村長の一言・花見正樹

流山市在住の大出さんの影響で、流山は今や新選組のメッカ、                       若い松下さんがよく頑張って新選組をPRしてくれています。                       熱心な新選組研究家は全国に沢山いて、出版物も沢山出ていますが、
の中心にいるのが大出俊幸さんです。

私は50年ほど昔、流山市内に家を建てるべく土地を購入したことがあります。
仕事の事情でそこを手放して墨田区内に家を持ちましたので流山市民にはなりませんでしたが、
流山に在住して縁があったら大出さんの指導の下で流山新選組の行事に拘わっていたはずです。
お互いに古い付き合いで、私が生涯尊敬し続けることの出来る人である上に
何となくウマが合います。

大出さんが新選組に興味を持った切っ掛けは、
永倉新八の手記を呼んで感動にしたからという立派な動機からですが、
私の場合は実に情けない動機からです。
前述の流山に土地を購入した頃、私は弓引きで五段、
毎年五月初旬に京都三十三間堂での大的、御所内弓道場での小的と
日本選手権などに出て「出ると負け」を繰り返していました。
ところが同行の先輩などは勝ち抜いて翌日も試合ですから、
負けた私は京都市内をぶらつくしかありません。
それで興味がないのに新選組の史跡巡りで退屈しのぎです。

結局、弓は挫折して鮎釣りに化けましたが、長女が高校生になった頃、
家の中に新選組の本がやたらに増えてきたのです。
聞くと、沖田総司のフアンだそうで、
結果的に大出さんが編集した新選組の本の殆どは、長女が少ない小遣いで買ったもの、 今頃になって私が「新選組」ものを書く資料の一部に使っている次第です。
大出さんとはもっと妙な縁があるのですが、ここでは割愛して将来機会があれば懺悔します。

ここでは、大出さんの主宰する「新選組友の会」や新選組に関するこぼれ話などをご紹介させて頂きますが、「乞うご期待!」と大見得を切っておきます。