冬への心準備

冬への心準備

新海 富美代

師走に入りました。
11月は柿が赤くなると医者が青くなると言う言葉がありますが、整体の仕事も同様でちょっと仕事が減ります。
陽気も良いし、こちらでは果樹園等の仕事をなされている方々が、一年の仕事も一段落して休息を取る時期でもありますから、お出掛けする方もおります。私もこの時期を利用して友人達との旅行をして休息を頂き、心と身体の癒しを頂きました。 こうして休息を頂きましたから、さあ~頑張ろうと気持ちを入れました。
12月に入って、やはり師走、何とはなしに周りがちょっと忙しそうです。整体仲間やお客様も家のお掃除を始めているようです。私も月半ば頃になると、お疲れのお客様もきますので自分の事はなるべく早めに済ませてお客様をお迎えさせて頂こうと思っています。
先日、ある出来事がありました。私の整体のお客様で、最高齢の91歳のおばあちゃんの事です。おばあちゃんって言うと失礼に当たるかもしれませんが、今も独居で病院通いも近くに住む娘には世話にはなりたくないと、出来るだけ一人で行き病院の先生や看護師さんに迷惑が掛かってはいけないときは、娘さんに付いて行って貰います。
常に気を配り迷惑をかけてはいけないと思って生活している様です。頭もしっかりで記憶力も抜群、努力家で寝込んでしまったら大変と日々の体力作りや整体に来ては健康管理にをしっかりとなさっている方で、私も尊敬してあやかりたいと思っている方です。その方は今まで一度も忘れることなく予約日予約時間の必ず5分前には来て下さるのに今回は10分過ぎているのに来られません。心配になり自宅に電話しましたが出ません。
お年のいった方には念の為、離れてお住まいの家族方や同居の家族の電話番号はお聞きしてありますが、その方は自宅が私の家と意外に近いしもしも倒れていたり何かあってはならないと思いその方の自宅に携帯電話持参で走って行ってみました。門は二重に鍵が掛けられておりましたが、何度もいった事ありましたから開けられ、玄関に行くとやはり鍵が掛けられておりましたので南の部屋の方に行くと、居間の掃き出しの窓が開いていましたから、おばあちゃんの名前を大きな声で何度となく呼ぶと、耳が遠いのですが聞こえたらしく、台所から出て来ました。おばあちゃんの顔を見て一安心しました。その方は私が立っていることに驚かれ話の内容をお話しすると、あらっと驚かれその方はすっかり忘れていたと言っていました。
訳を聞くと、2週間前に甲府駅でいつもはエレベーターを利用していますが、その日は何気なく駅から北口に降りるときにエスカレーターに乗ってしまったみたいです。すると、乗って直ぐに転んでしまい、仰向けに倒れてしまいました。周りには誰もおらずエスカレータが押し上げて立ち上がることは出来たようですがびっくりして北口のベンチで一休みして家に戻って来たようです。
早速娘さんに電話して事の次第を話したそうです。症状的なものはなく不幸中の幸いだったと言われましたが娘さんから後で症状が出るかもしれないから3週間は様子を見る様に言われたようです。
定期的に通院しているお医者さんにもお話した様ですが同様な事を言われたようです。神経質で気にするタイプだと本人も言っていますが何か症状が出ては困ると毎日毎日そればかり気にして生活していて体調が悪くすっかり整体の予約もすっかり忘れてしまっていたとの事でした。
「先生悪かったね~」と恐縮して「先生の時間空けさせてしまった申し訳ない」と何度も詫びて下さいました。その日は整体はしないで、改めて日を決めて来て頂く事にしました。本当に今回は何事もなく良かったと思いましたし、高齢で独居生活している方には、常に変わったことがあった場合は気遣い見守って差し上げる事も大切と思います。その方も、改めて整体の約束の日に見えました娘さんも気にして下さり、朝「お母さん!今日は整体に行く日だよ。今回は失礼のないようにね。」と電話があったそうですが、その方はいつ戻りにしっかりと覚えて来院されました。
気になる3週間まで先生あと3日間大丈夫だよね!と言いながら帰っていきました。その方の様子から見ても大丈夫だと思いましたが、ご高齢になるとちょっとの事で大事になってしまいますから、気を付けて欲しいと思います。
甲府も冬本番に入って行きます。周りの遠い山々も雪景色となっています。身体も冬準備をして冬の到来に備えましょう!!

長野県松本市探訪記

長野県松本市探訪記

新海 富美代

今週も松本旅行記のお話です。先月28日に友人とに引き続き11月13、14、15日と今度は昨年10月に突然ご主人を亡くした30年来の10歳年上の親友との旅でした。親友がご主人を亡くしてからは度あるごとに電話して寄り添ってこさせて貰いましたが、1年経ち一周忌も終わり温泉でゆっくりとご主人の思い出話をしたりして過ごしましょう!と松本の浅間温泉に宿を取り出かけました。お互いが松本で落ち合う約束をして私は甲府から彼女は富山から、彼女の方が距離はありますが私のお気に入りの四柱(よばしら)神社に参拝したいと言う希望もあり松本の浅間温泉に決めました。
電車に乗り車窓から見ていると前回の松本行きよりも紅葉が進み山々が色づいて赤や黄色が鮮やかでとても綺麗でした。松本には新幹線を使い交通の便が良い彼女の方が早く着いて待っていてくれました。
待ち合わせ場所に行くと彼女が笑顔で迎えてくれ抱き合うまではいきませんが手を握り合い再会を喜びました。ご主人が亡くなられてから一年東京で1、2回会ってはいますが他の方もいてなかなか心を通じ合わせる事は出来ませんでしたが今回は二人だけですから本当に心から再会を喜び合いました。
会って先ずは四柱神社に行きお詣りして以前も行った神社横のこばやしお蕎麦屋さんに行きました。前回のおすすめの天ぷら蕎麦は量的に多いのでかけそばを頂き天ぷらの盛り合わせを頂き二人で食べることにしました。温かいお蕎麦も大変美味しく、また天ぷらも”天ぷら蕎麦”の時とは材料が違い珍しい物もあり彼女もお蕎麦も美味しいし天ぷらも美味しいと大変喜んでくれました。ご案内して良かったと思います。
松本駅に戻り温泉のお迎えのバスに乗り予約していたホテルに向かいました。チェックインして部屋に入り先ずは一服お茶を頂きながら女同士の話は止まりません。夕飯の時間もあるからお風呂に入ろうよ。と言いながらも話が続き中々お風呂に向かう事が無く時間だけは過ぎて行きました。お風呂に行っても話は続き話は尽きません。
夕食の時間になり会場に行き好きなものを取りビールで再会を祝して彼女がビールを一口、口にすると彼女の様子がちょっとおかしく、彼女も胸から上が熱い熱いと言いながらタオルで顔を拭いたりしていると、顔色も芳しくなくなり心配になった私は彼女にちょっと部屋で休む?と声掛け彼女もそうすると言う事で彼女は部屋に戻りました。
私は食事を取り電話にて彼女の様子を聞き、今夜は食事をしないということなので私も部屋に戻りました。彼女も落ち着いた様でしたが本調子では無いようでした。その夜はそんな状態だったので話すこともなく休むことにしました。私は眠りながら、彼女もこの一年間ご主人を失った事により気落ちして心身ともに疲れたのかな?とかやはり10歳の年の差があり、新幹線なので楽で時間も余りかからなかったといっても彼女には疲れが出ていたのかな?と色々考えてしまい明日も体調が戻らなかたらどうしようか?等々心配しながら休みました。
翌朝目を覚ますと彼女は元気を取り戻してくれいていつも通りの様子に私もホッとして安心しました。彼女自身も何故昨晩急にあのような状態になったか不思議だと今までこんな事は一度も無かったと話して私に昨晩夕飯一緒に出来なくてごめんね!と何度も詫びていました。彼女も元気になれたので女同士のお話再開です。
2日目も部屋に籠り一日中話をしていました。話の場面でご主人の事を思い出し涙ぐむことや泣いてしまうこともありました。私はまだ彼女と同じ経験をしていないから彼女の気持ちを全て理解して上げる事は出来ないけど、私の母もやはり父が早くに亡くなり、彼女のご主人同様あっという間に逝ってしまって全て父に頼ってきた母が舵を失った船の様でしたので、多分彼女も私の母と同じようなのだなと思い、彼女の気持ちがちょっとわかる気がして彼女の話を沢山聞いてあげました。
彼女曰く娘さんからママいつまで泣いているの?とか、別の友人からは亡くなった人は戻って来ないから泣いてないで頑張れと言われるらしく彼女としては
頭では分かっているけど出来ないんだよね。と私に話しました。今回の再会はゆっくりと会って彼女を生意気ですが癒してあげたいと思っていましたから、私は彼女に泣きたいときは泣けば良いし自分の気持ちに正直になって過ごせば大丈夫だよと話しました。時間が何よりの特効薬だしあなたとご主人の思い出はあなたしか分からないのだから自分の気のすむままにやって行けば良いと思うよと私なりに彼女を励ましました。
飴とむちに例えるならば私は彼女に飴をあげたのかも知れません。時間がかかっても彼女は元気になってくれると信じています。人は誰しも人との別れはあるものですが長年連れ添い過ごしてきた連れ合いを亡くす事は本当に寂しい事なんだと彼女を通して感じました。
つい一緒にいる今は当たり前とか喧嘩もしますが一緒にいられる有難さを感謝して悔いがないように毎日を過ごしたいと思います。15日昼に松本の竹風堂で名物の栗おこわを頂きそれぞれの地元へ帰途に着きました。彼女が無事に富山の自宅に着いた連絡を貰った時はホテルでの出来事もありホッとしました。そして彼女が富美ちゃんありがとねー今回は心身ともに癒すことが出来た。と言って心から喜んでくれたので私も嬉しかったです。彼女との付き合いは30年これからも続いて行くことでしょう。

 四柱(よばしら)神社に参拝しました。

四柱(よばしら)神社に参拝しました。

新海 富美代

先日10月28日に7つ年下の女性の友人と友人の念願だった長野県松本市にある四柱(よばしら)神社に参拝に行ってきました。28日前はお天気になかなか恵まれず28日もお天気悪かったら中止となっていましたが、当日の朝は爽やかに晴れ上がり最高の行楽日和です。
彼女と甲府駅で待ち合わせをして台風19号の後遺症で中央線が特急電車も運行されておらず普通電車もダイヤ通りには運行されていませんでしたが、私達の参拝に合わせてくれたようにその日から特急電車も運行されるようになり普通電車もダイヤ通りに運行されて最高の日になりました。私達は普通電車でゆっくりと行く事にしました。
松本まで約2時間近く電車に乗り彼女と話しながら過ごしましたが話に花が咲きあっという間に松本に着きました。彼女は整体のお客様でしたが施術中にも気が合い価値観も似ていてお互いに気に入ってプライベートでもお付き合いをさせて頂いています。
開運道の相性診断で見ると彼女は九紫火星甲辰年の生まれです。私は七赤金星丁酉の生まれです。相性的にはとっても良いとは行きませんが悪くもありません。彼女と私は一緒に居ても違和感なく話も合うし楽しく過ごせるのです。有り難い事です。私はなかなかここまで気を許してお付き合い出来る友人はおらず貴重な友人です。
その彼女が四柱神社に行ってみたいと言うので参拝することにしました。私が以前から四柱神社の話をして中々気の良い神社で私は好きで何度か参拝しており四柱神社の四柱とは、天と地、家の屋根と土台を結び、橋であちらとこちらを結ぶ、箸で私達の口に食べ物を運ぶの4つの意味があると以前四柱神社の宮司様よりお聞きしたことがあります。そんな話も彼女にしたので興味があったのか行ってみたいとのことでした。
参拝すると彼女は心を込めてお参りをしてました。気持の良い神社ですねと喜んでくれて、私と一緒に御朱印帳に御朱印を頂き社務所に置いてありました台風19号による長野県の災害募金がありましたので気持入れさせて頂きました。
その後二人でおみくじを引くと二人とも22番の大吉が出て、凄いね二人共大吉だよ一緒だねと喜び合いました。
昼近くになったので彼女が事前に調べておいてくれた美味しいお蕎麦屋さんが神社横にありそこでお昼を頂く事にしました。お店に入ると平日ですが結構混んでいて外国人もかなりいました。お店の方におすすめを聞くとなんと言っても天ぷら蕎麦と言われて冷たいお蕎麦でちょっと?でしたが折角来たからおすすめを頂かなくてはと彼女と一緒に頂く事にしました。
お蕎麦を待つ間彼女が話し出しました。実は彼女は以前乳癌を患いその後乳癌は完治しましたが数年後に肝臓への転移が見つかり治療しながら薬の副作用にちょっと苦しみ公的機関の職場を辞めて静養していました。その後調子よく過ごしていましたが数か月前から腫瘍マーカーの数値がちょっと上がりだして検査していましたら今度は肺にちょっと異常があると言う事で気を病んでいました。
そんなこともあり神社参拝したいといったかもしれません。彼女の口から「先生私死ぬの?」と言われて私は言葉がありませんでした。暫く間があり私なりに自分の聞いた話の中からフォローしましたが彼女は肝臓に転移した時も自分なりに闘って来たと話してくれ、又同じ思いをするのかと思うと気持ちが沈むと話してくれました。彼女の気持ちを察すると胸が痛みました。
お蕎麦屋さんを出て松本市内を散策して彼女のお気に入りのレトロの喫茶店に寄り美味しい珈琲を頂き又普通電車に乗り松本を後にしました。帰りの電車の中でも彼女と一杯沢山の話をして楽しい実りのある一日になりました。甲府駅で今日は楽しかったねと言いながら又行こうねと彼女と別れました。自宅に戻って彼女の私に言った「先生私死ぬの?」の言葉が思い出され彼女は私から「大丈夫死なないよ。」の言葉を待っていたのかな?と、とても気になりました。
四柱神社で引いたおみくじをもう一度見て病の所に「治る信じよ!」と書いてあったので、翌日彼女に電話して「おみくじに治る信じよ!」と書いてあったよね。だから信じて頑張ろう!と元気付け私も信じて気持ちで寄り添って行くねと伝えました。病と闘う彼女の気持ちを全て分かって上げる事は出来ないけど辛い時悲しい時は彼女に寄り添って行って上げようと思っています。彼女と元気出る様に四柱神社に又一緒にお参りに行こうねと話しています。四柱神社の神々様願いが叶いますように。

行楽シーズンでの台風災害、心からお見舞い申し上げます。

行楽シーズンでの台風災害、心からお見舞い申し上げます。

新海 富美代

 10月の三連休は関東甲信越東北地方に台風19号が上陸して大きな被害をもたらしました。季節的にも良い時で行楽や結婚式やらイベント等も色々と計画していた方も多くいたことと思います。我が家も娘の孫の3歳の七五三祝いと息子の8月に産まれた孫の初宮詣りを13日に計画していました。
数日前から台風の進行状況を気にしていました。12日は台風の影響を一番受けるらしく13日なら台風も去ってお天気になるから何とか大丈夫だと思っていました。ただ息子の孫はまだ2カ月なので1泊での遠乗りは厳しいとの事で、12日午前中のまだ台風の影響が少ない朝早めに埼玉を出てお陰様で道も空いていて10時頃には甲府に来る事が出来ました。
一方娘たちは13日の朝に来ると言う事になっていました。甲府も午後から雨が強くなり次第に風も強くなってきて雨戸をしめたり家の周りの小物をかた付けたりして台風に備えました。一夜が明けて朝になると雨も上がり日が指して来て、これは良かったお天気になったと思って七五三詣りと初宮詣りのお祝いのお赤飯やお料理の準備を始めました。
その日は中央線が止まっていると言う情報が入りましたが中央高速については何も言ってないから大丈夫だと思い、娘からの電話に高速道路大丈夫みたいだよと答えてしまいました。それで娘達は朝早めに車で家を出たのですが中央高速も土砂の崩落で通れない事がわかり、一般道で来ようとして向かったのですが山梨に向かう主な道はどこも土砂崩れがあったりして、それでもあちらこちらのルートを模索して2時間あまり走りましたが結局どうにもならず甲府に来る事を断念しました。
娘の住んでいる場所も道路の冠水やら土砂崩れの災害が発生し大変だったと言っていました。幸いにも被害を受ける事が無かった事だけでも有難い事です。結局私はお祝いの準備はしたもののどうなるかと気を揉み心身ともに疲れながらも息子の孫の初宮詣りのみを行いました。無事にお宮詣りを済ませてホッとしたものの今度は翌日息子達が帰る方法を考えなくてはなりません。
中央道が大月八王子間で通行止め、国道20号も通行止め。さてどのルートで帰れるか?と検討した所中央道で大月まで行きそこから須走ルートを通り御殿場から東名に乗るルートがどうも行けそうだと言う事になり一安心しました。翌日息子達は渋滞をさける為に早めに出掛けて行きました。須走辺りでちょっと渋滞はあったものの埼玉まで4時間程で無事に帰宅出来ました。いつものコースよりも2倍増の時間は掛かりましたが小さな子供を連れての帰宅でしたので無事に到着出来た事に感謝です!私も息子家族が無事に帰ってくれたことで本当に安心しました。
毎度のことながら山梨は陸の孤島になってしまいましたが幸いにも大きな災害被害は無く有難い事でした。我が家の今回の台風の影響も、息子家族が無事帰宅してくれた事で解消しましたが、目をテレビに向けると、各地で大変な被害が出ていてその大きさに胸が痛む思いです。近年全国各地で災害が頻繁に起こるようになり此れからはいつなんどき何が起こるかわかりません。
災害から身を守る事をそれぞれが意識していかなければいけないと感じた今回の台風でした。被害に遭われた方々の事を思うと本当に胸が痛くなります。一日も早く元の生活に戻れます様にと祈る気持ちです。

子どもは宝です。

子どもは宝です。

新海 富美代

朝夕めっきり涼しくなって来ました。空もうろこ曇やイワシ曇が広がり秋らしくなって来ました。秋の運動会が真っ盛りです。先日娘の孫が小学校初めての運動会でした。21日でしたが天気予報で21日から3日間は雨と言う予報で誰もが運動会は厳しいかな?と思っていたと思います。20日の13時に父兄に学校から一斉メール配信で21日の運動会は中止で24日に変更との連絡があった様です。
私にも婿より連絡が入りました。なので21日運動会を見に行くのは中止して24日に見に行く事にしました。24日は朝からお天気で暑い位のお天気でしたが爽やかな風がちょっと吹いてくれていたので暑かったですが、ちょっと助かりました。私も自分の娘息子以来の小学校の運動会です。昨年は幼稚園で年長さんとして最上級生としてお兄さんぶりを発揮していた孫でしたが、小学校では可愛い1年生で優しくお兄さんお姉さんに囲まれて幼稚園とはちょっと違った様子に見えました。
小学校の運動会は内容的には、私達が子育てしていた頃とは違い1年から6年までの縦割りで赤白に分かれて競技などしていました。徒競走も昔とは違いやはり赤白での競争でした。娘と今は共に競い合うと言う事をしないね。競争すると言う事をさせないし子供にも意識が少ないし家庭においても兄弟姉妹が少なく兄弟姉妹同士の競争もなくそういった経験しないまま社会に出て行き、社会へ出れば出たで競争の世界なのにこの子達が社会に出て行ったときに果たして大丈夫かしらね~と娘と危惧しました。
運動会の醍醐味はやはり見に行った人たちで頂くお弁当です。しかし今回は平日と言う事で参加出来ない親御さんもいることからお弁当は教室内で子供達は食べる事になっていましたから、残念ながら運動会の醍醐味を味わう事は出来ませんでした。
しかし1年生としてダンスに競技にと頑張っている孫の姿を見る事が出来て嬉しかったです。ゴールデンウィーク前頃に登校時登校班の友達兄弟とのちょっとしたトラブルがありそれを機に校門をくぐる事がなかなか出来ず毎朝母親が校門に送りそこで校門担当の先生にお願いして連れて行って頂くと言う日々でした。最初は校門に立っている時間が長く入れずてこずっていました。私も毎朝気になり孫が登校する時間離れたところに住んでいますから、携帯のラインで様子を聞いていました。
5月も終わり頃になっても入って行けず娘もかなりしんどかったと思います。娘共々精神的に厳しかったです。娘も担任の先生と連絡を密に取り娘が校門まで連れて行くから後はよろしくお願いしますと話したら担任の先生もそれが一番ベストですと言って下さり対応してくれました。担任の先生以外の先生方も協力して下さり孫を見守ってくれていました。先生と娘の信頼関係もしっかり出来て少しずつ改善に向かって行きました。
7月に入りそろそろ夏休みの話題が出る頃には娘が校門まで送って行くと振り返りながらも一人で校内に入って行ける様になりました。先生方のお陰もありかと思います。親バカかもしれませんが娘は仕事をしながら下の孫を幼稚園送りながらの毎朝の校門までの送り孫の校門を入って行けない姿を見ての心中はさぞかし辛い物があった事と思います。良く頑張ったな!!と誉めてあげたいと思います。校門をくぐる事が一人で出来なかった孫が今は元気に登校友達とも仲良くしているし今回の運動会で一生懸命頑張っている姿を見る事が出来て本当に良かったと思います。娘もさぞかし嬉しかったのではないかなと思います。
子供が成長して行く途中には色々とありますが親やおじいちゃんおばあちゃん等の沢山の人の愛情をたっぷりと注いで感情豊かに成長していって欲しいと思います。国を良い国にしたければ子供の教育をしっかりとすることだと以前書物で読んだ気がします。子供はこれからの社会を支えて行く大切な宝ですから。

暑い夏でした

暑い夏でした

新海 富美代

 今年の夏は昨年同様に暑い夏でした。
体力的にも厳しさを感じた年です。暑さが原因かと思っていましたがやはり年を重ねて行くと体力が落ちるのを感じます。整体のお客様からも聞きますが体力も何年かに一度ガクッと落ちる年があるみたいで節目があるようです。どうやら今年は私もその節目の年だったかもしれません。
自分も年を重ねて体力も落ちて来たから自分の体力や身体の状態を見ながら過ごしていかねばならないと自覚させて貰った夏でした。そのはずです整体の仕事をさせて頂き22年目に入っている訳ですから自分自身も開業当初の私と違いがあっても不思議ではありません。開業して22年ともなりますと来て下さるお客様も高齢化が進んで来ています。
現在のお客様の最高齢は91歳です。80代の方も何人かいらっしゃいますがその方の中でも個人差が出てきております。元気にはつらつの方もいますし足腰がちょっと弱って来ている方もおります。やはりちょっと気になるのは現代社会の問題になっている認知症です。
お客様を拝見していてちょっと気になり出した方がおります。様子見ていますと徐々に進んでいるなと思っていますが、ご本人は全く意識がなく、私は元気で皆さんが驚いているのと言って、ご自分では全く自覚のない状況です。一人暮らしで近場に子供達もいるのですが、理解しているのか知らないのか?と言う状況の方もいます。
別の人は家族がちょっと気付き始め、早くから病院にかかり予防したりご本人も気にして進まないように努力されています。私が師匠から教えて頂いた手もみが脳の刺激にも良い話をした所、やって欲しいと言って来ていただいています。気持ちが良いらしくずっと続けて頂いております。進まない様ご本人も家族も気を付けておられます。
前者のお客様にも手もみの良さをお話ししてさせて頂いております。気持ちが良いと言ってくれていますがだだ認知が出て来ている事が本人に全く自覚ないので、ご本人にはお話出来ません。その方が通っている美容室の先生もご承知でその先生とも情報を共有して見守っています。先日その美容室の先生に、今までずっと通っているのに整体屋さんの行き方が分からなくなってしまったと話された様です。しかし本人はおかしいとは思っておらず私にも行き方が分からないと連絡ありタクシーで来院されました。その方は本当は来かたが分からずタクシーで来られたのに、私に足がちょっと痛かったからタクシーで来たと話されました。
私は承知の上でその方のおしゃっる事を聞いて差し上げています。同じ話も繰り返し繰り返しお話しますがずっと聞いてあげております。有難い事にお客様の中に看護師や介護士ケアマネージャーさんもいて下さって色々教えて頂いておりますので、できるだけそのように対応させて頂いております。やはり専門家の方にお客様の様子をお話すると認知症の症状だと教えてくれました。専門家の方たちはご本人を傷つけないように話を聞いてあげて欲しいと話してくれました。本来なら家族が気付いて見守って行くことが一番ベストの様です。
お二人の方を見ても本人や家族が自覚して対応しているのと全く自覚が無く家族の協力も無いとでは大きな違いがあるなと思いました。以前聞いた言葉があります。”子どもを叱るな自分の来た道。年寄りを笑うな自分の行く道”。認知の症状が出てくるお客様や周りの方もいるかもしれませんが温かく見守って行ってあげようと思います。私たちがその方達と同じ年齢になる頃には、5人に1人が認知症になると言われている様です。認知症にならない為にも今から予防し日々の暮らし大切にして意識して生活して行きたいと思いました。

心と体のバランス

心と体のバランス

新海 富美代

 今年で74歳になる女性で、現役時代には現在の介護施設の草分け的な職場の施設長までなさった方が、整体にお客様としておこし頂いております。もう数年前から来て頂いております。
現役を引退されても、県やそれぞれの分野から現役時代の実績が買われ、現在も介護の学校等の講師を頼まれて県内を走り回っているパワフルな方です。地域でも実績が買われて民生委員や色々なお役を頂き活躍なさっています。私の所には、立ち仕事なので膝等に負担かかり膝が痛く0脚になってきたので施術を受けに来てくれました。
その方とは考え方や価値観等が合い施術中色々なお話をしたり、人生の先輩でもありますから、若い時のご苦労やらお話をしてくれたり専門的なお話も沢山して下さいますから、とても為になります。有難い事にその方にも気に入って貰い、気持ちが合い、沢山の時間を共にして頂いております。その方は常に前向きで仕事が大好きの様です。
ご近所の方がいつまで仕事しているのか? もうのんびりとしたら? と言われるらしいですが、そんな事は気にしなくて、”私は仕事が好きだから働けるまで働くのよ”と皆さんに言っている様です。相手から要請がある限り働きたいと意欲満々です。そんな所も私は共感出来ご一緒している時はとても楽しいし、あこがれも感じます。
そんな彼女が先日整体に来て彼女の顔を見るなり、いつもの凛とした姿や顔では無いのです。施術を始めると、その方が話始めました。その方には3人の女のお子さんがおりますが、お一人遠く離れた所に住まれていて、年に2回程実家に遊びに来るようです。そのお子さんが、孫を連れて来る時には、来ている間全精力を注いでおもてなしをする様です。
普段中々来れないから、来たときは自分に出来る事をしてあげ、楽しませてあげたいと言っておられました。
今回もお盆休みに来たようでした。それで精一杯お世話された様です。そのお疲れもありとは思いますが、私がお知り合いになってからその事は何度となくされて来ましたから、それ位で疲れの出る方ではありません。
話を聞いていると、車の車検やら修理があり代車を借りているとの事で、その方はお得意さんなので車屋さんが代車として良い車を用意してくれたらしいのですが、出かけようと荷物や鍵を入れたバッグを入れてちょっとその場を離れたすきにロックされてしまい携帯も家の鍵も入れたままですから困り果ててしまったみたいです。職場に行く前でその方はきちんとした方ですから、遅刻など一度も無く事務の方より早く出勤なさり準備をされる方ですから今回は異例中の異例でした。
普段きちんとされていますから今回の事も職場の方々はすんなりと理解はしてくれた様です。しかし、彼女は今まで遅刻なしで長年やって来ていますから今回の事は辛かった様です。車屋さんを呼んで対応しましたが、又その日のうちの夕方に別の場所で同じ事が起きてしまって夜の会議に間に合わない為その場に車を置き、タクシーで会場に駆け付けたと言う出来事があり精神的にも肉体的にもクタクタの様でした。
こんな事がありその方は気力が低下して仕事を続けて行けるか心配になり悩んでしまった。と話されました。我が家に来て様子がおかしいかったのはこれが原因かと思いました。
いつも通りの施術をさせて頂き、いつもなさる手もみもして、バニラアイスクリームがありましたから、二人で頂きながらくつろぎました。帰り際にはその方の顔色も良くなり、活力が出て来た様でした。翌日、気になって連絡してみると、いつものその方に戻っており、大丈夫だよ! まだまだ頑張れるよ!! と言ってくれました。私は安心して、はつらつといくつになっても輝いていて欲しいと思いました。自分の経験からも言えるのですが「身体と心は一つ」どちらが疲れても上手く行きません。
疲れ過ぎるとどんなに気丈な心の持ち主も気持ちがダウンして、やる気を失ってしまいます。身体と心のバランスを保ちながら、疲れた時には是非身体のケアーをして欲しいですね。そんな事を感じた出来事でした。

ケガの後遺症にもご注意を!

ケガの後遺症にもご注意を!

新海 富美代

先日のやりっこ(整体して、してもらう事)で気が付いた事がありました。私よりもちょっと若いその女性の先生とは月に一度くらいお互いの身体を施術しケアーをしています。有難い事に通常の2倍近くお互いの身体を施術しあいますから細かいところまで手を入れて貰い施術し終わると本当にすっきりとした気持ち良い身体になります。お互いに感謝しつつ、また1か月お互いに頑張りましょう!と励ましあいます。
整体のやりっこの中で2カ月位前から相手の先生の左かかとが痛いらしく、特に朝が厳しいし仕事中も力が余り入れられないらしく困っていました。私も施術中気を付けて診て差し上げましたが筋肉疲労がある様でかなり硬くなっていました。彼女も心配になり、病院に行って診て頂きましたが疲れているのでしょう。余り使わず休んで下さいと言われた様です。
彼女にも仕事がある訳ですからそんなことも言っては居られませんが医者の言うように休んでいました。しかし芳しくなく再度違う病院に行き今回はレントゲンを取ってくれたようです。異常無く彼女もどうしたら良いかと思っていました。私達の仲間に柔道整復師の免許を持っている方がいてその方のご主人がレントゲン技師をなさっていますから、聞いてみる事にしました。
柔道整復師の彼女が言うには、多分筋や筋肉が硬くなっていると思うから良く揉みほぐすと良いと教えてくれたようです。そこでかかとの痛い彼女は毎朝起きた時に自分の片方の足を使いながら揉みほぐして筋を伸ばす様にしているようです。今回のやりっこの時に聞いて見ると少しずつ改善しているとの事で良かったと思いました。
その事からヒントを私は貰いました。実は整体のやりっこをしていていつも彼女に左足が短くなっていると言われていました。確かに自分でも身体が立った時に傾いていると思っていました。彼女と同じく筋が硬く縮んでいると自覚はありました。昔からの身体の不調もありましたが30歳の時に2歳の長男を自転車に乗せている時に車に当てられ倒れた事がありました。幸い長男には、怪我は無く私が左膝を突き自転車と長男を左膝で支えてしまいましたから左膝がかなりの打撲になってしまい暫く治療に通っていました。
その後遺症でしょうか?30数年経った今も違和感を感じて年を重ねるに連れて左膝 足の短さや筋の硬さを感じています。整体仲間の自分で揉みぼぐす話をヒントにやってみる事にしました。すると筋がかなり硬くなっている事を感じ左足全体が縮んで短くなっている事を実感しました。
月に2回から3回の施術をして頂いており、昔の自分と比べれば大分良くなっている事は分かっていましたが私の身体はまだまだ奥が深くこれからもやり続けなければと思いましたし受けるだけでなく自分での揉みほぐしも必要だと思います。以前にもちょっと気になり自分で揉みほぐしましたがなかなか継続となると厳しく途中で辞め忘れてしまった事が何度かありましたが今回はしっかりと意識して継続して改善に努めたいと思います。
私が仕事で施術させて頂き感じる事は、私自身もそうですが昔の古傷が年を重ねる事に出て来ると言うことです。若いうちは筋力もありそう感じる事が無いですが段々と出て来ている様です。施術に来て下さった方にちょっと気になる部分あり、昔何か怪我等されましたか?とお聞きすると大体の方が痛めたり怪我をなさっていると言う事でした。古傷は年と共に出てきますが出来るだけ怪我をした時等はしっかりと治しておいた方が良いと思います。怪我をしないことが一番ベストですが。

例の夏仕事を終えて。

恒例の夏仕事を終えて。

新海 富美代

今年の夏の大仕事が終わりました。埼玉に住む息子にこの夏第二子が生まれる予定でした。今回の出産は嫁も実家に帰らず自宅近くの産院で出産そして自宅にて過ごすというのです。それぞれの親が役割を任されて手伝う事となりました。私に任された任務は8月11日で5歳になる上の長女をママの入院中お世話する事でした。
8月6日に第ニ子の女の子が無事に産まれました。いよいよお預かりです。7日に赤ちゃんを見に
行きながら上の子を連れに行き甲府まで連れて来ました。パパやママとは何度も甲府に遊びに来ていますが
一人での甲府のお泊まり生活は初めての事です。7日の昼過ぎにパパに最寄りの駅まで送ってもらい孫と私の生活が
スタートしました。
甲府までの間幾つかの電車に乗り換えて甲府に到着しました。暑い中での移動で多分電車に乗っている間孫は疲れて眠ってくれると思っていましたが、そんな事はなく私に話しかけて来ました。私も疲れたり携帯のLINEで連絡があるのでちょっと孫との会話をしないでいるとママは?パパは?と不安そうな
顔をするので、これは不味い!と思い甲府に着くまで孫との会話を絶やさないようにしてきました。
甲府駅には主人に迎えに来て貰い無事に家に着きました。我が家には何度となく来ていますから慣れたもので元気にはしゃいで遊んでくれていました。みんなが心配している夜が来ました。お風呂に入ってお布団の上で本を読んであげ「さあ~お休みしようか?」と言うと急に「お守りのパパとママの写真は?」とちょっと寂しそうな顔をしました。来る時にママが寂しくなったらこのお守りのパパとママの写真見て頑張ってね!と孫に渡していました。早速出してあげると顔に写真を押し付けてじっとしていました。そんな姿を見るとこの子なりに頑張っているのだ。とちょっと可哀想に
なり、ほろりと私も涙が出てしまいました。
お陰様でそのまま眠りについてくれましたので一安心でした。翌日も私も5歳になって孫と一緒に遊びました。心配した事なく孫は元気に過ごしてくれてパパの出張のお仕事も終わり出張先から約束の日の夜甲府駅にパパが着きました。駅までお迎えに行きパパの姿を見つけると、パパに駆け寄り抱っこしてもらい大喜び。私も息子が来てくれてほっと一息。大きなお役目が終わったと一安心しました。その夜からはパパが孫の
世話をしてますからちょっと肩の荷はおりました。
息子が来た翌日には神奈川に住む娘家族が合流しました。ほっと出来たのも束の間。早速大家族になり賑やかさも倍増。食事の支度から大忙しの日々でした。埼玉の孫を預かって続けての娘家族の帰省体力的にも精神的にもきつい10日間でした。数年前までは私もまだ体力的にも頑張れましたがやはり年には勝てぬ。と言われますが今年はその事を痛感しました。でも娘家族も帰省を楽しみにしていますから来たら楽しませてあげようと思いますし、息子達にお願いされた事は手伝ってあげたいと言う気持ちもありどっちもの気持ちで複雑ですが自分に出来ることはしてあげたいと言う母心の方が強いと思います。
幾つになっても親は子供が可愛くて色々としてあげたいのですね。息子の孫もママの所に着くなり、「山梨楽しかったよ!ぜんぜん平気だったよ!」とママに報告したそうです。安心しました。
皆が帰っていつも通りの二人の生活に戻りほっとしていますが、今年ほど世間で皆さんが言っている「孫は来て良し帰って良し」の言葉を実感した年でした。息子達への任務そして娘家族の帰省等の今年の夏の大仕事が終わってほっとしている私です。

相性に納得です。

相性に納得です。

新海 富美代

7月のカフェ会には新メンバーが参加しました。カフェ会では「運をアップさせて幸せになろう!!」をテーマに皆んなで話しています。いつも参加するメンバーさんがご自分の友達が職場の人間関係で悩んでいて相談を受けたようです。カフェ会に参加していたメンバーさんは新海さんの所に連れて行って上げようと思って私の所を紹介し連れて来てくれました。丁度お連れする方の都合がカフェ会の日と重なり良かったのでカフェ会に参加してその後に相談し占って貰ったらどうかと言う事になりカフェ会参加その後占いという運びになりました。

相談に来た方もカフェ会は初めてなので最初は緊張していましたが、参加メンバーさんのいつも通りの会話や和やかな雰囲気に慣れ緊張していたお顔も和らぎカフェ会を楽しんでくれている様子でした。
カフェ会も終わり本題の占いに入りました。職場の方と上手く行かずその方との相性を見て欲しいという事で開運道オリジナル7項目相性診断をしてみました。占いの結果からお互い相性良く大吉に近い数字が出ました。そこで、相性の良い事を伝え7項目から見る性格や特徴等をお話しして、その点からその方と上手くいく方法等をお話しさせて頂きました。木火土金水の五行から見てお互い欠けている部分もあるのでその点もお話をさせて頂きました。
しかし、何となく納得していない様子が見えました。私としてはここに来て下さった方には、問題や悩みを解決して明るく前向きになって帰って欲しいと言う願いがありますので、その方にまだスッキリしていないみたいねと話し、では易占にて聞いて見ようかと言う事で易を立て聞いてみる事にしました。
すると、易ではその方が環境的に大変な所に置かれている様子やその方のおしゃっている様に相手の方の様子が出ました。そこで、その方にその事をお話しして「あなたの気持ち大変ね~易に出ていますよ。」と話すとその方は涙をポロポロとこぼしました。
そこで、実状を理解して差し上げ七項目相性診断内容に戻り易で出た事を相性の利点を利用し上手くコミュニケーションを取る所から始めたらと幾つかの方法をお話ししました。すると以前もその方法でコミュニケーションを取ろうと思った事があったのだけれどやり過ごしていたと言われました。お話しの後納得した様子で「分かりました。やってみます。」と言われお顔に光が差し込んだみたいで明るいお顔になって帰って行かれました。
私は、良かった今回も明るく前向きになって帰って行って貰えたと胸をなでおろしました。その翌日、お連れして下さった方より連絡がありました。昨夜彼女から「私は相手ばかり責めていましたが、新海さんに言われた様に自分では気づいていない欠けている部分がある事も分かりました。相談して良かったです」と言って来たそうです。その事を聞いてまた一段と嬉しくなりました。
人のお役に立てた事、少しでも幸せになって貰える様に出来た事に、また一層頑張ろうと思いました。カフェ会を継続していて参加して下さるメンバーさん
から他の人へ今回の様に一人でも多くの方にカフェ会や運をアップして幸せになりましょう!という事が伝わって行ってくれたらと願っています。

君子蘭を楽しんでいます

君子蘭を楽しんでいます

新海 富美代

先日フッと気が付きました。4月に家の中に置いていた鉢物類を外に出しましたがその中に君子蘭があります。君子蘭には申し訳ありませんが余り関心が無く家の隅に置き、気にも留めておりませんでした。その君子蘭が見事な花を付けて綺麗に咲いていました。季節外れですが、見事に咲いているので思わず玄関の正面に持ってきて来て下さるお客様の目を楽しませてくれています。
今年は異常気象の為夏の花々が上手く咲かずに綺麗な花を咲かせず玄関の賑わいを欠いていましたが季節外れの君子蘭の花のお陰様で玄関を賑やかにそして綺麗に咲き皆さんを迎えてくれています。
この君子蘭ですが私の主人の母が好きで幾つも手入れをして大切に育てていました。7年前にその母も亡くなりその時に母が大事に育ていた君子蘭の花の鉢を一つ頂いて来ました。母の形見でもあるかなと思いながら冬になると家に入れてお子守りはしていました。貰ってきてから忙しさもあったり秋の花の植え替えとその植えた花が終わり5月連休明けに夏の花を植え替えるのですが、それに追われて鉢物まで手が回らず置き去りになっている事が多かったのです。昨年の秋に思いきって君子蘭の花の植え替えをしました。その後冬には家に入れてこの4月に家の隅にいつも通りに置いていました。
すっかり君子蘭の事を忘れていましたが、家の周りを歩いてみると、綺麗に咲いている君子蘭を見つけました。何だか君子蘭が私を見てって言っている感じでした。君子蘭は義理母が大切にして好きな花でしたから義理母がその君子蘭に成り代わりそっと私達を見守ってくれているのかなと思いました。
義理母の命日は7月11日です。亡き義理母がこの君子蘭を通して母親としていつまでも見守っているよ。とのメッセージかも知れません。季節外れの君子蘭の花を咲かせて私たちに気づかせてくれたかも知れませんね。いつも私達の事を気に掛けてくれているご先祖様は有難く大切にして行かなくてはと思います。季節外れの君子蘭の花を通してご先祖様を思う機会を頂きました。梅雨寒で気温も低いため君子蘭も綺麗に咲いてくれています。今年の異常気象は君子蘭にとっては良かったのかも知れませんね。もうしばらく君子蘭の花を楽しめそうです。

丹精込めた桃への想い

丹精込めた桃への想い
新海 富美代

4月に見事に咲いた桃の花がこの時期に大きな実を付けてたわわに実るのですが今年はどうも様子が違います。例年ですと4月花の咲いた後から何工程もの作業を農家の方々は行いこの時期にその努力が実ってたわわに甘い香りをただ寄せながら大きく実った桃を収穫する喜びを感じることが出来るのですが、今年は桃の花が咲いている時に季節外れの雪が降り、またこの異常気象の為にアラレが3回も降り桃にアラレが当たり沢山の桃が傷ついてしまいました。
農家の方々が丹精込めて作り上げた桃が一瞬のアラレにより最高の品質である規格から外れて出荷出来ない様になってしまったのです。自然との闘いの仕事ですから本当に大変だと思います。このアラレ被害も地区によりけりで、被害が無い所もあれば、全滅した所もあるようです。
私も知人に毎年贈りをさせて頂いてます。桃の種類も幾つかあり好き好きですが私は「浅間白鳳」と言う桃が一番美味しい様に思いますのでいつも通りにお願いをしました所、お願いした農家は全滅と言う事で送って頂く事は出来ませんでした。急遽違う農家の方にお聞きした所その農家の家はアラレ被害がほとんど無かったみたいでした。この自然災害も所を分けて起きたようです。私は幸い被害の無かった農家の方にお願い出来て送る事が出来ましたから有難い事ですが、被害に遭われた農家の方には本当に気の毒な話です。聞くところによると、桃農家として全くの収入が見込めず共済を掛けていたから共済から出るのを頼りに今年度は生活して行くと言う方もおられる様です。
一年精魂込めて作り上げて来ていざ収穫という時に自然災害に遭われたこと本当に大変な事だと思います。救済策として桃には傷はあるものの甘さや美味しさには全く問題なく大自然の恵みであり農家の方々が丹精込めて作って下さった桃ですから美味しく頂けますので規格を下げて販売される様です。大自然の恵みでもあり農家の方々の為にも傷ついた桃ですがいつも通りに頂かせて貰おうと思います。一生懸命頑張っていても不意の出来事で努力が実らない事も多々あると言うことを感じます。自然災害に遭われた農家の方が来年の桃作りを辞めるかと言うとそんな事はなく又翌年には一からやり始めるんですよね。
これから夏本番農地に出て暑い中汗だくで働く訳ですから凄いです。お年を取られた農家の方もいて後継者がいない中頑張っている方もいるのでそのような方を見ていると頑張らなくてはと勇気を頂きます。今年は桃を頂く時はいつも以上に感謝して味わって頂きたいと思います。山梨から全国に今年はこの様な理由でちょっと傷のある桃が届くと思いますが甘さや美味しさには変わりありませんので農家の方々が丹精込めて作った甘い桃を是非に召し上がって頂きたいと思います。

夏越の大祓い

夏越の大祓い

新海 富美代

6月29日、私の崇敬している神社で大祓いのお祭りがありました。又は夏越しの大祓いとも呼ばれており、半年の厄を落として新たな半年のスタートをきろうという意味があるようです。本来ならば6月30日という事のようですが私の崇敬している神社では6月の最終土曜日となっております。土曜日だと、遠くに住んでいる子供や孫達もお祭りに参加出来お詣りして神様のお力を頂けると言う事で地元の方々の要望もあり6月の最終土曜日に開催されるようになりました。我が家もその日神奈川に住む娘家族が来て一緒にお詣りさせて頂きました。午後1時から祭典は始まっておりますが夕方から出掛けてお詣りをしました。
神社の階段を上ると神社の社殿前に茅の輪が作られていました。茅の輪をくぐる事により今までに溜まっている罪・穢れを払いのけてくれるといわれています。私は今まではただ1回くぐっていましたが、茅の輪の正式なくぐり方に書かれているように今回は正式なくぐり方をしてみました。どの様にするかと言うと、先ずは茅の輪をくぐり左側に回って元の位置に来て次にまた茅の輪をくぐり今度は右側に回って元の位置に来たら、最後もう一回茅の輪をくぐりまっすぐに通り抜けます。合計3回くぐる事になります。3回くぐりながら自分に付いた罪・穢れを茅の輪に受け取って頂くのだなと思います。私も孫にその様な話をして一緒に罪・穢れを取って頂こうね。と茅の輪をくぐりました。
その後社殿に上がり神主さんのお祓いを受けました。お祓いの後に神主さんから講話がありました。この中で参考になったりちょっと面白いお話がありました。大祓いとは先に書きましたが罪・穢れを取り今年の後半のスタートをきると言う事、もう一つはこれから来る夏の暑さを乗り切るためのお祓いの様です。私もお陰様で毎年お詣りをさせて頂いてますので今まで無事に夏を過ごさせて頂いております。こんな話から神主さんが話を始められ「皆さんは神社にお詣りした時に神社の鈴を先に鳴らしてからお賽銭をいれますか?それともお賽銭を入れてから鈴を鳴らしますか?どちらですか?」と聞かれました。結果的にはどちらが正しくてどちらが間違いと言う事はない様です。神主さんがおっしゃるには順番としてお賽銭を入れてから鈴を鳴らしてお詣りをした方が良い様です。先ほどの茅の輪をくぐり罪・穢れを取って頂くように、お賽銭に自分の罪・穢れを入れて神様に受け取って貰うと言う考え方もあるようです。お賽銭を入れて清まった所でお詣りをすると言う事なのかもしれません。私も長年神社詣りをさせて頂いておりますがお賽銭に自分の罪・穢れを入れて神様が受け取って下さると言うお話は初めて聞きました。これからはお賽銭を入れる時にはこの事を意識したいと思いました。今年も夏越しの大祓い祭に娘家族と共に無事にお詣り出来て、神様から沢山のお力を頂き暑い夏を乗り越えられ、後半の半年も無事に過ごせる事が出来ると思います。

「積徳の教え」について。

新海 富美代

今月のカフェ会は私の都合で第2週の水曜日に行なう予定でしたが初回開催以来初めて参加者が一人となってしまいました。そこで、今回参加される方は「占い」に興味があり月一で趣味程度に私の所に来て私と一緒に勉強していられる方なので、今回のカフェ会は私と一緒に勉強会しようという事になりました。
カフェ会で、私は「徳」を積むと人生幸せになれる様ですよと、「積徳」についてお話をしました。色々と読んでいる本の中で立派な方や色々に成功している方々が皆さんおっしゃっていますよと話しました。すると彼女は「徳」を積むとはどういうことですか?と聞いて来ました。私は「徳」を積むとは日々の暮らしの中で良い事をしたり、人様に優しくしてあげたり喜んで頂いたりお役に立つ事等をして差し上げる事かな?と思っていますと私の思っていることをお話ししました。そして皆さんが貯金をして貯金通帳にお金を貯めて行くように良い事をしたりして「徳」を徳通帳に貯めて行くと徳が貯まりその「徳」が多くなると自然と自分も幸せになっている様に思います。色々読ませて頂いた書物にもその様な事が書かれていました。そう彼女に話すと彼女曰く、私は全くそう言う事も考えた事が無いし、そう言った事もして来ませんでしたと言われました。
どうしたらいいのでしょうか?と聞かれ、私は改まった事など考えずに先ずはご主人に対して良い事をしてあげたらどうですか?例えば仕事に出掛ける時に玄関まで送り「気を付けて」と一言添えて優しく見送ったりしてみては如何でしょうか。簡単な事一つでもしてあげご主人が気持ち良く仕事に出掛けられたら良いですよね、等いろいろお話をしました。この様に小さな事を繰り返しやっていくと色々と気づいて人様に喜んで頂く事が出来る様になって自然と「徳」積みが出来てくると思います。私の経験も含めながらいろいろな話をしていくと、彼女も参考になった様で自分の知らなかった事、気づかなかった事を知り、彼女は今日来て本当に良かったと言ってくれました。冗談めいて私が今日のカフェ会に皆さんが来れませんでしたが、お一人でも来て下さったプレゼントかもしれませんね。と笑いながら話しました。
いつもカフェ会では「運をアップし幸せになって行きましょう」をテーマに話しています。参加された方が少しでも参加してその場で得た事を基にして幸せになって頂きたいと思いながら開催しています。今回のカフェ会(勉強会)に参加してくれた彼女が少しでも幸せになる一歩にしてくれたら嬉しいです。私の所に来て下さる方々(整体・占い・カフェ会)が幸せになって頂ける様にこれからも努力して行きたいと思います。

音楽法話コンサート

音楽法話コンサート

新海 富美代

先日全国各地で音楽法話活動を展開する臨済宗妙心寺派僧侶による音楽法話コンサートに行ってきました。この音楽法話バンドとのご縁は10年ほど前になります。地方新聞のお知らせコーナーに音楽法話バンドの記事が載っており希望者は入場無料で事前申し込みのみでOKとの事だったので、私は早速連絡先の甲府市内の臨済宗妙心寺派のお寺に連絡させて頂き、初めての音楽法話コンサートを体験させていただくことが出来ました。そのコンサートは2年おきになさっているようで私が初めてご縁を頂いた時は2回目のコンサートのようでした。演奏なさったのは遠くの県などからも来られた僧侶様5名で、その内の一人がその時連絡させて頂いた甲府の臨済宗妙心寺のご住職小澤泰崇様でした。甲府で行ったその時のコンサートはやはり小澤様が中心となって企画されたようです。そしてそれぞれ5人の方々のところにも行ってコンサートをされているという事でした。
音楽法話コンサートは音楽を通して仏教の教えを説いたり、心の持ち方や生き方等を僧侶様が語りその伝えたい事を曲にし、ピアノ・ヴァイオリン・ギター・パッカションに合わせてしっとりと歌って下さいます。時には烈しく力強い曲もあります。2時間半のコンサートが終わる頃には、心も癒され心落ち着き穏やかな仏様の御心を頂いたように幸せな気持ちになります。私はこの感動が忘れられず入場整理券を送って下さった小澤泰崇ご住職に感謝のお手紙をお出ししましたら、有難い事に小澤ご住職様からも心温まる返信のお手紙を頂き一層感激しました。そしてこの素晴らしい方とのご縁は現在に至っております。2回目のコンサートより回を重ね、今まで甲府でも5回開催されました。
皆さんに感動を与えて下さったのか、回を重ねる毎に入場者が増えて今では会場に入りきれないくらいの方が来られています。私も勿論毎回毎回楽しみで、開催される事が決まると必ず小澤ご住職様の方からお知らせを頂きコンサートに行かせて頂いております。本当に有難い事です。人の心に感動を与えて下さるのを人は求めていると思います。本当に回を重ねる事に入場者が増えていきました。
しかし始めての開催から10年が経った時に、メンバーの僧侶様がそれぞれ重積を担うお立場になられたので、このコンサートも開催が厳しいとの事で、10年で一区切り付けるという事になっていました。ところが皆さんからの要望が強かったのか、その2年後の今年6月2日に今回は5人の僧侶様は全て揃わず3人での僧侶様とお手伝いの方が加わり開催される事となりました。私としては前回で一先ず終わりと思っていましたから、今回も小澤ご住職からご案内のお知らせを頂いた時は驚きと嬉しさで一杯でした。今回は「祈り」”瞳閉じたら風の、星の、歌が聞こえる”というテーマでコンサートが開かれました。皆さんも私同様に今回のコンサートは思いもよらない開催に喜んだ様で会場一杯の入場者でした。余りにも早くから開場を待たれる方が多く、開場時間を繰り上げてのコンサートとなりました。
コンサート内容もテーマが「祈り」ですから亡き人を思い出し思ってあげる様な曲でした。実はこのコンサートに私は一緒に連れて行ってあげたい富山の大親友がおりました。彼女は昨年10月に思いもよらない潰瘍性大腸炎をこじらして短い間に最愛のご主人を亡くして悲しみにくれていました。是非彼女に聞いて貰い心を癒して欲しい!と思ってお誘いしましたが、ご主人の月命日と重なり来る事が出来ず残念でしたが、様子を教えてさしあげました。彼女はとても喜んでくれました。今回の2時間半のコンサートは「良かった!!」の一言です。とっても心が幸せになりました。
毎回毎回ご案内頂いたりコンサート終了後にお礼のお手紙を差し上げるとお忙しいご住職様がご丁寧に優しく温かい言葉のお手紙を私に下さる事に本当に嬉しく有難くご住職様に感謝の気持ちでいっぱいです。良い方とのご縁を頂きました。ありがとうございます。