56-山形県「鈴立山若松寺」

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開運スポット巡りー56

縁結び・永代供養・
山形県天童市の「鈴立山若松寺」は、寺歴によると、今から約1300年前の奈良時代、の和銅元年(708)に行基菩薩が開山した霊場です。
その後、150年ほどを経た平安時代の貞観二年(860)に、慈覚大師(円仁和尚)が当山の山頂付近にあった御堂を現在の地に移して、大規模な造営工事をしして現在のような伽藍配置をしました。
慈覚大師は、山寺の立石寺を開山された方で、この時期に奈良仏教の法相宗から平安仏教の天台宗となり、開山が行基菩薩、中興の祖が慈覚大師として祀られています。
室町時代には西国の観音巡礼信仰が東国にも普及し、最上三十三観音札所の第一番に位置づけられていて、現在も毎年多くの巡礼者が訪れています。

江戸時代には観音堂を大改修し、三代将軍徳川家光が御朱印として保証しています。
若松寺は、「縁結び」観音として知られ、旧正月に行われる「鬼やらい」は「色力安穏」と いう人間の本願を祈念する行事として有名です。
また、縁結びの若松寺で結婚式を挙げると、末永く夫婦円満との説があり、ここでの挙式もお勧めです。

所在地・アクセス
鈴立山 若松寺
山形県天童市大字山元2205-1
電話・023-653-4138
Fax・023-653-2700
JR「天童駅」から車で15分。