あこがれ

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くるくると、まわり

それは私に近付いてくる

きらきらと、輝き

美味しいわよと話しかけてくる

なんて素晴らしい時間だろうか

待っている時間すらも愛おしい!

回転寿司の話だ。

小さい頃に海無し県で育った反動だろうか、大人になって、回転寿司に行く頻度が増えた。

回転寿司には一度ほどしか行ったことがなかったが、その一回は強烈に頭に残っている。

きょうだいたちと、枚数を競いながらお腹いっぱい食べたものだ。

小さい頃から回転寿司は特別な物であったのだが、今では身近な存在だ。

回転寿司に行けば100円からお寿司が食べられて、好きなタイミングで、好きな寿司をタッチパネルで注文することが出来る。

なんなら今では唐揚げやラーメン、ケーキにタピオカ、寿司という概念を通り越して回転ホニャララ。もはやファミレスだ。

ちなみに私が回転寿司でよく頼むのはポテトフライで、回転寿司店舗によって特色があり、箸休めにちょうど良いのでオススメだ。あとは締めにアイスコーヒーを飲む。

うーん、書いてみて思ったがなんて邪道なことか!

 

そういえば、私の出身長野県での回転寿司売り上げ1位はサラダ軍艦だそうだ。

私も行ったら必ず食べるので驚いた。

他の県ではランクインすらしないのに長野県では持ち帰り含めてトップを譲らないらしい。

海無し県がゆえに、鮮度が低い魚より濃い味付けのはっきりした味の方が好まれたという説もあるようだ。

何の気なしに、ふむふむと調べていたら、某有名回転寿司さんは長野県創業らしい。

海が無い県から寿司屋が生まれたのかとこれまた驚いた。

意外な共通点に少しニンマリしながら、明日の試合が終わったら回転寿司でも良いなぁと、食いしん坊な私は寿司へまた想いを巡らせるのであった。