自己実現のための実践スケジュール-4

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第17回 開運エッセイ

大原 裕美

自己実現のための実践スケジュール-4

 前回までのお浚いをしますと、月曜日は穏かに家庭の団欒を楽しみ、火曜日はファイト満々で仕事にジュ熱を燃やします。
そして一転、水曜日は冷静に物事を分析して、自分の行動に間違いないか、あらゆる面から確かめてみます。
1月もはや中旬、ただ忙しく日が過ぎてゆきます。
もうすぐ平成時代も幕を降ろし、令和という新たな時代を迎えます。
ここで頭を切り替えて、自分にとって大きな飛躍のチャンスが訪れると考えれば、おのずから目指す方向や目的も見えてきます。ここで、私の個人的な願望でいえば、せっかく始めながら休眠中の「大原ひろみ開運研究会」を再開して、まず私が開運の先頭に立って幸せな日々を過ごしつつ、共に集う皆様が喜び多い日々をお迎えになれるようにアドバスしなければなりません。
それにはどうすべきか?
そこで初心に戻って、開運研究会の趣旨を振り返ってみますと、私が一人で力み過ぎていたことに気付きます。開運道に集う皆様と共に開運の道を歩むには、焦りは禁物、余裕をもって楽しみながら道を開かねばなりません。
私は、アナウンサーという職業柄、いつも完璧にと思い過ぎて神経を病んでいます。
よくよく考えたら、開運道は癒しサロンで、この開運村はバーチャル・パワースポットでした。
そう考えると、この「大原ひろみ開運研究会」は、ストレス解消を目指してもいいような気もします。だとすれば、なにも難しく考えることもありません。
心身の疲れを癒すリフレッシュ・タイムを共有するのが「大原ひろみ開運研究会」ならば、講師に日本で最初のストレス解消サロンを開設された花見村長を招いての、自由で伸び伸びとしたストレス発散開運研究会もいいように思えてきます。

このように、自由で前向きな発想と次なる一手を考えるのが水曜日、冷静に考え、それを実行に移せるように立案するのも水曜日、その中には仕事に加えて愛情問題も入っています。ということは、水曜日こそ公私ともに反省と再スタートへの折り返し点であることになります。そういえば、ギリシャ神話で水星を司る神様、マーキュリーは恋の橋渡しだけでなく、金運を含めた流通の神様でもありました。となると水曜日は、デート計画やお金のやりくりも考える日でもあるのです。