どうしたらツキを呼び込めるか?-2

Pocket

第23回 開運エッセイ

大原 裕美

どうしたらツキを呼び込めるか?-2

前回は「出会い」の大切さについて述べましたが、今回もさらに出会いについて述べさせて頂きます。
人生には、誕生、入学、受験、就職、結婚、出産(女)、転職、転居など、義務教育以降の人生においても大きな岐路が沢山あります。
最近では結婚を望まない人もいますが、種族保存の本能を放棄して、人生の目的の一つを捨てたとしたら勿体ないことだと思います。
テレビのアニマル・プラネットなどで動物の雄が、自分の種族を未来に遺すためにライバルと命がけで闘う真剣で悲壮な姿には感動するばかりです。こうして勝ち残った強い雄が雌を独占して自分の種族を近未来につなぐことが出来るのです。
、このように「生存競争」の原則に則って生きている生き物の中で、人間だけを、その枠外で考えるのは不自然です。
なぜなら、激増する結婚不要、子供不要の人たちは、種族保存の本能を放棄したのですから、この世に生きてきた目的が、動物的本能とは違う、合理的な一代限りの文化生活ということになりますが、それでも出会いは大切です、
一生を孤独で過ごすことは辛過ぎますし、結婚も子供も不要でも、よきパートナーは欲しいのが人情、孤独は死を早めます。
そうかんがえると、人生の岐路の第一は、よきパートナーとの出会いに尽きるような気がします。
これでは、まるで、受験、+進学、就職などの全てが最善のパートナー探しのためとなって、先週記載の内容とダブってしまいますが、これも仕方ありません。一生のうちでたった一回の何気ない出会いが、一生の幸せを運んでくれることもあるのです。
問題は、自分がその出会いに気付くかどうかです。
もしかしたら、そのような出会いがあったのに気づかずに見逃していたかもしれないのです。
人間の一生は、「いい出会い」があるかどうかで大きく変りますが、数多い人間関係の接触の中から自分にとって最善最良のお相手を選び出すことは至難のわざで、海辺の砂浜から一粒のダイヤを探し出すように大変なことなのかも知れません。
とくに男女の縁となりますと、国内だけでも約一億一千万人の中の一人を探し求めるわけですから、偶然でもない限り、どこかで妥協しなければならないのですが、これでは開運研究会としての掲載意義が疑われます。
では、どうしたら最善最良の人に巡り会うか、その秘策です。
いま、この私の記述を目にした瞬間から、ご自分の周囲の過去も現在を含めて、これから一生を共にしたら「お互いに幸せになれる」と思える人を、配偶者でも恋人でも友人でも、お1人さん限定で、頭の中に思い描いてください。もちろん、結婚されている方が配偶者以外の人も含めて考えるのは自由、口に出してはいけない場合もあるかと思います。
そこで、お1人に絞れて、すでに相思相愛またはそれに近い関係で邪魔がない方は、ここでこの一文から目を離されて結構、ここからは、ここから外れた方のためのコーナーになります。
一生を共にしあたい人が、そうはなれない環境にいる方でしたら、そうなるチャンスが希薄とみたら早めに諦めることをお奨めします。なぜなら、可能性の薄い1人にムダな時間を浪費するより、一億一千万人の中から宝探しをする方が楽しみが多いからです。
いま、一生を共にしたい方が+いない場合は、今日から毎日が宝探し、自分が求めるひとだけではなく、自分を一生の伴侶として求めてくれる人を探すのです。
ー期一会ということもあり、一生に一度のめぐり会いだけで想い出を残して別れてゆく人間関係もあり、一生を共にするお相手探しとなると、運頼み、神頼みとなりますが、自分を磨いて人間性で輝けば、その人間的魅力に人は集まり、出会いのチャンスは大きく広がります。
そして、運がよければ、そのめぐり会いのチャンスを生かすことができます。その出会いを開運という観点からみれば、結婚も事業も趣味 以上、今回も出会いの大切さに終始しましたが、是非、一生の友を求めてでも、出会いを大切にしてみてください。
きっと、明日からの人間関係によき影響が出るはずです。ではまた次回、楽しみにお待ちください。