自己実現のための実践スケジュール-3

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大原ひろみ講師のプロフィール、村長の挨拶は最上段にあります。

第16回 開運エッセイ

大原 裕美

自己実現のための実践スケジュール-3

月曜日は穏かに家族やあいする人と夕餉を楽しむ日でしたが火曜日は違います。
火曜日は、闘争心を心に秘めて仕事も私生活も一歩も譲らず人に先んじて頑張る日でファイトが全てです。
火曜日を支配する火の神となると、ギリシャ神話のカークス、ローマ神話のドラヌスなどを思い浮かべますが、どの国の神話をみても火の神は国を守り家族を守って戦う使命を与えられたファイト満々の神なのです。
日本の神話では、イザナギ&イザナミ夫妻の子・カグツチが火の神として日本書紀に登場しています。カグツチは出生時から炎に包まれていたため、母のイザナミは大火傷を負い、それが原因で死に至ります。それに怒ったイザナギは我が子・カグツチを手打ちにしますが、その時に飛び散ったカグツチの血から、火の神、水の神、岩の神、山の神が生じて噴火などの天変地異が生じたとされ、現在でも台所など火を扱う場所には火伏札として火の神・カグツチが家を守ってくれているそうです。
話は横にそれましたが、火曜日は家を守り家族を守るために全力で働く勤労日で、ライバルには一歩も譲らない気迫で頑張れば、っ難しいと思ったことでも成し遂げることが出来るのです。
この日本の火の神様は国内約400社の秋葉神社と約900社の愛宕神社に祀られ、秋葉神社は火伏の神様として栄え、愛宕神社は勝負事の必勝祈願神社として発展しています。
以上の観点から、この火曜日の成果が一週間の成功につながり、その積み重ねが一カ月、一年間、一生に影響を及ばすことを考えると、火曜日の重要性が理解できると思います。信じる、信じないは自由ですが、火曜日の手抜きは一生の損であることだけは、肝に銘じておいてください。