今年のGW!

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  今年のGW!

     新海 富美代

GWが終わり日常生活が戻ってきました。今年のGWは全くの制限なしでのお休み、人出も増えて各地が賑わっていました。我が家でもお陰様で娘、息子家族がGW後半に集まり恒例の我が家の床のワックスがけをしてくれました。コロナ禍以前からやっていた行事でここ2年はみんなで集まれずに私達老夫婦でやっていましたが今年は息子が「俺たちが行ってやるから」と言ってくれたので、その言葉に甘えることにしました。渋滞を避けて2日の夜にそれぞれが到着。孫達は車の中で眠って来たせいか夜にもかかわらず我が家に着くと嬉しさのあまり大はしゃぎ!!。ひと遊びしてから「明日も一杯遊べるからもう寝なさい」と親に言われ渋々お布団の中に入って行きました。翌日は朝からワックスがけ、娘のほうの長男は今年4年生で身長も伸びて今回は一人前にワックスがけを手伝ってくれました。確かに会えないこの2年間は大きかったなと感じました。そして他の3人の女の孫たちもそれぞれに成長してきて7つと8つになる娘たちも随分大人びて口が賑やかになりこちらがやり込められてしまいますが、まだ一番下の娘は可愛い盛りで大人たちのアイドルになっていました。半日でワックスがけも終わり床が綺麗になりおかげさまで気持ちよく生活出来る様になりました。翌日の4日はまだコロナ禍なので子供を人混みの中に連れ出すのは厳しいので我が家の駐車場兼庭にてバーベキューパーティーをして楽しみました。昔ながらの畳ござをひいたり現代版のマットやテントを張り孫達はそれぞれに好きなことをして、大人の男性がバーベキューの野外準備を担当して女の人は食材の下ごしらえをしてバーベキュー大会が始まりました。思い思いに好きなものを食べたり飲んだりしてお腹いっぱいになりみんな大満足の様子でした。子供達を連れて出掛けるよりもこのスタイルが最高!!だと赤い顔した大人たちの一言。このGWの大きなイベントのワックスかけと楽しかったバーベキュー大会も終わり明日は帰省。やはり渋滞が気になるから明日の朝は早めに出掛ける方が良いという話になりました。孫達は「えっもう帰るの?」「もっと遊んでいたい!」などと言っていましたが正直な気持ちかもしれません。孫達は最後まで思い思いに好きな遊びをして過ごしていきした。楽しみにしていたGWも終わりが近づいて来るとちょっと淋しい気持ちになりました。GWを待っている時が気持ちがワクワクして待ち遠しいですね。最後の夜にはサプライズがありました。夕飯を済ませてくつろいでいると孫達が「ばあば、目つぶって」と言いながら私の手を取り隣の部屋に連れて行きました。「はい!目を開けて!」と言われて目を開けてみるとテーブルに大きなホールケーキがありプレートに“ばあばいつもありがとう!”と書いてありました。私はすっかり忘れていましたが母の日をみんなでお祝いしてくれたのです。びっくりしましたが思いもよらないプレゼントに嬉しかったです。さらにそれぞれの孫が気持ちを小さな手紙に書いてくれて孫の成長を感じたひとコマでした。翌朝は早く帰り渋滞にも巻き込まれず無事に帰宅出来たようでした。周りの人も我が家はいつもは老夫婦二人で静まり返っているのにこの休みの騒ぎにはびっくりの事だったと思います。そしてまたいつもの静けさに戻りホッとしていることでしょう!あっという間の楽しいGWでしたが思い起こせば昨年一昨年のGWはコロナで思いも寄らない辛い休みでした。こうしてコロナ前の様に家族が集まる事が出来て楽しい時間が持てた事は本当に有難い事だと思います。今までは皆で集まり楽しむ事が当たり前の様に思っていましたがコロナを体験して実は当たり前ではないんだと言う事を勉強させて貰った気がします。有名な先生や関係者の方々がおっしゃっている様にこれからの時代天変地異の地震、噴火、異常気象、戦争・・考えれば不安材料がいっぱいですが、このような災害に対する準備をしつつも私達は今の時間を楽しみながら生きていくことが有意義に生きるという事だと思います。次に会えるのは夏休みかな?また一段と孫達は成長していることでしょう。