潜在脳力を引き出す方法ー6

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第12回 開運エッセイ

大原 裕美

潜在脳力を引き出す方法ー6

 今回は、今の自分の能力を使っての潜在能力開発について述べます。
人の話を聞くときに、すぐにメモをとる人は左脳人間だといいますが、メモを取っただけで記憶をしたような錯覚に陥り、そのメモの内容をしっかりと頭に入れることは忘れてしまうことが多いものです。
能力開発に大切なのは、ヒラメキ頭脳といわれる右脳ですが、右脳の上手な利用法を身につけますと、記憶力、集中力、発想力のすべてにプラスとなり、眠っていた頭脳が刺激されて埋もれていた才能が一気に花開くこともあります。
一般的には、一生の間に自分の大脳の約5%しか使わずに、あとの約95%は、眠らせたままで一生を終える人がほとんどだといわれます。その中のわずかな数%を活用するだけで、見違えるほどの自己改革による能力アップが可能となります。この場合、大切なのは右脳を活用することです。
左脳中心の生活とは、理論上正しい規則的なまじめ人間になることですが、左脳人間はストレスもたまりやすく、老化も早いとさえいわれます。左脳人間は一つのことにこだわりすぎるため、応用力が鈍くなります。
右脳人間になるということは、感性を豊かにすることでもあり、直感力を磨き、面白いことは何でも挑戦してみる幅広い心を持つことが必要です。
右脳人間が占い好きといわれるのは、論理的に証明されないことでも、取り合えず興味を持ち、雑学でも何でも積極的に自分の頭の中に次々にインプットし、その中から必要なもの不要なものを選びとる寛容さと心のゆとりを持つことができるからだと思われます。
と、いうことは、開運村に集う人は占い好きなはずですから、右脳型で想像力も直観力も豊かですから、これから益々未知の分野への才能を伸ばす可能性を秘めていることになりますね。