自己実現のための実践スケジュール-8

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第21回 開運エッセイ

大原 裕美

私は、アナウンサーとしてメディアの仕事をしている以上、一般の会社員のように曜日の自由は利きません。ラジオもテレビもにちようびだからといって休んではいられないからです。そうかといって休養日がない状態で働いていると、曜日の感覚が薄れると同時に、疲労回復の時間が不足するためか、心も体も疲れが抜けないままに徐々に覇気が失われてゆくのが分かります。そうなるとどうなるか? 何となく無気力になって仕事をするにしても自分から積極的に働きかけるより、与えられたしごとだけでも完璧にと思って受け身になってしまいます。当然ながら私生活も消極的になって、自分から人に会おうという気が失せて、友人との交流も受け身になってしまいます。では、どうしたらいいのか?
一週間に一日は休養日をとること、それが本来は、安息日として用意された日曜日なのです。
お国柄によっては、日曜は教会に行って感謝の御祈りをし、家族でゆっくり娯楽と食事を楽しむなど心豊かな一日を過ごしますが、どうも日本での日曜日は、外で遊びに費やす時間のほうが長くて、小さなお子さんがいるご家庭などでは、日曜を待って朝から暗くなるまで行楽やスポーツ観戦など娯楽とレジャーの日とされるご家庭がかなり多いように感じます。こうなると、いくら若いお父さんでも日頃の疲れを回復する時間がありませんから、仕事への意欲が薄れてしまい、出世コースでも後れをとってしまいます。それでも最近は、週休二日制が定着しましたから終末の一日を休養に充てることも可能になっていますので一安心です。
ともあれ、日曜日はのんびり遊び、のんびり休養をとり、エネルギーを蓄積する日であり、それによって気分転換にも活用できる日となります。
このように、一週間を自分なりのスケジュールを組み、さらに1ヶ月を上旬、中旬、下旬とそれぞれ目標をきめてみると、立て、一つ一つそれをクリアしていくことによって、漫然と無為に暮らすよりも、日々の暮らしが楽しく豊かになるのは間違いありません。
ここまでに、月曜日は芸術に親しみ、家庭の愛情を第一にとも負う仕上げました。
ここで、一週間の基本スケジュールをまとっめてみますので、ご自分なりの処方箋を考えてみてください。

月曜日は、仕事をそつなくこなして、余裕があれば芸術に親しみ、家庭の愛情を大切にします。
火曜日は、持てる力の全てを仕事にい捧げて心に秘めた闘争心を仕事にぶつけて頑張ります。
水曜日は一転して冷静に心を鎮めて物事を分析し、自分の行動をチェックして正しく過ごしているかどうかを確かめます。
木曜日は、目的達成の日であり、一週間の整理の日でもある大切な日です。
金曜日は、愛の女神・ビ-ナスのお出ましでプライベートな愛情補強日です。
土曜日は、仕事を離れて屋外レジャーをで土に親しみ、娯楽や趣味で日頃のストレスを発散させる日です。
日曜日は、のんびり過ごして休養をとり、エネルギーを蓄積して気分転換して次週への準備をする日です。

このように自分は何をすべきか知っていることが、自分の能力を生かすことになります。
ではまた次回をお楽しみに・・・