日記が絶対欠かせない理由-1

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第30回 開運エッセイ

大原 裕美

日記が絶対欠かせない理由-1
(開運道式自己啓発法より抜萃)

日記をつけることによって、どのようなメリットがあるか、それを考てみえます。
まず毎日、家を出て会社で仕事をして、家に帰って眠りにつくだけであれば、何も日記を書くこともないだろうという人もいて当然です。
しかし、自己啓発を目指す人にとっては、どんなに小さな内容でも良いですから、毎日ほんの少しでも意識して前進し、自己改革をはかることが必要です。そのためには、常に自分の心理状態や環境について自覚が必要です。また、日記に自分の思っていることが自由自在に表現し記述できるようになるということは、手紙、レポー
ト、その他創作活動も自由にできるということになります。さらに、思考力、判断力、それに加えて反省を含めた自省心をもつちかうことになり、日記を書くことによって得られるメリットは限りなく大きなものとなります。日記は、自分の歴史と、社会の歴史との接点でもあり、限りある自分の人生を子孫に伝えることにもなります

日記は人に見せない、ということを前提に書かれますが、時には交換日記だとか、作家の日記公開ということもあり、人それぞれの目的とやり方があるのは当然です。しかも人によって自分のことより周囲の出来事を主体に書いていたり、事件や国際情勢あるいは政治経済、地球環境問題にまで、手を染めているものもあります。あ
るいは、仕事のことを延々と書いている人もいるでしょう、恋人のことでいっぱいの人もいるはずです。そして、日記は自己反省、自己啓発、能力開発に最適のみのとなります。とくに、自分の思ったことを文章にする行為は、表現力を豊かにし、思考力を高める上に、頭の回転をスムーズにし、創造性をも高めることにも役立ちます。