84-熊本県・青井阿蘇神社

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開運スポットは、現地に行かなくても体感できることをご存知ですか?
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これからは、開運道HP上のパワースポット巡りをお勧めします。
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それに、開運村の拠点である花見サロン自体が、築地本願寺を見下ろす絶景のパワースポットで知られているのです。
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心霊研究の第一人者が推す

開運スポット巡りー84

小林 永周

 

縁結び、商売繁盛、新規開拓
84-青井阿蘇神社(人吉市)

地元では「青井さん」と呼ぶ熊本県人吉市の青井阿蘇神社は、神社そのものが国宝に指定されています。
本殿、廊、弊殿、拝殿、楼門 この5棟が全て国宝に指定されているのです。もっとも、熊本県内の国や県指定の社寺建築物の9割が球磨地方に所在しているのですから、歴史の重みを感じます。
青井阿蘇神社は、熊本県を代表する建造物で、熊本県初の国宝となっています。
青井阿蘇神社は球磨地方の鎮守として、今から千に百年以上の806年に創建されました。球磨地方の人々の厚い信仰を集め、中世以降は人吉城主・相良氏の氏神様として崇られました。

現在の社殿は、江戸時代の初期に建立されたもので、傾斜が急な萱葺(かやぶ)き屋根が特徴で、極彩色を用いた彫刻や模様は桃山様式といわれ、本殿、幣(へい)殿、拝殿が連なっている景観は見事なほど芸術性に富んでいます。
青井阿蘇神社の社殿群は、意匠も統一性が高く、桃山時代の華麗な装飾性を取り入れていて、球磨地方の、近世の社寺建築の手 御祭神は、初代天皇である神武天皇の孫にあたる健磐龍命(たけいわたつのみこと)、その妃の阿蘇津媛命(あそつひめのみこと)、お二人のお子である國造速甕玉命(くにのみやつこはやみかたまのみこと)の三柱の神々が祀られています。
この三柱の神々は、広大な阿蘇の原野を開拓して、阿蘇山のふもとにある阿蘇神社の御祭神十二神を代表して、その分霊が、重陽の日9月9日に青井阿蘇神社に祀られた故事があり、ご利益は、縁結び、子宝授受、商売繁盛、新規開拓、などです。
阿蘇神社の御分霊をお祀りした神社は、九州だけでも509社あり、全国では523社に及びます。この青井阿蘇神社は、古代中国の風水思想に則って、四神の霊獣に護られた地としてここを選んで建立されています。
風水思想の「四神相応(ししんそうおう)」とは、東の川に棲む青龍(せいろう)、南の池に棲む朱雀(すざく)・西の道に棲む白虎(びゃっこ)、北の山に棲む玄武(げんぶ)という霊獣です。
京の平安京も同じ考えから創られた都で、東に川、南に池、西に道、北に山で囲まれた地こそが四神に護られた吉祥の地となります。京の都は、東に鴨川、南に巨椋池、西に大路、北に北山となり、青井阿蘇神社は東に球磨川、南に蓮池、西に大路、北に村山と、四神相応の地に創建されています。

神社脇の駐車場に車を置いて、神社南方の蓮池にかかる赤い太鼓橋を渡りながら眺める景色は絶景、楼門もまた見事・・・楼門の欄間の彫刻物の見事さは目を見張り、昔の職人さんの芸術心に感嘆するばかりです。
建立物全体が国宝になった理由に、社殿を含めてあちこちに見られるこの見事な彫刻が後押ししたとも思えます。
境内には鶏が放し飼いで遊び、御神木の楠木が空にそびえ、桜の樹木が葉を茂らせていなすが、春には桜の名所となるのも当然、ここに参拝するだけで無病息災、そんな気分になれます。

アクセス
所在地
〒868-0005 熊本県人吉市上青井町118 MAP
JR肥薩線人吉駅から徒歩5分
人吉ICから車で10分
駐車場あり。