第300回 幕末史研究会のご案内-小美濃清明先生

    友を悼む

 自ら主宰の幕末史研究会第三百回記念講演を無事に終えたわが親しき友・小美濃清明氏はこの日からわずか12日めの5月5日(木)朝、ご自宅で心筋梗塞に襲われて急死、胃の摘出手術(胃ガン)を一週間後に控えての壮絶な最期、まだ70代の若さでした。本人としてはまだまだし残した仕事があるとはいえ、坂本龍馬研究の第一人者としても功成り名遂げ、長年に渉って幕末史研究会を牽引してきた努力をみても、その生涯に一点の曇りもなく悔いのない人生とも思えます。この小美濃氏の実績と功績は、末永く人々の記憶に残って語り継がれることと信じます。私としては古文書研究会の仲間として共に学び、友人としては共に取材し共に旅をして苦楽を共にした仲間としてその早すぎた逝去を惜しみ涙して痛み、その遺志は我々が必ず継ぐと約束した上で、安らかに穏やかにと心からご冥福を祈ります。

 僭越ながら友人を代表して・・・花見正樹

    2022年4月23日(土)第三百回幕末史研究会会場にて。

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2022年4月23日(土)14:00~2時間ほど予定 (開場・受付開始13:30)

講演 小美濃清明先生 (幕末史研究家)

「土佐藩15第藩主・山内容堂の実像」

侯爵山内家家史編集所、そして土佐史団会の平尾道雄先生資料を使い容堂の実像を検討いたします。

小美濃清明(おみの・きよはる)

1943年・東京生まれ。

宮地佐一郎氏に師事して坂本龍馬研究を進める。

幕末史研究会代表。

著書に『坂本龍馬と刀剣』『坂本龍馬と竹島開拓』(新人物往来社)、『宮地團四郎日記』(右文書院)、

『坂本龍馬の遺言』(藤原書店)、『坂本龍馬大鑑』(KADOKAWA)など。

開場 新宿歴史博物館・講堂

JR四谷駅より徒歩約8分 電話03-3359-2131

東京都新宿区四谷三栄町12-16

下記e メールに開催日の前日までにお申し込みください。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、席数が限られておりますので必ず事前予約をお願いします。

幕末史研究会 bakumatsushi@gmail.com

電話050-7124-8503