10、結婚を意識したら深入りしないー2

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 みなさま、お元気ですか? 
 先週は、7月入りで川開きと海開きとアウトドアーの季節、と述べましたが、今回の豪雨による熱海市内の土石流による災害の凄まじさを知り、今年は天災の多い年であるという占断上の託宣を信じないわけにはいきません。これからの数か月、日本列島を襲うであろう数多くの大型台風や線状豪雨の被害の恐ろしさが今から思いやられます。それ以上に、間近に迫った東京五輪が何となく不吉に思えて、この上は何事もなく無事に終了することを心から願うばかりです。

 

第70回開運エッセイ

  
 自己実現のお奨め

         大原 裕美
10、結婚を意識したら深入りしないー2

 前回は「恋は盲目」というテーマで、茨城県出身の美大生の娘と、静岡県出身の医大生の青年が恋に堕ちて同棲し、愛の結晶を産み落としてから男性側の両親の猛反対で困難な状況に立ち至ったところまで記述しましたが、今回はその続きです。

 若い二人は結婚届を出し、堂々と自活の道を選んだのです。
 家庭教師のバイトもあり、娘の描いたサムホールから8号までの絵も、NET販売でボチボチ売れて、生活も何とかなりそうだったからです。
 子供が生まれてからも彼の両親は「息子を誘惑した女が悪い」と、相手の娘をアバズレと、両親を罵ります。
 しかし、娘の母親の陰の支援で経済的には持ち応えながらも、育児に疲れた学生夫婦の破綻は、出産後わずか半年でした。
 あの熱かった愛の日々はうたかたのように消え、愛情のない若い二人は毎日が、赤子の泣き声と烈しい口論と罵倒がマンションの隣人や管理人の苦情を招き、やがて離婚です。
 大学も中途停学で子育て中に金銭に行き詰まった彼から離婚を迫られ、両親に詫びて実家に戻って幼児を母親に預け、近所のスーパーにパートで働きながら心の傷を癒しています
 いずれ、幼児を母親に任せて大学に戻って卒業まで頑張る予定、医大生の男のその後の消息は知りません。
 愛情問題に「もしかして」は禁句ですが、この恋愛は、同棲さえなかったら理想的なカップルだったかも知れません。
 本来ならば二人の趣味や嗜好も相性もよく、両家の環境も釣り合いがよかったのです。
 恋愛中の若い男女が結婚を意識したら、お互いに我慢して深入りしない・・・これも幸せな結婚への条件の一つです。
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「大原ひろみ・自己実現相談室」のご案内です。
 愛情問題などでお悩みの方のお助けサロンです。
 電話、メール、オンラインでもOKです。

 日時
 あらゆる相談に応じます。
 料金その他
 1時間 10,000円(税込)
 女性限定・完全予約制(守秘)
 場所
  「開運道・築地サロン」他
 お問い合わせ&予約
E-mail: hiromi.ohara@61gmail.comoohara
 お気軽にお問い合わせください。

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