講演予定

20160707_日経春秋

日経新聞(平成23年9月5日)一面「春秋」の掲載記事です。
富家孝「医者に嫌われる医者として生きていくつもりです」
記事内容
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医師の富家孝さんは、医療ミスの事態や病院のしきたりなどのタブーに切り込む発言で「医者に嫌われる医者」として知られる。その著書のすすめに「小太りのすすめがある。食欲の秋を迎え、何となく勇気がわいてくるようなタイトルだ。
●富家さんによると、標準体型より小太りのほうが平均寿命が長く、病気からの回復力も強いことが各種の研究で証明されている。程度問題ではあるが、「適度の運動を心がけ食事や酒を楽しめば太っていても健康」と説く。スポーツの秋とはえ、やせなければと思い詰めることは体にも心にも良くなかろう。
●腹囲の標準が男性より女性が大きいなど科学的議論が決着しないまま、メタボリック診断が定着してしまった。宣告を受け、改善指導中の方もおられよう。ウエストが太くて血圧や血糖値が高ければ要注意なのは当然だと思うが、改めてメタボ認定され「撲滅」対象になると気持ちが落ち込む。
●メタボな人を減らせば結果的に医療費が削減されると政府はいうが、富家さんは「新しい公共事業」と断じる。実際、世界有数の長寿国を支える多くの働き盛りが再検査を受け、改善指導がなされ、新たに薬を飲んでいる。ぜひ費用対策効果を検証して公表してほしい。もちろん、日本の財政が心配だからである。
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富家孝:今後の講演予定

・2016年8月25日(木)、26日(金)
共同通信社 さきがけ政経懇話会8月例会 主催:秋田魁新報社  秋田市、横手市にて講演予定

・2016年9月8日(木)
共同通信社 政経懇話会 主催:信濃毎日新聞 飯田市にて講演予定

・2016年9月9日(金)
時事通信社 内外情勢調査会 川崎市にて講演予定

・2016年10月12日(水)
時事通信社 内外情勢調査会 主催:静岡市社会福祉協議会 静岡市にて講演予定