような絶望感で死を考えます。
 この歓喜と悲嘆の上下差の激しさが、恋愛の醍醐味ともいえます。
 だから、人はいつまでも苦しみ悩みながら死ぬほど辛い恋を、性懲りもなく繰り返しているのかも知れません。

 いかがでしたか?
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 場所
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 お問い合わせ&予約
E-mail: hiromi.ohara@61gmail.comoohara
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